Nordic Semiconductor、Embedded Worldで次世代nRF54LシリーズワイヤレスSoC、nRF9151セルラーIoT モジュール、その他最先端技術を展示

2025年3月10日(月)18時46分 PR TIMES

NordicがパワーマネジメントIC、Wi-Fi、セルラーIoT、Bluetooth LE製品ポートフォリオの新技術を発表し、Matter、セルラーIoT、Zephyr RTOSアプリケーションをデモ

[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/140089/22/140089-22-fb3408612b95b91b136d6410d3020ea5-1807x331.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

低消費電力ワイヤレス接続ソリューションの世界的リーダーであるNordic Semiconductor(https://www.nordicsemi.jp/)は、Embedded World(EW)にて、nRF54Lシリーズ(https://www.nordicsemi.jp/tag/nrf54/)の高度なマルチプロトコルBluetooth LE SoC(システム・オン・チップ)、nRF9151(https://www.nordicsemi.jp/products/nrf9151/)低消費電力セルラーIoT モジュール、新発表のnPM2100(https://www.nordicsemi.jp/products/npm2100/)超高効率パワーマネジメントIC(PMIC)、nRF70シリーズ(https://www.nordicsemi.jp/tag/nrf70/)Wi-FiコンパニオンICの展示を発表しました。EWは3月11日(火)から13日(木)まで、ドイツのニュルンベルク・メッセで開催されます。Nordicはブース4A-310に出展し、Zephyr Projectのブース4-170でも展示します。出展詳細は、こちら(https://www.nordicsemi.com/Events/2025/Embedded-World-2025)をご覧ください。


Nordic SemiconductorのCEOであるVegard Wollanは、次のように述べています。「Embedded Worldは世界の半導体業界にとって重要なイベントです。今年のNordicは、Bluetooth LE、セルラーIoT、Wi-Fi、PMICといった分野での大幅な進展を発表し、IoTアプリケーション向けの最先端ソリューションを提供するという当社のコミットメントを示します。また、戦略的な焦点をさらに明確にし、イノベーションの加速を図ることで、当社のブースを訪れる方々には、次世代製品の市場投入をより迅速かつ効率的に実現できるソリューションを体験していただけます」


最先端の低消費電力ワイヤレスIoTソリューションを展示
ブースの来場者は、新発表のnPM2100について学ぶことができます。このPMICは一次電池向けの超高効率パワーマネジメントICであり、高精度かつ低消費電力の燃料計測機能を備えています。nPM2100は、同社のnPMファミリーに属する最新製品です。また、nRF70シリーズWi-FiコンパニオンICのデモも実施され、ZephyrやLinuxをホストOSとして使用する場面が紹介されます。


Nordicのブースでは、次世代のnRF54LシリーズSoCも展示します。これらのSoCは、Nordicの超低消費電力ワイヤレス接続技術をIoT向けにさらに進化させ、高い効率性と卓越した処理能力を実現します。nRF54Lシリーズは、最も幅広いIoTアプリケーションに対応できるパフォーマンスと柔軟性を提供します。現在、nRF54L15、nRF54L10、nRF54L05が開発用途として利用でき、本格的な量産も開始されています。ブースでは、nRF54Lシリーズの消費電力と性能向上を実証するデモを実施し、特に新機能であるBluetoothチャネルサウンディング(Bluetooth Channel Sounding)のデモをご紹介します。Bluetoothチャネルサウンディングは、Bluetooth LEデバイスの距離測定や存在検知の精度を向上させる技術です。


また、同社の最新セルラーIoTソリューションであるnRF9151 モジュールも紹介します。nRF9151 モジュールは、業界最高クラスのバッテリー寿命を誇る低消費電力セルラーIoTソリューションです。このモジュールは、統合型のLTE-M/NB-IoTおよびDECT NR+モデムを搭載し、GNSS(全地球測位システム)にも対応しています。さらに、Thingy:91 X(https://www.nordicsemi.jp/tools/thingy91x/) IoTプロトタイピングプラットフォームもデモンストレーションに使用され、nRF9151、nRF5340(https://www.nordicsemi.jp/products/nrf5340/) SoC、nRF7002(https://www.nordicsemi.jp/products/nrf7002/)コンパニオンIC、nPM6001(https://www.nordicsemi.jp/products/npm6001/)およびnPM1300(https://www.nordicsemi.jp/products/npm1300/) PMICを搭載したアセットトラッキング技術の比較デモが行われます。


さらに、ブースのデモのひとつとして、Matterを活用して、スマートフォンのThread機能を使用し、スマートホームデバイスを直接制御する方法をご紹介します。Matterは、Thread、Wi-Fi、Ethernet、Bluetooth LEに対応する統一的なアプリケーションレイヤーです。一方、Zephyrブースでは、Zephyrエコシステムの利点と組み込み開発におけるメリットを体験できます。


Nordicの技術プレゼンテーションを学ぶ機会
Nordicは、Embedded Worldで複数の教育的な技術プレゼンテーションも実施します。
- 「Zephyr RTOSでのWi-Fiネットワーキングサポート強化」(講師: Yannis Glaropoulos)
会場: Hall 5、3月11日(火)15:30開始

- 「チャネルサウンディング - Bluetooth LEの正確で安全な距離測定機能」(講師: Paweł Kanafek)
会場: Hall 3A、3月12日(水)09:30開始
- 「新しいnRF54Lシリーズ - Bluetooth LEデバイスのバッテリー寿命を延長」(講師: Sam Presley)
会場: Hall 3A、3月12日(水)13:30開始

Nordicのブースデモでは、超低消費電力ワイヤレス技術を活用し、さまざまな業界やアプリケーションで標準ベースのワイヤレス接続を実現する方法を紹介します。デモの対象分野には、高度なウェアラブルデバイス、アセットトラッキング、スマートホーム、スマートメーター、産業オートメーションなどが含まれます。


Nordic Semiconductor ASAについて
Nordic Semiconductor(以下: Nordic)は、モノのインターネット(IoT)のためのワイヤレス通信技術に特化したノルウェーのファブレス半導体企業です。1983年に設立し、世界中に1,400人を越える社員がいます。Nordicはアワード受賞歴のあるBluetooth Low Energyソリューションを提供する、超低消費電力無線テクノロジーのリーディング・プロバイダーです。Nordicのテクノロジーは、ANT+、Thread、Zigbee対応のみならず、2018年には、IoT分野のさらなる市場拡大に向け、LTE-M/NB-IoT向けの低電力でコンパクトなセルラーIoTソリューションも発表しました。 Nordicの製品ポートフォリオは、2021年にWi-Fi技術によりさらに拡充しています。


開発者をRFの複雑さから解き放つ画期的な開発ツールにより、最先端のワイヤレス技術を提供することで市場での地位を築き、優れたアイデアがあれば誰でもIoTプラットフォームに基づいてイノベーションを構築できるようにしました。 今日、Nordicのアワード受賞歴のある高性能且つ設計が容易なBluetooth Low Energyソリューションは、ワイヤレスPC周辺機器や、ゲーム、スポーツとフィットネス、携帯電話アクセサリ、コンシューマ向け家電製品、おもちゃ、ヘルスケア、オートメーションなどさまざまな用途で世界をリードする企業に採用されています。 Nordicは、ANT+ Alliance、Bluetooth SIG、Thread Group、Zigbee Alliance、Wi-Fi Alliance、およびGSMAのメンバーです。
詳細はこちらをご参照ください(https://www.nordicsemi.com/About-us、英語)。

PR TIMES

「セルラー」をもっと詳しく

「セルラー」のニュース

「セルラー」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ