平成に消えたモノ図鑑 ポケベル、ワープロ、FDやGコードも

1月29日(火)16時0分 NEWSポストセブン

財布に必ず入れていた「テレカ」(共同通信社)

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 あと3か月あまりで平成の歴史に幕が下りる。平成元年(1989年)にはよく見かけた流行の商品が、今やすっかり「過去の遺物」──ということも実は多い。


 平成の30年間で最も大きく変わったのは通信環境だろう。平成初期はスマホどころかガラケーも珍しかった時代。若者やビジネスマンはポケベルとテレホンカードを携帯していた。


「ポケベルが鳴ったら、すぐ近くの公衆電話を探して……の繰り返しでしたね。都心の喫茶店にある公衆電話には、よく行列ができていた」(58歳・会社員)


 ちなみに、ピーク時には1000万台以上の契約数があったポケベルは、CMキャラクターに起用された広末涼子が大ブレイク。テレホンカードは最盛期には年間4億枚以上発行され、150万種以上が流通した。現在も貴重なテレカはプレミア価格で取引される。



 映画や音楽の視聴環境も激変した。今ではネットで動画や音楽をダウンロードするが、当時はレンタルビデオ店でVHSビデオやCDを借りてくるのが当たり前。


「中学時代、自作のカセットテープを作るため、とにかくCDラジカセが欲しかった。音質のいいメタルテープやハイポジテープに録音して、レタリングシートで曲のタイトルを入れ、好きな女の子にプレゼントしたのが懐かしい思い出です」(44歳・公務員)


 今や減少傾向にある年賀状の作成も当時は一大イベント。ワープロで宛名を打ち、プリントゴッコでデザインを楽しんだ。インターネット普及前の“便利な道具”には手作業の温かみがあった。



 パソコンやワープロのデータ保存はフロッピーディスク(FD)が主流だったが、その容量は今のスマホで撮影した写真が1枚入る程度だった。



 その他、新聞のテレビ欄に必ず書いてあったGコードも懐かしい。録画予約の際に時間やチャンネルを入力する手間を省くサービスだったが、アナログ放送終了とともに消滅した。


※週刊ポスト2019年2月8日号

NEWSポストセブン

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