タスク管理にスマホは使わない。米Lifehackerテック編集者、デビッド・マーフィーさんの仕事術

1月19日(日)22時5分 lifehacker

敏腕クリエイターやビジネスパーソンに学ぶ仕事術「HOW I WORK」シリーズ。

今回は米Lifehackerでテック関連の記事を担当している編集者、デビッド・マーフィー(David Murphy)さんの仕事術です。

居住地:シリコンバレー

現在の職業:米Lifehackerのシニア・テクノロジー編集者

現在のPC:おっと、今、何を使っているんだっけ。ゼロからPCを立ち上げてからずいぶん経つので、アップグレードが必要ということでしょうね。今は、旧式のIntel Core i7-4790KプロセッサーとそれよりずっとモダンなNvidia GeForce RTX 2080グラフィックカード(すごくいいですよ)を使っています。何しろ超スピーディで容量が大きいSSD(値段が高いです)にすべてを集約できていないので、SSDとHDDをミックスして使っているんです。PCのレシーバーの接続が頭痛の種になりがちではありますが、34インチのワイドスクリーンのディスプレイと5.1インチのサラウンドセットアップが気に入っています。

現在の携帯端末:iPhone X

仕事の仕方を一言で言うと:目的意識を持って

現在の仕事について── まず、略歴と現在の仕事に至るまでの経緯を教えていただけますか?

私は、ノースウェスタン大学メディル・ジャーナリズム学院でジャーナリズムの学士号と修士号を取得して、シリコンバレーのMaximum PC社で働き始めました(今はもうこの会社はなくなりました)。

以来、私のキャリアは多岐にわたりました。できる限りジャーナリズムの世界に留まるようにしてきましたが、高等教育、マーケティング、さらにはパーマランス(正社員とフリーランスの中間)の世界にも飛び込みました。

誰にでもおすすめするわけにはいきませんが、上手くやれるならとてもおもしろいですよ。

今は、米Lifehackerで働いています。新しいティップスやマニアックなガジェットの仕組みを知りたい人たちの助けになりたいからです。

── 仕事の内容を教えてください

私はこのサイトでテクノロジーに関する記事のほとんどを書いていて、テック担当の優秀なフリーランサーの皆さんが入稿する記事の編集もしています。

毎朝、コーヒーを飲みながら記事を割当て、その日の重大ニュースから知っておくべき情報を漏れなく拾うようにしています。

それから、毎週テック・サポートのコラムも書いています。

読者に皆さん、是非このコラムを読んで私に質問を送ってください。いつでも喜んでトラブルシューティングのお手伝いをしますよ。

朝起きてから終業までの流れについて──最近の1日の流れを教えてください

東海岸との時差の関係で、ものすごく早起きして、アメリカ西海岸時間の朝6時に米Lifehackerの仕事ができるようにしていますが、これには相当苦労しています。

私は朝型の人間ではありませんが、そう思い込まないようにかなり頑張ってきました。あまり効果は出ていませんが。

最初の1時間ぐらいでその日割り当てられた仕事に目を通し、それから自分の仕事に取りかかります。山ほど記事を書くこともあれば、作業中の記事のリサーチをしながらさまざまなディバイスをいじったり、基本ソフトをくまなく調べたりすることもあります。

他人が書いた記事の編集もたくさんしています。そうこうしているうちに、いつの間にか家に帰る時間つまり終業時間になっています。もっとも、シリコンバレーには米Lifehackerのオフィスはないので、もともと家にいるんですけどね。

── 仕事場はどんな感じですか?

私は(物価が高い)シリコンバレーに住んでいるので、寝室で仕事をしています。

寝室では、眠ったりテレビを見たり、生活のほとんどのことをしています。ちょっと気が滅入る感じがしますが、ニューヨークに住む米Lifehackerの同僚のような狭いワンルームよりはマシだと思います。

私はタイプ音が煩いメカニカル・キーボード(Razer BlackWidow TE Chroma)でタイプしていて、キーを打つとキーボードが点灯するんです。

便利なアームで巨大なモニターがデスクにくっついていて、レシーバーが(PCとテレビの両方に電力を供給しています)キーボードの前にあります。

IKEAのデスクはめちゃくちゃ散らかっているわけではありませんが、片づける余地は常にあります。


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そんなに散らかっていませんよね。

タスク管理、時間管理、仕事術について── 「これがないと生きられない」というアプリ・ソフト・ツールは?

PC(当たり前ですね)とスマホ(世の中とつながる命綱です)でしょうか。

以前ならFacebookなども挙げたかもしれませんが、オンラインの世界から身を引いて、もっと私生活を充実させたいと思うようになりました。

「シニア・テクノロジー編集者」のポジションにありながら、こんなことを言うのはちょっと変かもしれませんが、本心です。

この15年ほど、テクノロジー、プライバシー、ガジェット、ギアのドツボに深くはまっていました。

たまには、新鮮な空気を吸いに地上に出てくると気持ちがいいです。

── お気に入りの時間節約術やライフハックは何ですか?

Google Homeのスマートスピーカーに設定したささやかな「おやすみ」のルーティンが気に入っています。

シンプルですが、照明を全部消して、部屋の扇風機をつけ、1時間ぐらい心地よい雷雨の音を流すと、眠りにつけます。

もう1年以上毎晩これを使ってきましたが、もっと使いこなしたいと思っています。

たとえば、スピーカーが朝は何時に起床したいか聞いてくれて、起床したい時間に部屋のスマートライトを徐々に明るくしたりアラームを設定してくれたらいいですね。

──ToDoはどうやってトラッキングしていますか?

大きいプロジェクトに関しては、モニターに付箋を貼ってリマインダーにしています。効果のほどは経験により実証済です。

もちろん、さまざまなリマインダーアプリが存在することはわかっていますし、どれも役に立つと思います。でも、スマホの通知より、作業中に目の前でこちらを凝視している大きな黄色い紙の方が無視しにくいと感じます。

日常的には、米Lifehackerのエアテーブル(Slackの主要アイテムと自分で設定したリマインダーを組み合わせて使っています)は、テックに関する多くの優れた記事をトラッキングするに優れていると思います。

オフタイムの過ごし方について──どのように充電したり休憩していますか?

良い質問です。私は昼寝が好きですが、多分今ほど昼寝に依存しないほうがいいのかもしれません。

昼寝をすると、突然80歳の人がするみたいに夕方4時に夕食を食べなければならない気がするからです。

たまに気が乗るとゲームをします。

あと、アウトドア大好き人間です。ベイエリア周辺でハイキングするのが好きですが、億劫であまりしていません。

カリフォルニアに住んでいるのに1日23時間ぐらい外で過ごせないのは、つくずく残念です。

カリフォルニアは、見るべきものがたくさんある贅沢な州なのに、十分見れていないといつも感じています。

まだヨセミテ公園にも行っていないなんて、カリフォルニアの住人としては最低ですね。


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ディズニーランドに行くことも、カリフォルニアの広大な自然の探索のうちですよね?

──仕事の合間に何をするのが好きですか?

私はサンフランシスコ・ベイエリアのアートをとても擁護していて、Facebookでその分野に特化した最大のグループを運営しています。

これまでに30本以上の番組に出演しました。

番組のプロデュースをしたり制作マネージャーや地元の劇場のボードメンバーにもなりました。多くのプロダクションの方法を見て、評価もしてきました。

劇場は私にはとても大事で、一生の親友になった人たちに出会った場所です。

──今、何を読んでいますか? おすすめの本はありますか?

寝る前に本を読み始めると、たいてい5分以内に眠ってしまうので、最近本はあまり読めていません。

読書はとても心を落ち着かせる効果がありますし、前述した通り雷雨の音も流しています。

それでも、John Staats著『World of Warcraft Diary』をゆっくりと読み進めています。

壮大なMMOが作られた経緯について詳しく書いてあるすばらしい本ですし、本自体がゴージャスです。

人生のアドバイスについて──これまでにもらったアドバイスの中でベストなものを教えてください

個人的にもらったアドバイスではありませんが、いつもこの引用を味わっています。

「君が人生の時、その素晴らしい時に世の悲惨さや悲しみを加えることなく、限りない喜びと神秘に微笑んで生きてください。」(William Saroyan著『君が人生の時』より)

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Image: Lifehacker US

Source: Facebook, Kickstarter

David Murphy – Lifehacker US[原文]

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