2020年の仮想通貨はどうなる? ビットコイン半減期、イーサリアム2.0...

1月11日(土)7時0分 J-CASTニュース

2020年の仮想通貨は…

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価格変動が激しく、先行きが見えにくい——。

そんな特徴を持つ仮想通貨だが、2020年は節目となるビッグイベントを多数控えている。注目すべきイベントについて紹介していく。



ビットコイン半減期、過去2回は上昇傾向



最も価格上昇が期待されているのが、2020年5月に半減期を迎えるビットコイン(BTC)だ。


半減期とは、仮想通貨取引の検証・承認作業を行う「マイニング」の作業報酬が半分に減額される時期を意味する。仮想通貨は発行上限が定められているため、マイニングを行うマイナーに支払われる作業報酬が減額されることで、通貨自体の希少性が高まり、価格が上昇しやすくなるのが特長だ。


ビットコインの半減期は今回で3度目。今回の半減期では、12.5BTCから半分の6.25BTCになる。過去2回(2012年、16年)の半減期では、値上がりする動きを見せ、12年は価格が10ドル以下から100ドル以上に上昇。16年は、400ドルから、ピーク時には720ドルまで値を上げている。ビットコインは、半減期の1〜3カ月前から価格が上昇する傾向があり、今回も2020年1月から4月にかけて価格が上がる可能性はある。


専門家の間では、半減期を巡って「価格上昇は確実でない」などと憶測が飛び交っているものの、米国とイランの関係悪化などに影響して、価格が変動しており、そうしたファンダメンタルズも追い風となって、執筆時点(1月8日)の8302ドルから価格が上がることは想定できそうだ。(編注:その後下落し、10日午後時点では7700ドル台を推移している)



アルトコインにも注目イベントが



ビットコイン以外の仮想通貨「アルトコイン」にも注目銘柄がある。


筆頭格は、ビットコインに次ぐ時価総額を持つイーサリアム。イーサリアムは、仮想通貨のブロックチェーンにどのブロックを新しく追加するか合意形成する方法「コンセンサスアルゴリズム」を、計算量で図る「プルーブオブワーク」(PoW)から、コインの保有量で決める「プルーフオブステーク」(PoS)へと移行する「イーサリアム2.0」を、7月末頃に予定している。


イーサリアム2.0は、「セレニティ」とも呼ばれるアップデート。イーサリアム発案者のヴィタリック・ブテリン氏は「セレニティが完了すれば、イーサリアムの価格は上昇するだろう」と発言しているように、アップデートによって価格が上がる可能性はゼロではない。


日本国内でも支持者が多いリップルも気になる銘柄だ。発行企業の米リップル社は、数多くの銀行・金融機関と提携しており、提携企業数は200社超。投機のための購入が主だが、実需の増加に伴って、現在の下降トレンドから上昇トレンドに転じる可能性はゼロではない。


仮想通貨は、不確定要素が多く、アップデートなどが価格に直接影響するかは確証しづらい部分もある。数々の有識者や著名人も、高騰予想をしてきたが、その多くは外れ、投資家やユーザーの期待を裏切ってきた。とはいえ、価格変動が著しい仮想通貨には、何が起こるかわからない。今年も仮想通貨から目が離せなさそうだ。


(ライター 小村海)

J-CASTニュース

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