グーグルが考える「最高のチーム」に欠かせない5つの要素

1月30日(水)18時55分 Forbes JAPAN

米グーグルには、「プロジェクト・アリストテレス」と呼ばれるものがある。このプロジェクトが目指すのは、社内のチームを効率的にするのは何かを明確にすることだ。

同プロジェクトを進める研究チームはデータを分析し、チームの成功の原動力として欠かせない主な要素を特定。最高のチームはそのメンバーに誰が含まれるかに関わらず、協力してうまく機能するからこそ効率的なのだということを明らかにした。

そうした素晴らしいチームを作る主な要素は、次の5つだ。

1. 心理的安全

心理的な安全は、職場の環境と関連している。チームのメンバーがお互いの関係をリスクにさらせるほど「安全な」文化を作り出すことだ。

たとえチーム全体の意見とは異なっても、自分の考えを述べるようメンバーたちに促すことは、危険を伴う場合もある。だが、心理面での安全が確保できているチームなら、そうしたリスクを取ることも可能だ。さらに、メンバーがそのリスクを冒した場合でも、「破壊的、失礼、能力不足」などと見なされることもない。

チームが心理的な安全性を確保していれば、自由な発想が促され、より良い結果がもたらされる。報復や悪評などを恐れることなく、助けを求めることもできる。メンバーは安心して、質問や意見の交換をすることができる。これらは健全な議論につながり、チームの成功にも役立つ。

2. 信頼性

チームのメンバー全員が責任を負い、頼りがいがあり、信用できる人たちなら、そのチームは成功する。たとえ一人でも、仕事において信頼できない人がいれば、そのチームは崩壊する可能性がある。

互いに対して高い信頼感を持っているチームのメンバーは全員が、期限内に質の高い仕事を成し遂げることができると確信できる。

3. 組織と確実性

全てのチームには、組織とその確実性が必要だ。同時に、前進を妨げない程度に厳格な規則が必要だ。組織が構築され、それが確実なものになっている場合、チームには業績に関する具体的で明確な基準があり、チームが取り組み、達成すべきことに関する指示も明らかになっている。

これらがそろっていれば、メンバーは自らの役割や意味、求められるもの、業績目標を理解することができる。そして、成功を収めることができる。グーグルには、長期・短期の目標の双方を定め、それを伝達するための管理ツールである「Objectives and Key Results(目標と主な成果、OKR)」がある。チームの中には、それぞれのアイデンティティーを反映した規範を確立するために共通の言葉を作っているものもある。

4. 意義

意義や目的のない仕事や組織を好む人はいない。チームの枠組みの中で、手掛ける仕事の意義や、最終的に作り出す製品の中に意義を見出す方法は幾つもある。

グーグルが仕事に意義を見出すための方法としたのは、収入に関する安心感、家族に対する支援、チームの成功や自己表現への支援などだ。

5. 影響力

仕事は他者にとっての価値を生み出すことであり、他者に影響を及ぼすことだ。チームのメンバーたちはそれぞれの主観的な見方に基づき、自分の仕事が何かに影響を与えているかどうかを知りたいと考える。また、自分が属するチームの仕事が組織の全体的な目標、使命、影響力に役立っているかについても確認したいだろう。

メンバーそれぞれに、自分が与えた影響の価値について振り返ってみる時間を与えることは、目標を一歩前に進め、意義について考えるために価値あることだ。

──皆さんが考えるチームにとって最も重要な5つの要素とは、何だろうか?

Forbes JAPAN

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