1型糖尿病患者・家族の支援団体、ふるさと納税を財源として富山大学へ2000万円の研究助成

3月5日(火)14時40分 PR TIMES

研究助成贈呈式ならびに記者発表を3月18日(月)富山大学医学部附属病院にて開催

全国の1型糖尿病患者・家族を支援する私たち認定特定非営利活動法人日本IDDMネットワーク(理事長 井上龍夫、本部 佐賀市)は、1型糖尿病根絶(=予防+根治+治療)を目指す研究を応援するため、佐賀県庁のご協力のもと、ふるさと納税を活用して多くの支援者からご寄付を頂戴しています。
このたび、ふるさと納税を活用したクラウドファンディングによる寄付を財源として富山大学附属病院の中條大輔特命教授に2000万円の研究助成を行うこととし、下記の通り贈呈式を実施いたします。

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1型糖尿病患者・家族が中心となって運営する日本IDDMネットワークは、“佐賀県庁への「日本IDDMネットワーク指定」ふるさと納税”によりクラウドファンディングを行い、富山大学附属病院の中條大輔特命教授が研究代表者として進める「発症早期1型糖尿病に対する免疫修飾療法の有効性と安全性に関する研究」への支援を呼びかけました。(https://www.furusato-tax.jp/gcf/420、寄付募集期間:2018年10月5日〜2019年1月31日)

2019年1月31日にクラウドファンディングは終了し、約1000名の支援者から3000万円を超えるご寄付をいただきました。このご寄付を財源として富山大学へ2000万円を贈呈するため、以下の日程で贈呈式を開催いたします。

【実施概要】
1.日 時 平成31年3月18日(月)13:15〜 14:00(予定)
・助成目録の贈呈式
・記者会見、報道機関を対象とした質疑応答

2.場 所 富山大学附属病院総合臨床教育センター2階多目的研修室(富山市杉谷2630)

3.出席者
齋藤 滋(富山大学附属病院長)
中條 大輔(富山大学附属病院 臨床研究管理センター 特命教授)
戸邉 一之(富山大学大学院 内科学第一講座 教授)
井上 龍夫(認定特定非営利活動法人日本IDDMネットワーク 理事長)
ほか関係者

【助成研究について】
研究課題名:発症早期1型糖尿病に対する免疫修飾療法の有効性と安全性に関する臨床試験
研究代表者:中條 大輔(富山大学附属病院臨床研究管理センター 特命教授)
助成額:2000万円

【助成研究の内容】
1型糖尿病の根治を目指すには、疾患の原因である「自己免疫」を制御する必要がありますが、最近までその方法は確立されていませんでした。本研究は、米国での研究発表をもとに薬剤を用いて自己免疫の制御を試みる、国内初の臨床試験です。

免疫修飾療法とは、体の免疫の状態を調整する治療のことです。発症して間もない(まだ自分のインスリンが残っている)1型糖尿病患者を対象に、薬剤を用いた免疫修飾療法を行うことで自己免疫を制御し、自分のインスリンを減らさずに維持することを目的としています。

2種類の薬剤によって、自己免疫の主役である「病原性リンパ球」をやっつけるとともに、自己免疫を阻止する「制御性リンパ球」を増やすことで自己免疫の制御を目指す治療です。この治療は「臨床試験」という仕組みで行うため、免疫修飾療法を受ける患者(10人)と受けない患者(10人)を比較し、2年間注意深く経過観察することで、この治療が有効かどうか、また安全かどうかを検討します。

本研究は、中條特命教授が前任地の国立国際医療研究センター在籍時より開始しており、今回富山大学での実施にあたり研究助成を受ける次第です。

【1型糖尿病とは】
原因不明で突然、小児期〜成人期まで幅広い年代で発症し、現在の医学水準では発症すると生涯に渡って毎日4-5回の注射又はポンプによるインスリン補充がないと数日で死に至る難病。自己の体内のインスリンが極度に減少するため血糖制御が困難になり、重症化とともに生活の質(QOL)が著しく損なわれることがある。糖尿病患者の大半を占め生活習慣病と称される2型糖尿病に対し、国内での年間発症率は10万人当たり1-2人と希少な病であるため患者と家族の精神的、経済的負担は大きい。

【日本IDDMネットワークとは】
1型糖尿病患者・家族が中心となって運営する私たち日本IDDMネットワークは、インスリン補充が必須な患者とその家族一人ひとりが希望を持って生きられる社会を実現することを目指しています。その当面のゴールは、1型糖尿病を「治らない」病気から「治る」病気にすることですが、究極の目標は“1型糖尿病の根絶(=治療+根絶+予防)”です。

日本IDDMネットワークでは、2005年の1型糖尿病研究基金設立後、これまで51件、2億7060万円の研究費助成を行っています。このうち2億600万円はふるさと納税を財源としたものです。

当基金は、患者・家族自らが「不治の病を治る病にする」、「不可能を可能にする」挑戦に賛同いただいた方々からの当法人への直接の寄付並びに“佐賀県庁への「日本IDDMネットワーク指定」ふるさと納税”など、日本全国の方々からのご支援で成り立っています。

※佐賀県庁は日本IDDMネットワークを指定してふるさと納税ができる唯一の自治体です。

【お問い合わせ先】
名 称:認定特定非営利活動法人日本IDDMネットワーク
所在地:〒840-0823 佐賀県佐賀市柳町4-13
電 話:0952-20-2062
Fax :020-4664-1804
E-mail:info@japan-iddm.net
WEB:https://japan-iddm.net/

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