リモートワークをするならカフェではなくバーのほうが良い理由

3月14日(水)16時0分 lifehacker

リモートワークは、一度やるとやめられなくなります。服を着替える必要もないし、室温も好きに調節できるし、気を使うべき同僚は、年老いた犬が一匹かぎりです。とはいえ、他人との接触がまったくないのは精神衛生上よろしくないので、最低でも1日1回は外に出て、人がいる場所で仕事をすることにしています。多くの人は近所のカフェに行くと思いますが、私はバーへ行きます。

バーで仕事をするなんてありえないと思うかもしれませんが、私の経験では、図書館みたいなカフェや、スカンジナビアの家具が設えられたトレンディなコーヒーショップよりも、お酒が提供されるバーのほうがより多くの仕事をこなせるのです。私は、バーやカクテルラウンジで仕事をするたびに、カフェで仕事をするよりも生産性や創造性が高まることを実感しています。もしかすると、お酒を飲みながら仕事をする言い訳に聞こえるかもしれませんが、そうではありません。お酒を飲まなかったとしても、バーで仕事をすべき理由はたくさんあります。

コーヒーばかり何杯も飲めない私はもともと、ハムスターみたいな生き物です。いつもそわそわして、食べ物を隠し、周囲をキョロキョロと見回して、どんなに安全な環境にいても外敵が襲ってきやしないかと警戒しています。ただでさえそうなのですから、カフェインを大量に摂取すればもっと大変なことになります。とはいえ、カフェで何も注文せずに長居するのは気がひけるので、結局、何時間かを過ごす間に少なくとも2杯のコーヒー(とスイーツ)を注文することになり、つまりは神経がますます高ぶって困ったことになります。

その点、バーの飲み物のほうが、私のライフスタイルにははるかに合っています。お酒のことではありませんよ。バーにはたいていダイエットコーク(カフェインは1缶あたり35gしか含まれない)が置いてあるし、アルコール度数がとても低いお酒をソーダ水で割って飲むこともできます。気さくなバーテンダーなら、ノンアルコールカクテルを頼んでもいいでしょう。もちろん、その日にやるべき仕事が終わったら、一杯のカクテルで労をねぎらったってかまいません。疲れきった脳に「今日の仕事は終わりだよ、マイフレンド」と伝えてあげることができます。

バーの軽食のほうが、カフェの高価なスイーツよりも優秀食べ物がほとんどないバーもありますが、フライドポテトならたいていどこでも注文することができます。フレンチフライが食べられるのに、パサパサのラズベリー・スコーンを買う理由があるでしょうか? 場末のバーで頼むビーフジャーキーやポテトチップスでさえ、おしゃれカフェで売っているそば粉のクロワッサンよりは断然まし(安いし)です。

バーテンダーはちょうどいい話し相手家の外で仕事をするのは、少しばかり他人と交流がしたいからです。きちんとしたバーに行けば、バーテンダーが話し相手になってくれます。バーテンダーはチャーミングな会話ができるだけでなく、たいていはいつも忙しいので、「調子はどう?」とか「パソコンに貼ってあるそのステッカーかっこいいね」以上のしつこい会話はしてこないものです。こうしたたわいない会話は、オフィスで同僚と交わすたわいないやりとりにも似ているところがあって、仕事の邪魔にならずに、自分がこの世界で人とともに生きていることを、ほどよく思い出させてくれます。

バーのほうが雰囲気がいいバーとカフェでは雰囲気が違うのは当たり前ですが、私はバーのほうがリラックスできて、活気が感じられるので好きです。騒がしい仕事場が嫌いな人もいるでしょうが、私には向いています。私は物をすぐに落とすクセがあるのですが、たとえ充電器を床に落としても、バーの騒音がその音をかき消してくれます。グラフィックデザイナーや起業家たちがたくさん仕事をしている静かなカフェでそれをやれば、無駄な注目を集めてしまいます。また、アルコールと呼ばれる液体のおかげで、耳に入ってくる周囲の会話も聞いていて楽しいものが多いです。

少しのアルコールでクリエイティブな仕事がはかどるいつもお酒を飲みながら執筆しているわけではありませんが、夕方5時を過ぎていて、次の日の準備もばっちりできているときに、1〜2杯のカンパリの助けを借りて草稿に取り組むと、おもしろいものが書けることがあります。また、筆が止まり、言葉が出てこなくなっているときに、一杯のカクテルでリラックスすることで、心が落ち着き、原稿を書き上げられたこともあります。翌朝に見直してブラッシュアップすれば何ら問題はありません。また、一杯のお酒は、写真の編集や、提案書作りなど「Lifehackerの公式の仕事」には数えられないタスクに取り組まなければいけないときの、「ご褒美」としての機能も果たしてくれます。

当然ながら、どんなバーを利用するのであれ、礼儀正しい良い客でいるようにしてください。きちんと注文し、通常の飲み客1人以上のスペースを専有せず、電話をするときは外に出るようにしましょう。公共の場でビデオチャットを20分もできる人の勇気は称賛に値しますが、けっしてマナーが良いとは言えません。パソコンの充電は出かける前に済ませておき、念のためポータブルバッテリーを持っていきましょう。コワーキングスペースでもないかぎり、あなたに電源を使わせる義務などないのですから。

Image: Benjamin Zanatta/Unsplash

Claire Lower - Lifehacker US[原文]

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