東日本大震災から13年。塗魂(とうこん)ペインターズ、福島・双葉町の双葉南小学校にて全国ボランティア実施

2024年2月22日(木)18時16分 PR TIMES

〜震災遺構として校舎存続の双葉南小学校で外壁の塗装を〜

NPO法人 塗魂ペインターズは2024年3月9日(土)から11日(月)にかけて、双葉町立双葉南小学校(ふたばみなみしょうがっこう)にて、外壁の塗装ボランティアを実施いたします。

NPO法人 塗魂ペインターズは「塗装でできる社会貢献」をコンセプトに、全国各地で社会貢献を行う施設への塗装をすべてボランティアとして提供する施工店集団です(本部:千葉県柏市青葉台1丁目28-22、会長:宮嶋祐介)。

2011年3月11日の東日本大震災発生直後、双葉南小学校では多くの児童が荷物を持たず、上履きのまま避難しました。小学校からわずか3キロの場所にある東京電力福島第一原子力発電所の事故によって町内全域に避難指示が出されたため、校舎内にはランドセルや筆記用具など、様々なものが当時のまま残されています。避難指示は11年以上に渡って発令されたままでしたが、一部地域については2022年8月に避難指示が解除され、住民はようやく双葉町に戻ることができるようになりました。

双葉南小学校校舎の解体・保存をめぐり検討を続けてきましたが、2023年9月、校舎を保存し震災遺構として活用する方針を打ち出しました。塗魂ペインターズは2023年春ごろから双葉町とボランティアの検討を重ねており「当時の状況を後世に伝える施設が次世代に残るように」との思いが合致していたこと、震災遺構として校舎を保存する方針が決まったことから、双葉小学校への塗装ボランティア開催が決定しました。初の全国ボランティアとして、日本全国の塗魂ペインターズ会員が参加いたします。

[画像1: https://prtimes.jp/i/135432/1/resize/d135432-1-5ee50aea793bcd5e0a2e-0.jpg ]

塗装を予定している双葉南小学校の壁面

塗魂ペインターズとしては、東日本大震災の罹災地域に対してボランティア活動を行いたいとの考えが常にありました。震災から13年が経とうとしていますが、人が立ち入ることのできなかった双葉町の復興はまだスタート地点です。双葉南小学校でのボランティア活動もひとつのきっかけとなり、また人々が暮らせる場所となってほしい、一人でも多くの住民が戻れる場所になってほしいと願っています。

また、双葉町の復興の様子は海外からも注目を集めています。「チェルノブイリ原発事故からの復興のように、福島がどう復興していくのだろう、日本はどう復興への道のりを歩んでいくのだろう」と、海外から科学者が訪れることもあるといいます。塗魂ペインターズは、このたびの双葉南小学校へのボランティアを契機に、東日本大震災の被災地へのボランティアを継続的に実施し、復興の様子を国内外へ向けて発信し続けたいと考えております。

なお、この度のボランティアにおいては一般社団法人 日本足場会より足場の無償提供を受け、その足場の上で塗魂ペインターズが塗装を行います。最終日の3月11日(月)には100名以上、ボランティア期間を通じては200名以上の参加を見込んでいます。

塗装ボランティア概要


日時:2024年3月9日(土) 〜 3月11日(月)
※大規模ボランティアのため、3月5日(火)から一般社団法人 日本足場会による足場の設置作業等が開始されます。
場所:双葉町立双葉南小学校
福島県双葉郡双葉町大字新山字清戸迫1

協賛団体
一般社団法人 日本足場会
公式サイト: https://ashiba-japan.org/

NPO法人 塗魂ペインターズについて


[画像2: https://prtimes.jp/i/135432/1/resize/d135432-1-e1d55a142b30df164f23-1.png ]

塗魂ペインターズは「塗装でできる社会貢献」をコンセプトとして2009年9月に結成されたボランティア団体です。
日本全国の学校や公園、図書館、少年院など、原則として利益を追求せず社会貢献を行う施設のみを対象に塗装ボランティアを行ってきました。2024年1月時点で170回以上の活動実績があります。より活動の幅を広げ、塗装ボランティアを全国的に身近な存在にするため、2023年11月にNPO法人化しました。

本部:千葉県柏市青葉台1丁目28-22
会長:宮嶋祐介
公式サイト:https://www.to-kon-painters.com/

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