NPO法人結び手 南インドNGO5団体を訪問、協業決定

2024年1月10日(水)11時17分 PR TIMES

結び手代表理事福岡は南インドNGOコミュニティのコンサルタント・アドバイザリーとして、チェンナイ周辺で活動するNGO5団体を訪問しました。

2023年12月27日から2024年1月2日の日程で、結び手代表理事福岡洸太郎が南インドNGOリーダーズコミュニティTSINN(The South India Neighbourhood Network)に所属するNGO4団体と他1団体を訪問し、具体的な協業内容を決定しました。


こちらでは、今回の福岡のNGO訪問に関する詳細とその際になされた決定、今後の展望についてご紹介させていただきます。
結び手がTSINNのコンサルタント・アドバイザリーに就任し、参画を決定した際の詳細については以下( https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000122032.html )でご確認頂けます。


[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/122032/9/122032-9-d7e03191f0a8d7c06351b8c38b008a41-1280x582.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]現地の村人に温かく迎えられる福岡

・現場を訪れ、現場の声を聞き、現状を理解する
結び手代表福岡は12月27日から1週間の日程で、TSINNに所属するSocial Action for Value Education (SAVE) Trust、Anbukkarangalin Adhravu Trust (AKT)、Society for Urban, Rural Economic and Socio Habitation (SURESH)、Share Jesus Word Ministriesの4団体と、TSINNには属していないSUYAM Charitable Trustを含め、計NGO5団体を訪問しました。


訪問の目的は、結び手がNGOと日本人・日系企業間の橋渡し役を担うにあたり、NGOが共に「外部環境が理由で努力できない人を無くす」ために信頼して協業できるかを判断することでした。
実際に各NGOの活動拠点や活動地を案内される中で、各NGO代表から活動目的、資金調達方法等の活動詳細、運営上の課題を聞きながら個別に協業の可能性を確認しました。
加えて、福岡自身が現地の方々と直接交流し、現場の生の声に耳を傾け、現状を肌で感じることができました。


[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/122032/9/122032-9-6abdc3cde0d1d14dd158e5541829a691-3840x2160.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]現場の先生から話を聞く福岡


・課題解決に向けた具体的な支援の決定
この度の訪問により、各NGOが長年の努力で獲得した地域との繋がりと信頼を大切にしながら、女性への職業訓練の提供や児童塾の運営などを通して精力的に現場で活動していると認識できました。
一方で、多くのNGOが「現場に課題は山積しているものの、活動資金が足りないため、放置せざるを得ない」という課題に長年直面しており、結び手を通した資金調達を中心とするサポートの必要性が高いということも再確認しました。


そこで結び手は訪問中に以下2件の具体的なNGO支援を決定しました。
まず、結び手はSocial Action for Value Education (SAVE) Trustとアメリカの財団の間のコミュニケーションをコーディネートします。
当NGOは無償のパソコン教育の提供を通した女性の経済的自立支援や、スラムでの児童塾の運営による教育の拡充に長年従事してきたチェンナイで活動する団体です。当NGOは「スラムに教育施設を作りたい、建築場所も既に決まっているが費用だけがない」という悩みを長年抱えていました。そこで結び手は、以前から交流がある「教育施設を建てたいが、信頼できる団体を見つけられない」と悩むアメリカの支援財団に当NGOを紹介することを決定しました。


[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/122032/9/122032-9-aee3e70809fd7d5cb623133060fd8b0f-3840x2160.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]教育施設建築予定地の前で談笑するMr.S.Baskarと福岡


次に、結び手は日本の教育現場で不要となった備品を頂き、Society for Urban, Rural Economic and Socio Habitation (SURESH)が支援するベッロールの公立学校に提供することを決定しました。
近年、日本では少子高齢化が進み、備品が余り始めている教育機関が増えています。一方で、インドの公立学校では備品を含む教育道具が十分ではない現状があります。そこで、結び手が国際教育をしてる日本の学校から使わない備品を無償でいただき、インドの公立学校の送料負担で、インドの公立学校に教育道具を届ける予定です。


[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/122032/9/122032-9-50368d6ba91262404f833f67cb3b6d1d-3840x2160.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]備品提供を決定した公立高校の生徒たち

・今後の展望
今後、結び手は上述の支援の実行だけではなく、この度協業可能と判断したNGOが日本企業へアクセスできるよう、共にプロジェクトを作り、日本の助成金申請サポートや在インド日系企業向けのCSRプロジェクト提案を実施する予定です。
また、チェンナイを中心としたCSR活動先NGOの決定に困難を抱える日系企業に、結び手が直接信頼できると確認したNGOを紹介し、日系企業のインドにおける社会的な価値の向上と課題解決をサポートします。
結び手は自らが現場で活動するだけではなく、支援をしたい企業と支援を求めるNGOを繋げることで、「外部環境が理由で努力できない人を無くす」という課題解決を進めていきます。


[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/122032/9/122032-9-68b2bf5c1c0be310ae95e7259b2c9ee1-2048x1152.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
NPO法人結び手とは
NPO法人結び手は、「世界から外部環境が原因で努力できない人をゼロにする」をミッションとして2021年に設立され、インド国内7地域で25団体以上と共に活動を展開するNPO法人です。ビハール州・ラジャスタン州を中心に830名の子ども達に勉強する機会を提供しています。インド在住の代表福岡を初めインド国内で国籍を問わず課題解決することを目的とするNGO団体です。
Mail:mailto:info@musubite.org
代表 福岡
https://www.musubite.org/

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