方言に対するポジティブイメージはどう広まったか

2月17日(金)6時0分 ダイヤモンドオンライン

SNSやゲーム等で関西人でもないのに、「なんでやねん」「なにしとんねん」「おおきに!」といったように、方言を演出的なツールとして使っていないか?(写真はイメージです)

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「ヴァーチャル方言」が

どのようにして広まったのか



 えっ、方言コスプレ?


 本書『方言萌え!?——ヴァーチャル方言を読み解く』を手にしてまず目に飛び込んで来たのが、この言葉。コスプレと言えばコスチュームプレイの略語のアレですよね、そうですよね? 言葉ですよね、コスチュームじゃないですよね、方言って言葉ですよね? ですよね??


 混乱する中、岩波ジュニア新書から出された本書は私に語りかける。ジュニアとつくだけあって口調がなんだかとっても優しいのだ。優しくされるだけで、どんどん読み進もうと思うこの不思議さ。


 本書は地域に結びついた素の言葉である「方言」ではなく、テレビやラジオ、インターネットから地元のお土産物まで様々なコンテンツの中で加工編集された「ヴァーチャル方言」が、どのようにして広まったのかを調べた一冊だ。「萌え」とタイトルに有ることから分かるように、あくまでも好意的な使用法として紹介されている。


 これだけ「ヴァーチャル方言」が巷に溢れかえっていても、意識しながら接していないと、中々その存在の意味に気づくことがない。それが分かっただけでも、本書を手に取る面白さはあるだろう。


 本来の意味での「方言」、つまり日本語における在来の土地の言葉としての方言は、江戸時代の地域区分に沿って大まかな区分けができる。当時、一般人の移動は制限されていたため、必然的にそれぞれの土地の方言は、他の地域のものとは異なるものになっていった。




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