3000万円の損失で得たたった1つの教訓

2024年2月26日(月)6時0分 ダイヤモンドオンライン

3000万円の損失で得たたった1つの教訓

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年収が上がらない、モチベーションが上がらない── そんな悩める人たちに「圧倒的に面白い」「共感と刺激の連続」「仕組み化・ノウハウ化がすごい」と話題なのが、森武司著『スタートアップ芸人 ── お笑い芸人からニートになった僕が「仲間力」で年商146億円の会社をつくった話』だ。FIDIA(フィディア)の森社長は、吉本のお笑い芸人引退後、4年間の引きこもりニート、家電販売員を経て仲間と起業。現在年商146億円、Financial Times「アジア太平洋地域急成長企業ランキング 未上場日本一」、「ベストベンチャー100」受賞、経済産業省選定「地域未来牽引企業」、11事業すべて黒字化、新卒500人採用、創業以来18年連続増収増益を果たした。また、素人ながら化粧品開発に取り組み、あの資生堂を抜き、アマゾン年間売上1位となった注目の経営者でもある。その秘密はデビュー作で一挙公開した「仲間力アップマル秘マニュアル」の6大奥義にあるという。今回は本書の一部を抜粋・編集しながら人生大逆転の法則を見ていこう。

Photo: Adobe Stock

役員による3000万円の損失

 かつて役員である橋本雄一が大失敗したことがあった。

 優秀な橋本だが、3000万円の損失を出してしまったのだ。

 原因は相見積りを怠り、身近な実績の浅いコンサルタントに依頼。 投資した金額がまるまる無駄になってしまったのだ。

 もちろんGOサインを出したのは僕なので、全責任は僕にある。

 だが、橋本はこの失敗を自分のせいだと強く後悔し、なんとしてもリカバリーしようと懸命に動いてくれた。

 だが回収は不可能だった。

 3000万円の損失は確定した。 でも橋本はあきらめなかった。

利益10倍返しで挽回

 橋本、吉田、石田の主事業である人材事業で、月間の営業利益を4000万円まで育て上げてくれたのだ。

 会社に損失を出した分を絶対に取り返したいと必死に動き続け、本業で取り返してみせた。

 3000万円は一回の損失だが、「毎月」の営業利益で4000万円。 まさに10倍返し以上だ。

 それくらい失敗というのは人にエネルギーと経験を与える。 自分が失敗したことしか身につかないのだ。

(本稿は『スタートアップ芸人 ── お笑い芸人からニートになった僕が「仲間力」で年商146億円の会社をつくった話』の一部を抜粋・編集したものです)

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