【NHKカルチャー】日本人の2人に1人は「がん」になる、がんと共存する時代。3人の専門家がそれぞれの観点から大切ながんとの付き合い方についてお話します。
2025年2月12日(水)13時46分 PR TIMES
日本人の2人に1人は「がん」になる今、がんは「共存する時代」、「(長く)つき合う」時代になっている。
そんな今、大切になってくる「がんとのステキなつき合い方」を全3回のテーマでお話します。
お申し込みはこちら(会場受講) :
https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1307648.html
お申し込みはこちら(オンライン受講) :
https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1307647.html
※オンライン受講は見逃し配信有
第1回:「がんとの共生」ってどういうこと?
日時:3/1(土)18:00〜19:30
講師:北里大学医学部新世紀医療開発センター教授
北里大学病院集学的がん診療センターセンター長 佐々木 治一郎
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/71793/506/71793-506-20268f77014d929736fe6c823a68a739-162x208.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]●講師紹介がんの薬物療法が専門。医学部学生時代に母親を肺がんで亡くし、呼吸器腫瘍を扱う腫瘍内科医を志す。大学院時代、長男が骨髄異形成症候群にり患し、骨髄の血縁ドナーを経験。がん薬物療法に加え、緩和ケアの外来担当医、がんゲノム医療も担当。
ロボット支援下手術や定位放射線治療の進歩に加え、分子標的薬や免疫チェックポイント阻害薬に代表される新しいがん薬物療法の登場も踏まえ、「これからのがん闘病には、新しい生活上の戦略が必要」と、戦略のひとつとしてがんサバイバーシップに着目。
「がんサバイバーシップ」=がん治療後何年にもわたる中長期的な合併症のフォローから就労をはじめとする日常生活のあらゆる課題まで、幅広い分野にわたる問題の重要性を説く。
著書「今こそ知りたい!がん治療薬オプジーボ」、監訳「がんサバイバーシップ学」
第2回:「がんばりすぎない」がんケア、QOL(生活の質)を大事にする
日時:3/8(土)10:00〜11:30
講師:永寿総合病院 がん診療支援・緩和ケアセンター長 廣橋猛
●講師紹介がん「緩和ケア」医療を専門として患者と長く向き合ってきた医師が、2023年に甲状腺がんと診断される。
医師でありながら患者でもある両方の視点から、がんとの付き合い方を語る。
がん診断を受け、手術を受けた後、いまもホルモンを薬で補充する治療を続ける。
この経験が、365日患者と向き合ってきた医師の価値観を大きく変えた。「仕事一筋ではなく、自分の健康にも目を向け、人生の優先順位を見直す。40歳を過ぎれば、誰もが体の変化を実感する。その時、生活の質(QOL)を物差しに、自分にとって本当に大切なことは何かを考えていけばいい。
この考え方は、実は「緩和ケア」の考え方と同じだ。「緩和ケア」というと終末期の患者さんに対して行うものとイメージをされているが、病気の軽い・重いにかかわらず、つらさや痛みを取り除き、生活の質を高める、それこそが緩和ケアの本質とも言える。患者の気持ちを体験している著者が、緩和ケアの専門医としての視点も重ね合わせて、緩和ケア的な生き方=「がんばりすぎないで生活の質を高める生き方」を説く。がんの患者さんのご家族だけでなく、これからを生きるすべての人に。
著書「緩和ケア医師ががん患者になってわかった「生きる」ためのがんとの付き合い方」
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/71793/506/71793-506-2c9c0d50a54a62486d2d012c9ad57962-587x636.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
第3回:がん患者学
「お任せ医療」から「対話する医療」へ。 医師と患者の新しい関係づくり。今求められる 「患者力」が医療を進化させる。
日時:3/22(土)10:00〜11:30
講師:ジャーナリスト 古川雅子
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/71793/506/71793-506-0c004dd56ee86a0589434543381a885a-889x1334.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]●講師紹介上智大学文学部卒業。がん治療の現場を20年近く取材し続けてきた医療ジャーナリスト。ニュース週刊誌「AERA(アエラ)」人物ノンフィクション「現代の肖像」執筆多数。2024年、Yahoo!ニュースオリジナル特集「経口中絶薬に関する3回連載」で「科学ジャーナリスト賞優秀賞受賞。
近著『「気づき」のがん患者学——サバイバーに学ぶ治療と人生の選び方』(NHK出版新書)は、患者にとって「よい治療」と「人生の選択肢」とは何かをテーマとしている。「遺伝子を調べることで治療の道がひらけた」「がんを経験したからこそできる仕事がある」といった、100人超の患者たちの声を集め、生きるヒントを綴った。がんの性質を遺伝子から解き明かし、それに応じて治療する精密医療(プレシジョン・メディシン)が実現しつつある昨今、「患者力」をつけ自分らしい人生を切り開くことの大切さを伝えている。
がんとのステキなつき合い方
講師:上記
開催形式:教室&オンライン
開催日時:3月1日、3月8日、3月22日
※各回1回ずつの受講も可能です。メールやお電話でご相談ください。
受講料:教室受講:10,296円 がん患者の方(入会不要)5,148円
オンライン受講:8,250円 がん患者の方(入会不要)4,950円
主催:NHK文化センター 青山教室
詳細URL:
▼会場受講
https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1307648.html
▼オンライン受講(見逃し配信付き)
https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1307647.html