個人向け国債・変動10を金利0.49%で100万円購入すると、半年後にもらえる利息はいくら?

2024年2月28日(水)11時30分 All About

2024年2月5日から募集となっている個人向け国債・変動10(第167回)の金利は「0.49%」です。個人向け国債・変動10を100万円購入した場合、半年後にもらえる利息はいくらになるのでしょうか。

写真を拡大

2024年2月5日から募集となっている個人向け国債・変動10(第167回)の金利は「0.49%」です。
今回は、個人向け国債・変動10を100万円購入した場合、半年後にもらえる利息はいくらになるのか解説します。

個人向け国債・変動10を「金利0.49%」で100万円購入すると、半年後にもらえる利息はいくら?

個人向け国債・変動10(金利0.49%/年)を100万円購入した場合の6カ月後の利息を計算してみましょう。
《半年後にもらえる利息》
・100万円×0.49%×1/2(半年間であるため)=2450円
実際は、受け取った利息から、税率20.315%分の「498円」が差し引かれます。税率の内訳は、「所得税及び復興特別所得税15.315%と住民税5%」です。
そのため、個人向け国債・変動10を金利0.49%で100万円購入すると、半年後にもらえる税引き後の利息は「2450円−498円=1952円」です。

個人向け国債・変動10の中途換金について

個人向け国債・変動10年は満期まで10年もあります。個人向け国債を購入した後に、お金が必要になった場合は「中途換金」ができます。中途換金とは、個人向け国債の満期前に、その一部または全部を換金することです。
ただし、中途換金ができるのは、購入後1年が経過した後でなければいけません。また、中途換金時には、直前2回分の利息相当額(税引き後)だけは差し引かれる点も注意しましょう。
また、中途換金は、「1万円単位」で手続き可能です。必要分だけを中途換金して、残りは満期まで置いておくこともできますので、柔軟に考えるようにしましょう。

個人向け国債の利息は「単利」

金融商品で運用をするときの金利には、「単利」「複利」があり、それぞれで利息の付き方が異なります。個人向け国債の金利は「単利」ですが、単利と複利の違いを確認しておきましょう。
単利とは、もともとの元本に対してのみ利息がつきます。2年目以降も元本は当初と同じままで、利息のリターンを考慮しません。
たとえば、元本100万円に対して、年率で1%の単利で3年間運用した場合、毎年の受取利息は、以下のようになります。
・1年目:100万円×0.01=1万円
・2年目:100万円×0.01=1万円
・3年目:100万円×0.01=1万円
3年間の元利合計:100+1×3=103万円(源泉分離課税は考慮せず)
一方、複利とは、元本に対して一定期間ごとに付いた利息も元本に組み入れ、利息を含めた元本に対して利息を計算します。
たとえば、元本100万円に対して、年率で1%の複利で3年間運用した場合、毎年の元利合計は、以下のようになります。
・1年目:100万円×1.01=101万円
・2年目:101万円×1.01=102万100円
・3年目:102万100円×1.01=103万301円
単利と複利の金融商品を、もし同じ期間、同じ金利で運用するとすれば、複利の方が単利よりも利息は多くなります。さらに、複利は、運用期間が長期になるほど、リターン(収益)がリターン(収益)を生む効果の「複利効果」が大きいといえるでしょう。
残念ながら、個人向け国債の金利は単利ということもあり、複利効果は得られません。
しかし、個人向け国債は、国が元本と利息の支払いを保証しています。さらに、年率0.05%の最低保証があります。そのため、金融商品の中でも低リスクという点ではメリットがあります。

個人向け国債はどこで取り扱っているの?

個人向け国債は、取り扱いのある金融機関であれば購入可能です。その際、できるだけお得に買いたいという方は多いのではないでしょうか。その場合であれば、金融機関各社が行っている、キャンペーン情報をチェックするとよいでしょう。ただし、どんな場合も「無理のない範囲」で購入することが大切です。
文:舟本 美子(ファイナンシャルプランナー)
3匹の保護猫と暮らすファイナンシャルプランナー。会計事務所、保険代理店や外資系の保険会社で営業職として勤務後、FPとして独立。人と比較しない自分に合ったお金との付き合い方、心豊かに暮らすための情報を発信しています。
(文:舟本 美子(ファイナンシャルプランナー))

All About

「国債」をもっと詳しく

「国債」のニュース

「国債」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ