自転車のルール、再確認しよう ブリヂストンが東京都大田区と連携、ママ・パパ向け動画を制作
2025年2月13日(木)14時30分 OVO[オーヴォ]
春から、子どもを自転車に乗せて保育園や幼稚園などの送り迎えを日常的にするようになる人もいるだろう。安全に自転車を利用してもらおうと、ブリヂストンサイクル(埼玉県上尾市)は、東京都大田区、自動車や関係業界のトップ役員による交通安全のための会議「タテシナ会議」(トヨタ・モビリティ基金、東京)と連携して、同区内の保育園・幼稚園入園予定の保護者向けに「ママ・パパ向け自転車の交通ルールと安全な乗り方」動画を制作。同社の公式YouTubeチャンネルで公開した。また、同区内の保育園・幼稚園でチラシ3万枚を配布する。
ブリヂストンによると、近年、国内の交通事故件数は減少傾向にあるものの、自転車が関わる事故の割合は増加している。東京都内ではその傾向が顕著で、中でも大田区では2023年に発生した交通事故のうち、自転車が関わる事故が約53.3%を占めているという。このような背景を受け、2024年12月に大田区と、一般財団法人トヨタ・モビリティ基金が締結した交通安全事業の覚書に基づき、ブリヂストンが子育て世代に対する自転車交通安全の動画を制作した。
動画は約3分。①車道が原則、左側を通行 歩道は例外、歩行者を優先 ②交差点では信号と一時停止を守って、安全確認を ③夜間はライトを点灯 ④飲酒運転は禁止 ⑤ヘルメットを着用 という「自転車安全利用五則」のほか、子どもの正しい乗せ方、子どもを前後の座席に乗せるときの乗せ降ろしの順序、ヘルメットやベルトの正しい着け方、サドルの正しい高さや、簡単な日常の点検などをイラストで分かりやすく解説している。