30年来の歴史をJavaへ。オートバックスグループ、レガシーシステムからの脱却

2024年2月7日(水)16時46分 PR TIMES

〜全国約600店舗に影響する基幹システム改修の成功事例〜

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株式会社オートバックスデジタルイニシアチブ(本社:東京都江東区、代表取締役社長:則末 修男、以下ABDI)は、株式会社オートバックスセブンをはじめ、オートバックスグループのDXを率先してゆく役割を担っております。

この度ABDIは、30年以上 COBOLシステムを使用してきたオートバックスセブンの会計自動仕訳のシステムを、今後のDXの足かせにならぬよう、Javaにリプレースするプロジェクトを実施し、成功裏に完了いたしました。

本プロジェクト実行における課題は、自動仕訳が停止してしまうとオートバックスグループの全国約600店舗の売上、仕入等の情報が会計システムに連動できなくなり、オートバックスグループの決算に影響を及ぼす可能性があることでした。上場企業であるオートバックスセブンの会計処理を停滞させることを回避するため、システムの停止リスクを極力排除し、安定して業務を継続することを最大の目標として、1年2か月の期間をかけて段階的に切り替えることでこの問題を解決、完全移行を完了いたしました 。
また、COBOLをJavaに置き換えることによるメンテナンス性の向上だけでなく、過去の資産を活かしながら最新の技術に適合した 現代的なシステムへのモダナイゼーションを実現しました。

<プロジェクト成功によるメリット>
1.コスト削減
  ツールを使用してCOBOLのソースコードをJavaに変換する方式を採用し、開発コストを30%削減。
2.クラウドの導入
  AWSを利用してクラウド化を実現し、物理的負担と保守管理の工数を削減、 可用性の向上を実現。
3. システム全体の品質向上
  移行に際して網羅的なテストをしたことにより、細かな不具合なども発見・対応でき 、
  最終的な品質の向上に繋がった。
4.対応技術者の確保
  システム切り替えによりCOBOL技術者の高齢化・減少という技術者不足問題も解決。
  対応できる開発要員の確保に成功。

ABDIは今後も、ビジネス環境の激しい変化に対応し、オートバックスグループの既存事業の維持のみではなく、ビジネスモデルの変革や環境変化に迅速に対応できるIT基盤を構築し、デジタルトランスフォーメーションにより業務改革および労働生産性の向上を図るとともに、お客様起点からの価値を創造して参ります。

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社名:株式会社オートバックスデジタルイニシアチブ
URL:https://abdi.co.jp/
設立:2002年6月
資本金:9,500万円 (オートバックスセブン100%出資)
売上高:3,054百万円(2022年3月)
従業員数:113名(2023年4月現在)

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