旧そごう広島店新館跡、都市型水族館とシェア型フードホールに 今秋開業へ

2025年2月16日(日)14時56分 財経新聞

都市型水族館の開業イメージ(NTT都市開発発表資料より)

 NTT都市開発は、広島市中心部にある複合商業施設「基町クレド」(中区基町)のそごう広島店新館跡に、広島市内唯一となる都市型水族館と西日本最大規模となるシェア型フードホールを誘致した。開業はともに今秋となる見通しで、広島市中心部の新たなにぎわいを生むと期待されている。

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 都市型水族館の概要は明らかにされていないが、設置場所は7階。NTT都市開発は買い物や食事の前後に気軽に立ち寄り、リラックスしながら生命の躍動を身近に感じられる場所にするとしている。

 シェア型フードホールは、4月に先行開業した6階屋上庭園「スカイパティオ」に隣接して登場する。運営は全国でフードホールや飲食横丁を展開するファビーで、中国地方には初出店、西日本では大阪市のグラングリーン大阪に続く最大規模とする予定。地域の人だけでなく、隣接するリーガロイヤルホテル広島の宿泊客、観光客らも楽しめるよう工夫を凝らす。

 基町クレドは1994年、NTT中国支社の跡地を再開発してオープンした複合商業施設。リーガロイヤルホテル広島が入る地下2階、地上35階建ての宿泊棟と、そごう広島店新館とショッピングモールの「パセーラ」、中国新聞文化センター、NTTクレドホールが入居する地下2階、地上13階建ての商業棟で構成される。延べ床面積は約16万6,000平方メートル。

 しかし、そごう広島店が2023年8月に新館を閉館したため、NTT都市開発が商業棟全体を新生パセーラとしてリニューアルしている。

 広島県庁や広島商工会議所、旧広島市民球場跡を再開発した都市公園の「ひろしまゲートパーク」、原爆ドーム、広島バスセンターなどがある広島市の中心部に位置する。

財経新聞

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