ネットワーク未接続の店舗端末から電子レシートを発行可能にする新技術の特許取得
2025年2月6日(木)11時16分 PR TIMES
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/107294/25/107294-25-65ad52fb3d3556317840fad8ecb52d54-1280x720.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
2025年2月6日 - 株式会社レシートローラー(本社:長野県上水内郡飯綱町|代表取締役CEO:下田昌平) は、電子レシートの発行と管理を革新する新技術に関する特許 特許第7535346号 を取得したことを発表いたします。
特許の概要
本特許は、インターネットに接続されていないPOSレジ等の店舗端末でも、電子レシートの発行を可能にする技術に関するものです。本技術を用いることで、従来のオンライン環境が必要な電子レシート発行方式に依存せず、オフライン端末からでも安全かつ迅速に電子レシートを提供することが可能となります。
特許のポイント
- オフライン店舗端末での電子レシート発行
- - ネットワーク接続が不要なため、大規模店舗において外部環境の通信が利用できない場合や、大量のデータをインターネット経由で処理するとリアルタイム性が損なわれるような環境でも、スムーズに導入可能。
- コード化技術による電子レシート提供
- - 取引情報を所定のコード(例: QRコード)に変換し、消費者端末がこれを読み取ることで電子レシートを取得可能。
- 環境負荷の軽減
- - 紙レシートを削減し、印刷コストや保管スペースの削減を実現。
- - 持続可能な購買体験を提供し、エコフレンドリーな社会に貢献。
- 法規制対応 & 会計効率化
- - 電子帳簿保存法に準拠し、デジタル取引履歴の管理が容易に。
- - インボイス制度対応で、企業の会計業務を支援。
技術の背景と意義
従来の電子レシート発行技術は、POSレジなどの店舗端末が外部ネットワークと接続されていることが前提でした。しかし、ネットワーク環境が整っていない店舗では電子レシートを発行できず、紙のレシートに依存せざるを得ない状況が続いていました。
本技術では、取引情報をオフラインの端末で取得し、文字情報へ変換後、HTTPリクエストデータに基づいたコードを生成します。このコードを消費者端末が読み取ることで、インターネットを介して電子レシートが取得できます。この方式により、オフライン環境でも電子レシートの利便性を享受できるようになりました。
特許の詳細はこちらのページ(https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1801/PU/JP-7535346/15/ja)を参照ください。
今後の展開
本特許技術を活用し、店舗端末のアップグレードが不要な電子レシート発行ソリューションの開発を進め、企業・消費者双方の利便性向上を目指します。また、環境保護の観点からも、本技術の普及に努め、持続可能なビジネス環境の実現を推進してまいります。
株式会社レシートローラー
株式会社レシートローラーは、テクノロジーを活用し、消費者と企業をつなぐスマートな購買体験を提供する企業です。電子レシートプラットフォームを通じて、デジタル化と環境負荷の軽減を推進し、キャッシュレス社会の発展に貢献しています。
会社概要
[表: https://prtimes.jp/data/corp/107294/table/25_1_de24af497119c50cebd72704725c6745.jpg ]