AIガバナンス総合コンサルティングサービスの提供開始

2025年2月17日(月)14時46分 PR TIMES

東京海上ディーアール株式会社(代表取締役社長:水野 一幸 以下、「TdR」)は、日本企業によるAIの安全な利活用促進に向けた、AIガバナンス総合コンサルティングサービスの提供を開始します。
本サービスでは、AIリスクアセスメント、AIガバナンス構築、AIセキュリティソリューション導入、AI人材育成の4つのサービスを、組み合わせてご提供します。



1.背景
近年、機械学習やAI 技術の進展により、画像認識、音声認証、不正検知などをビジネス現場に実装する企業が増加しており、これらの技術革新は、社会全体の利便性を大きく向上させています。しかしながら、その一方でAI技術の普及に伴い、新たなリスクも浮上しています。過去にPC・インターネットの普及がサイバーセキュリティ市場を創出したように、今後はAI システム自体を保護する「AI セキュリティ」の重要性が急速に高まることが想定されます。
今、ビジネス現場では、意図しないデータの入力や膨大かつ日々進化し続けるデータの変化に対応しきれず、予期せぬ結果を招くケースが発生しています。特に2025年以降はAIに関するインシデントの発生がさらに増加すると見られており、企業がAIを安全かつ安心して活用するためには、AIガバナンスの強化が急務となっています。
こうした背景を踏まえ、TdRは、AI活用を推進する企業が直面する課題に応え、安全で信頼性の高いAI運用を実現するためのAIガバナンス総合コンサルティングサービスを開始しました。本サービスでは、企業のAI活用を成功に導くための包括的な支援を提供します。


2.サービスの概要
 AIガバナンスの構築・実践のためには、導入するAIシステム・サービスに関するリスクの把握と、人・組織・技術の側面からの取り組みが必要になります。これを前提に、本サービスでは以下4つのメニューをご用意しました。お客様のご要望に応じて、実施するメニューの組み合わせも可能です。

[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/128655/32/128655-32-4dacd470d5da536bf2bab3a60b3bdfa7-591x356.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]



- AIリスクアセスメントサービス
- - 企業のAI利活用、AIを活用したサービス企画やマネジメントにおいて、安全性の面から課題となりやすいポイントを可視化します。
- - AIリスクの大まかな分類に基づく「AIセキュリティ」「AI品質」「AI倫理」「AIガバナンス」の4つの項目から設定するチェック事項についてそれぞれ5段階評価を実施します。項目ごとに評点付けを行うことで、AIリスクへの対応進度を把握していただくともに、取るべき対策の内容およびその優先度をご提案します。
- AIセキュリティソリューション
- - 生成AIのプロンプト入力からの秘密情報の漏洩を防止する秘匿化AIや、敵対的入力や意図しないAI出力の生成を防止するAIファイアウォール*、AI出力についてのアカウンタビリティ確保を支援する説明可能AI※の導入を支援します。
*ご提供準備中のサービス
- AI人材教育
- - 企業の全社員を対象に、AIについて理解し、安全かつ効果的に活用する基礎的な知識・能力を獲得することを目的としたeラーニングコンテンツを提供します。
- - 生成AIによる業務プログラム開発人材、生成AIを主軸としたDX推進人材の育成のための、より技術的に高度な研修コンテンツの提供も可能です。
- - AI人材に求める知識・技術・マインドセットの3つの要件について標準スキルマップを策定し、人材育成計画を策定する支援を行います。
- AIガバナンス構築
- - 組織の既存の経営戦略、情報システム管理基準、プライバシーポリシー、インシデント対応基準などの各種規定との整合性に配意しながら、AIガバナンス根拠規定の整備を支援します。


3.今後について
 TdRは本サービスを皮切りに、各組織におけるセキュアなAIの利活用を支援するデジタル・ソリューションの開発を進め、企業のビジネスモデルや業務のデジタル変革をサポートしてまいります。

以上

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