大村湾のごみ問題って、実際どうなの?大村湾のごみ問題を考える【環境出前講座】を開催しました!

2024年2月28日(水)15時17分 PR TIMES

2024年2月13日(火)・15日(木) 【長崎県東彼杵郡東彼杵町・長崎市・西彼杵郡時津町】

一般社団法人海と日本プロジェクトinながさきは、2024年2月13日(火)と2月15日(木)に大村湾の海洋ごみ問題の実情を学び、どのようなアクションを起こせば海洋ごみ問題解決に導けるか考えてもらうことを目的に「大村湾のごみ問題を考える 環境出前講座」を開催いたしました。大村湾ワンダーベイプロジェクトは、地元大村湾を身近に感じ、海の環境について考えるきっかけを創出していきます。
このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

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イベント概要


■開催概要:大村湾のごみ問題を考える 環境出前講座
■日程・開催場所:
 2024年2月13日(火)10時20分〜(東彼杵町立千綿小学校)
 2024年2月13日(火)14時25分〜(長崎市立形上小学校)
 2024年2月15日(木)13時50分〜(時津町立時津北小学校)
■講師:環境科学者 井手迫 義和
■参加人数:総勢104名
■共催:日本財団 海と日本プロジェクト
■公式HP(大村湾ワンダーベイプロジェクト):https://wonderbayomurabay.uminohi.jp/
■公式SNS(大村湾ワンダーベイプロジェクト):https://twitter.com/owbp_nagasaki

大村湾のごみって実際多いの?海洋ごみはどこから来ているの?


「大村湾にごみは多いでしょうか?少ないでしょうか?」と、講師の井手迫氏から参加者へのクイズをはじまりとし、環境出前講座が開始しました。各校で生徒たちの反応は違い、千綿小学校では「少ない!」と答える人が多く、形上小学校では「多い!」と答える人が多く、時津北小学校では意見は半分程度に割れていました。
答えは、(漂流ごみは調査した結果)多くはない。ただ、漂着ごみは大量に見られ、実際にどんなごみがあったのかスライドに投影すると、「こんな身近なごみがあるの!?」と参加者は驚きを見せていました。
浮いているごみは少ないが、沈んでしまうごみは多く、「海底に沈むと光が当たらず、酸素もなく、微生物の活動も少ないので分解されにくくなる」という話に、「ごみが海に流れないようにしなきゃ!」と参加者は声を挙げていました。
では、大村湾にあるごみはどこから流れてきているのか。「大村湾のごみは日本のごみか、韓国のごみか、中国のごみか、どこの国のごみが多かったでしょうか?」というクイズを出題しました。中国や韓国で手を挙げる児童も多くいましたが、答えは日本でした。昨年9月に実施した漂流ごみ調査では、日本のごみだけが見つかったことを伝え、閉鎖性海域ならではの特徴ということに参加者は理解を示していました。
海洋ごみの約8割は街から流れていると言われていますが、大村湾のごみは流域の5市5町の陸域から川を伝って流れていると考えられています。
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どうやったら海洋ごみ問題を解決できるのだろう?


分別やリサイクルへの理解度はあったが、アップサイクルの話に参加者は特に興味を示していました。井手迫氏が着用している上着も海洋ごみをアップサイクルした商品であることに驚いていました。
海にごみが流れてしまわないように、なるべくペットボトルを使わない、決められた場所にごみを捨てるなど、些細なことでもアクションを起こしてみたいと参加者は答えていました。
大村湾が近くにある3校の参加者は、身近な大村湾を守ることを心に誓っていました。
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参加した子ども・保護者からの声


小学5年生「ひとりひとりがポイ捨てせずに、みんなで綺麗な街・海にしていきたい」
小学5年生「プラスチックを使わない生活を少しでもいいからやってみようと思いました」
小学4年生「海にごみがあることが当たり前になっていたので、その当たり前を改善して綺麗な海をみたいと思いました」
小学6年生「ごみ拾いや、ごみの分別や整理の話を家族に話して、海の生き物の生活に影響を与えないようにしたいと思いました」

<団体概要> 
団体名称:一般社団法人海と日本プロジェクトinながさき
URL:https://nagasaki.uminohi.jp/
活動内容:県内企業・団体への「海と日本プロジェクトinながさき」への参加要請、海と日本プロジェクト in ながさき 応援動画の制作・放送やホームページの制作、長崎県独自の特徴を活かしたイベントの開催 など
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日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/
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「大村湾ワンダーベイプロジェクト」
超閉鎖性海域であるが故に、周辺地域の生活環境が影響しやすい大村湾は、地域住民・企業・自治体がワンチームとなって取り組み、大村湾を大切に守る気持ちを育む必要があります。そこで、2023年度新たに立ち上がったのが「大村湾ワンダーベイプロジェクト」です。日本財団 海と日本プロジェクトの活動の一環として、豊かで美しい大村湾を守るために推進するプロジェクトです。

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