ローヤルゼリーとナイアシンアミド配合の美容液がシミの個数を減らし、目尻のシワを改善することを確認

2024年1月11日(木)13時46分 PR TIMES

株式会社山田養蜂場(所在地:岡山県苫田郡鏡野町、代表:山田英生、以下「山田養蜂場」)の自社研究機関である、山田養蜂場グループ 美容科学研究所(所在地:東京都品川区)は、ローヤルゼリー(Royal Jelly,以下RJ)とナイアシンアミドを配合したエイジングケア美容液を6週間継続使用することで、使用前よりもシミの個数、目尻のシワの深さ、面積、体積がいずれも改善することを明らかにしました。本研究成果は、科学雑誌 『診療と新薬』(2023年11月発行)に掲載されました。

研究背景


近年、エイジングケア市場はますます活況を見せ、大人の肌悩みに対応する各種成分も日進月歩の様相を呈しています。特にナイアシンアミドは、美白における有効成分として2007年に、シワ改善の有効成分としては2017年(推定)に厚生労働省の認可を受け、医薬部外品に配合されてきました。さらには、大人の肌をケアする注目の保湿成分として、数多くの化粧品にも配合されています。
一方で、女王蜂の生命力の源であるRJは、ミツバチが分泌する天然物で、特長成分の「10-ヒドロキシ-2-デセン酸」等40種類以上の栄養素が含まれ、古くから健康素材として用いられています。また、RJは、線維芽細胞の増殖やエラスチンの合成を促進する作用があることが明らかになっており、化粧品原料にも活用されています。
そこで、当社のRJとナイアシンアミドを配合したエイジングケア美容液が肌にどのような効果をもたらすかを検証するために、シミやくすみなどの肌悩みを持つ40〜78歳の健康な女性17人(平均60.7歳)に同美容液を朝晩1日2回、普段使用している化粧品と併用してもらい、シミの個数や目尻のシワの状態を測定し、VASアンケート※によって主観的な肌状態を調べました。

研究結果


RJとナイアシンアミドを配合したエイジングケア美容液を6週間使用することで、使用前よりも<シミの個数><目尻のシワの深さ、面積、体積>が改善しました。
また、主観的な肌評価についても「目元のシワ」「シミ・そばかす」「くすみ」などを含むすべてで改善がみられました。

<結果グラフ1.:シミの個数>
[画像1: https://prtimes.jp/i/30748/212/resize/d30748-212-53bd114dd340c4631402-0.png ]

【シミの個数が改善した顕著な例】
         使用前                      6週間後                      
[画像2: https://prtimes.jp/i/30748/212/resize/d30748-212-92e91968239a3e6d2e6b-1.jpg ]

[画像3: https://prtimes.jp/i/30748/212/resize/d30748-212-7a55cdc5571e7a077b1f-2.jpg ]











※10cmのスケール上で、一方の端を「0:とても気になる(悪い)」、もう一方の端を「100:全く気にならない(良い)」とし、自分の状態がスケール上のどこにあるかを示すことで主観的状態のレベルを測る方法。

<結果グラフ2.:目尻のシワ>
[画像4: https://prtimes.jp/i/30748/212/resize/d30748-212-52ab83358e8fc1350db9-3.png ]

<結果グラフ3.:肌の主観的評価(VAS)>
[画像5: https://prtimes.jp/i/30748/212/resize/d30748-212-b6043849f9044024cc78-4.png ]

今後について


今回の研究では、ローヤルゼリーと注目の成分との併用による肌への有用性が示されました。ローヤルゼリーの成分については未解明な部分もある中で、「ローヤルゼリーを日常的に扱う養蜂家の手は美しい」と伝承されてきたことなど、実感として得られている肌への効果を科学的に解明することで、今後も若々しい肌づくりに役立つ素材及び商品の開発につなげてまいります。
山田養蜂場および山田養蜂場グループ 美容科学研究所は、ローヤルゼリーをはじめ、プロポリスやミツバチ由来乳酸菌、はちみつなどのミツバチ産品に関する有用性研究や素材開発を通し、社会に貢献してまいります。

<文献情報> 
論文タイトル:ローヤルゼリーエキスおよびナイアシンアミド配合美容液のシミおよびシワの改善効果検証
著者:藤倉千鶴1、諏訪大介1、奥村暢章1、八木政幸1、大熊章郎2、重松典宏1
所属:1 株式会社山田養蜂場 R&D 本部 山田養蜂場グループ 美容科学研究所、2 免疫分析研究センター
株式会社
掲載誌:診療と新薬
掲載日:2023年11月13日
URL:https://www.shinryo-to-shinyaku.com/db/pdf/sin_0060_10_0644.pdf

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