アクセンチュア最新調査——イノベーション創出には「平等の文化」がカギ

3月8日(金)11時40分 PR TIMES

平等の文化を整備して社員のイノベーション創出を促すことで、2028年までに世界のGDPが8兆ドル増大する可能性

【東京発:2019年3月8日】
アクセンチュア(NYSE: ACN)の最新調査によると、企業のイノベーション創出や成長には、平等を重んじる企業文化がカギとなることが明らかになりました。

アクセンチュアが発表した調査レポート「男女ともに活躍する企業への変革2019(Getting to Equal 2019) 」によると、誰もが活躍できる「平等の文化」を持つ企業は、そうでない企業に比べて、グローバル全体で、社員の「イノベーション・マインドセット(イノベーション創出への意欲と、実現するための能力)」が約6倍優れていることが判明しました。

アクセンチュア株式会社 執行役員 金融サービス本部 アジア太平洋・アフリカ・中東・トルコ地区 証券グループ統括 兼 インクルージョン&ダイバーシティ統括 堀江 章子は次のように述べています。「社会全体で創造的破壊が起きている今、企業や団体が成功を収めるためには、継続的なイノベーションが欠かせません。今回の調査で、企業文化がイノベーションを引き出す上で重要な役割を果たすことが明らかになりました。」

調査対象国全体において、経営幹部の大半が継続的なイノベーション創出の重要性を理解しており、95%が「イノベーションは競争力と企業の存続に不可欠である」と回答しています。社員のイノベーション創出への意欲と、実現するための能力(イノベーション・マインドセット)を引き出すには、業界、国、社員の属性といった要素以上に、平等の文化が重要です。本調査では、性別、性自認、年齢、人種を問わず、より平等な職場環境に置かれた社員の方がより優れたイノベーション・マインドセットを持っていることが分かりました。

本調査は、日本を含む世界27カ国の働く男女18,000人以上を対象に実施したアンケートと、日本を含む8カ国の経営幹部150人以上を対象としたアンケート、および、アンケート調査の結果と公開されている労働力データを組み合わせたモデルをベースとしています。

今回の調査では、イノベーション・マインドセット(イノベーション創出への意欲と、実現するための能力)を6つの要素(目的、自律性、リソース、インスピレーション、コラボレーション、挑戦)に分けて定義し、それぞれをスコア化しました。

・目的:
 組織の目的を理解し、目的実現に向けて取り組んでいる。
・自律性:
 変革を推進していくことが認められ、信頼されている。
・リソース:
 イノベーション創出に必要なツール、時間、またインセンティブが用意されている。
・インスピレーション:
 組織外からインスピレーションを得ることができる。
・コラボレーション:
 組織を超えて、他部門と協働する機会がある。
・挑戦:
 失敗を恐れることなく、新しいアイデアを迅速に試すことができる。

また、「平等の文化」とは、2018年版の調査で特定された、男女のキャリア平等と賃金格差解消に貢献する要素である「経営層によるコミットメント」「活躍を促す組織の仕組み」「自発的に働きやすい環境」が揃った企業文化と定義しています。社員のイノベーション・マインドセットを高めるためには、このうち「自発的に働きやすい環境」を整備することが最も重要であることが明らかになりました。自発的に働きやすい環境に置かれていると答える社員が多いほど、イノベーション・マインドセットのスコアは高くなります。例えば、グローバル全体で、平等の文化のある企業に勤める社員は、「イノベーションを阻む要因は何もない」と回答する確率が、そうでない社員の6倍近くも高くなっています(平等な文化のある企業に勤める社員40%に対して、そうでない社員は7%)。

[画像1: https://prtimes.jp/i/19290/162/resize/d19290-162-616119-0.jpg ]

しかし、イノベーションの推進について、経営層と社員の間に重大な認識の違いがあることも本調査で明らかになりました。例えば、全世界の経営幹部の76%が「社員の能力を高める策を講じ、イノベーション創出を促している」と回答していますが、社員でその点に同意している回答者はわずか42%です。経営層が「社員がイノベーション創出のモチベーションにしているのは、目的意識より金銭的報酬だ」と考えがちであることが、この認識の違いの一因として考えられます。平等の文化のある企業においてイノベーション・マインドセットを支えるのは、適切な研修機会や柔軟な勤務形態、ワークライフバランスの尊重といった「自発的に働きやすい環境」に関連する要素です。
[画像2: https://prtimes.jp/i/19290/162/resize/d19290-162-733877-1.jpg ]

ダイバーシティは重要な構成要素
経営陣が多様性に富んでいること、社員の男女比のバランスがとれていることなど、ダイバーシティはイノベーション・マインドセットに大きく影響しますが、イノベーションを最大限に創出するには、平等の文化が必要です。グローバル全体で、ダイバーシティと平等の文化の両方を備えた企業におけるイノベーション・マインドセットは、そうでない企業の11倍も優れています。

多大な経済効果
本調査によって、イノベーション・マインドセットは、成長著しい経済圏や、労働生産性の成長率の高い国々でより顕著であることが分かりました。優れたイノベーション・マインドセットを持つ人材によって生まれるビジネス機会は膨大です。アクセンチュアの試算では、あらゆる国でイノベーション・マインドセットを10%高めれば、全世界のGDPは今後10年で最大8兆ドル増大すると見込んでいます。

アクセンチュアの最高リーダーシップ&人事責任者であるエリン・シュック(Ellyn Shook)は次のように述べています。「イノベーションの創出にあたり、職場環境の平等を実現することは、かつてないほど重要です。社員が企業への帰属意識を持ち、独自の視点や貢献によって評価されるとき、社員が活躍して、イノベーション創出につながる可能性も高まるのです。」

調査レポートについては、こちらをご参照ください(英文)。
https://www.accenture.com/us-en/about/inclusion-diversity/gender-equality-innovation-research

調査方法
アクセンチュアは「Getting to Equal 2019」調査の一環として、2018年10月に日本を含む世界27カ国の働く男女1万8,000人以上を対象にオンラインアンケートを実施しました。また、2018年11月〜12月には、日本を含む8カ国の企業の経営幹部150人以上を対象に電話アンケートも行いました。

アクセンチュアについて
アクセンチュアは「ストラテジー」「コンサルティング」「デジタル」「テクノロジー」「オペレーションズ」の5つの領域で幅広いサービスとソリューションを提供する世界最大級の総合コンサルティング企業です。世界最大の規模を誇るデリバリーネットワークに裏打ちされた、40を超す業界とあらゆる業務に対応可能な豊富な経験と専門スキルなどの強みを生かし、ビジネスとテクノロジーを融合させて、お客様のハイパフォーマンス実現と、持続可能な価値創出を支援しています。世界120カ国以上のお客様にサービスを提供する46万9,000人の社員が、イノベーションの創出と世界中の人々のより豊かな生活の実現に取り組んでいます。
アクセンチュアの詳細は www.accenture.com を、
アクセンチュア株式会社の詳細は www.accenture.com/jp をご覧ください。

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