大阪など明けの空に輝くサンピラー(太陽柱)が出現
2022年12月31日(土)7時35分 ウェザーニュース
2022/12/31 07:34 ウェザーニュース
今日31日(土)朝は大阪や兵庫などでは、穏やかな日の出を迎えました。昇る太陽から上に向かってオレンジ色の光の帯が伸びる様子が見られています。
これはサンピラーまたは太陽柱と呼ばれ、日の出や日の入りの時、太陽から垂直に炎のような光芒が見られる現象です。
サンピラーの仕組み
サンピラーの仕組み
サンピラーは空気中に浮かぶ六角形の板状の氷の結晶に太陽の光が反射することで見られますが、氷の結晶の向きが揃っている事が条件になります。
空気がよく冷えていて、上空の風が弱い時に空気中の氷の結晶が豊富で向きも揃いやすく、サンピラーが見られることがあります。光の柱のように見えることから「太陽柱」とも呼ばれることがあります。
年越し準備がはかどる天気
近畿は日差しが届き、穏やかな大晦日となります。ただ、空気は冷たく、昼間も気温があまり上がりません。
コートに加えて、手袋やマフラー、カイロなど小物も上手に使って、暖かくしてお過ごしください。
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)