上田晋也が自分の20代を振り返り、若者に捧ぐメッセージ「赤面」 成人を迎えた皆さんへ 後書を特別公開

2024年1月9日(火)15時46分 PR TIMES

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『赤面 一生懸命だからこそ恥ずかしかった20代のこと』(2023年11月発売)は、上田晋也さんが自分の恥ずかしい20代を大いにさらけ出し、若者たちに「失敗を恐れるな!」というメッセージを込めた作品です。

『経験 この10年くらいのこと』『激変 めまぐるしく動いた30代のこと』そして今度はどんな話を聞かせてもらえるのか!
最新刊は上田晋也さん、イケイケな学生時代からのお話です。
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上田晋也さんが大学に合格し、ついに九州から上京!そして順風満帆の大学生生活……となるはずが??どうやって芸人の道を目指したのか。相方有田さんと、コンビを組むきっかけって?当時の情景が思い浮かぶくらいのリアルな文章で、何だか我々もタイムスリップして、恥ずかしくなってしまいます。

コント山口君と竹田君の付き人時代の話、その時代に渡辺謙さんと出会ったこと。同時期に3人の女性とお付き合いして、失敗したこと。一時期合コンにハマりまくっていた有田さん、『FRIDAY』に3週連続で写真を撮られたりしていたが、有田主催の合コンでは一切モテなかったこと。アンジャッシュ・児嶋さんと、有田さんの彼女をナンパしてしまったこと。アンタッチャブル柴田さんと映画を見て泣けなかったこと。歴代彼女のやばめエピソードの数々。爆笑問題田中さんを愛を持ってナメきってる話。

上田晋也さんの声が聞こえてきそうな魅力溢れるエッセイは、読み始めから、声を出して笑えます。そしてとっても恥ずかしい!若気の至りとはいえ、よくもまあ、本に書いてくださいました。

今から走り出そうとしている若者たちに是非読んで欲しい!という、上田晋也さん、編集担当の想いから、成人の皆さんを祝して 後書を全文公開します!
20代ではない人は、昔を懐かしみながら読んで頂きたいと思います。


後書

20代の頃を思い出すままに書いていたら、期せずして赤面するようなエピソードばかりになった。
 でも、よくよく考えてみたら、赤面とは、一生懸命だからこそ起こってしまう現象なのではないだろうか? 親の庇護の下にあった状況から飛び出し、右も左もわからない東京に出てきて、初めて女の子とお付き合いをし、何も知らないお笑いの世界に飛び込み、なんとかそこに馴染もう、成功しよう、と一生懸命だったがゆえに、赤面するようなことになったのではないか、とも思う。
 先の見えない日々だったが、不思議と不安にはならなかったし、なんの裏づけも根拠もなかったが、夢、希望、自信に一番満ち溢れていた10年間だったと思う。仕事もお金もなかったが、ない時のデートや遊びのほうがドキドキしたし、いろいろ工夫して楽しかった。毎日のように芸人仲間とバカっ話をしたり、お金のかからない遊びをなんとか考え出したりして、本当に楽しい日々だった。
 年を重ねると、いろんなものが少しずつ見えてくる。何が見えてくるかというと、きっと現実が見えてくるのだろう。
 そしてそれは、夢や希望とはきっと真逆のものなのだろう。だから若いうちは、現実なんて見なくていいと思う。現実が見えていないのは恥ずかしいことだ。でも、恥ずかしくて大いにけっこうじゃないか。若さとは恥ずかしいものだ。
 でも、恥ずかしいからこそ、勢い、エネルギー、パワーがあるし、まぶしく、羨ましく見えるのだ。どんどん恥ずかしい思いをして赤面したらいい。別に先輩ヅラをしてるつもりもない。かく言う私も、未だに赤面するようなことばかりだから。赤面が一生懸命生きていることの証であるならば、これからもどんどん赤面していきたいとさえ思っている。ただ、勢いもエネルギーもパワーもない、ただの赤面は嫌だなぁ。その危険性大いにあるなぁ。

                          「赤面」 後書より 


『赤面 一生懸命だからこそ恥ずかしかった20代のこと』目次

前書
順位   心を乱されるファンレター
統一   決して間違えてはいけない
予知   高尚な力
始動   薔薇色のキャンパスライフ
応援   貴重なファンレター
失態1 大都会・新宿で夕食を
失態2 牛丼と井の頭線
失態3 標準語と熊本弁の境界
夜会 最後の一人にだけは……
勧誘 アンジャッシュ・児嶋と初めてのナンパ
聴取 午前3 時の職務質問
違反 会ってはいけない子
映画 アンタッチャブル・柴田と『タイタニック』
純粋1 彼女のファッションセンス
純粋2  彼女の相談相手
純粋3  予想を超える彼女
異臭   有田のレベチな屁
夢中   恋に溺れて
先輩   爆笑問題への本音
熱狂   最初のファン
後書
有田殺人事件
序文




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『赤面 一生懸命だからこそ恥ずかしかった20代のこと』
著:上田晋也

定価:1,650円(税込) 発売:ポプラ社
くりぃむしちゅー上田晋也が20代の頃の赤裸々すぎる書き下ろしエッセイ!一番、夢、希望、自信に満ち溢れていた10年間。
突っ込みだけのネタ「有田殺人事件」収録!



https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/8008424.html

[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/31579/753/31579-753-c136a8869760d873aab2d8058f95feaf-1800x2700.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]撮影:有泉伸一郎
くりぃむしちゅー 上田晋也 (うえだ・しんや)

1970年5月7日熊本県生まれ。血液型はO型。
ナチュラルエイト所属。お笑いコンビ・くりぃむしちゅーの突っ込みを担当。バラエティ番組にとどまらず、クイズ番組やスポーツ番組など、数多くの番組で切れ味鋭い突っ込みを入れながら活躍中。趣味は、読書、美術鑑賞、映画鑑賞、スポーツ観戦など。著書に『経験 この10年くらいのこと』『激変 めまぐるしく動いた30代のこと』(いずれもポプラ社)がある。

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