3/20 世界初の海底監視システムを活用した海底熟成酒事業者が「海底セラー」一般公募開始

2024年3月15日(金)13時16分 PR TIMES

海底熟成でお酒に付加価値を付けたい事業者や個人を全国から募集 市場が縮小する酒類業界の活性化に貢献したい

海底セラーサービス事業を運営する株式会社北海道海洋熟成(本社:北海道札幌市、代表 取締役:本間一慶、以下北海道海洋熟成)は、日本酒やワイン、ウィスキーなどの酒類を海底に沈め、熟成させることで味わいや香りの変化が楽しめる海底熟成の知見を業界に幅広く提供することを目的とし、海底セラーの一般開放を行います。
2024年3月20日(水) から4月19日(金)の期間、自社で製造または販売するお酒や個人で保管されているお酒を「海底セラー」で保管し熟成させたい方を全国から募集します。

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●消費量の減少が続いている国内酒類業界の実態
国内酒販業界の消費量の減少は、少子高齢化や消費者の嗜好の変化など複数の要因が考えられます。
国税庁のデータによると、国内の酒類消費量は1999年をピークに減少傾向にあり、2019年にはピーク時の90%以下にまで縮小しています。(参考:https://www.nta.go.jp/taxes/sake/shiori-gaikyo/shiori/2022/pdf/001.pdf)
これらの背景から、酒類業界には付加価値やストーリー性のあるお酒づくりや販売などを通して、工夫をこらした販売促進が必要とされており、コスト重視の大量生産型から高付加価値型への転換ができるかどうかがお酒を取り扱うすべての業種・業態に求められつつあります。

●世界初の海底監視システムを用い海底熟成酒という付加価値の高い魅力的な商品販売戦略の提案
酒類業界が直面する課題の解決策として、海底熟成を通した付加価値の高い魅力的な商品販売を提案し、新たな顧客層の獲得や、酒類業界全体の活性化に貢献したいと考えています。
また、当社では世界で初めて海底に沈めたお酒を監視する海底監視システムを開発しました。
これにより、スマートフォンやパソコンから海底の様子をリアルタイムで観察することが可能です。
※海底監視システム世界初の根拠について
1.調査方法:自社調べ
2.調査期間:2022年1月〜2024年3月現在
3.調査内容:ソーラーパネルによる発電を用い海中にカメラを沈め、長期的に沈めたお酒を監視することに特化した専門のカメラシステムの開発事例の有無
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●自然の力を利用した海底熟成酒の特徴
海底では、船の通過や風などから発生する様々な周波数の音と海が生み出す自然の波動による細かな振動が瓶内のアルコール分子と水分子に作用し、香りや味わいに変化をもたらします。
当社では、味香り戦略研究所(東京都中央区)や北海道立総合研究機構水産研究本部(北海道札幌市)などの専門機関と共に、味覚テストを含む分析を進めており、これまでに北海道内10カ所で行った実験データに基づき、味わいや香りの変化を科学的に見える化しています。
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北海道は日本海、オホーツク海、太平洋の3つの海域に囲まれており、それぞれの海域で波の動きが異なる為、同じお酒でも海域ごとに異なる味わいや香りの変化を楽しむことができるというユニークな特性があります 。加えて、北海道は年間を通じて水温が低く安定しており、お酒の熟成に快適な環境です。また、台風の直撃を受けにくいため、本州では実現不可能な1年間の熟成期間を確保できることも大きな利点です。

●熟成後のお酒取り扱い例
販売海底熟成前後の飲み比べセット


熟成前のお酒と海底熟成酒の飲み比べセットとしてセット販売することで単価アップに繋がります。
北海道木古内町産の日本酒「みそぎの舞」では、飲み比べセットをふるさと納税返礼品として販売し、即完売する人気商品となりました。
贈答品としての販売


海底熟成の副産物として瓶の外側にフジツボなどが付着することで世界で1本のオリジナルボトルが仕上がります。海域ごとに付着する生き物も違い、ワインでいうエチケット(ラベル)が海のテノワールごとに表現できるのも魅力です。希少性が高くギフト市場や特別な機会にお酒を購入したいと考える顧客層にアプローチできます。
限定イベントの開催


海底熟成酒の仕上がりに合わせて、試飲会やガラディナーなどのイベントを開催できます。
これらのイベントは、お酒の魅力を直接体験してもらう絶好の機会であり、SNSや口コミを通じた宣伝効果も期待できます。
クラウドファンディングの返礼品として活用


新しい形の資金調達方法として注目されるクラウドファンディングにおける返礼品として取り扱うことで、支援者に対して付加価値の高いリターンが可能です。
継続的顧客教育


海底熟成中は当社で開発をした海中カメラを活用し、リアルタイムで海底熟成の様子が視聴可能です。店舗の液晶やタブレットで熟成中の様子を配信することで、顧客に対して熟成プロセスとその特徴について教育を行い、お酒に対する深い理解と興味を促します。
サステナビリティへの貢献をPR


海底熟成はその熟成過程において、お酒やお酒を保管するコンテナそのものが藻場となり、CO2の削減が期待できます。また、藻場が海底生物の住処となることで海洋生物の多様性にも貢献ができます。SNSやHP、店頭のポップ等においてサステナビリティへの貢献をPRすることが可能です。

●募集内容
北海道南エリアの知内町海域、または木古内町海域の「海底セラー」にてお酒をお預かりし、ボトルに特殊な加工を施した後、1年間熟成させ返却します。
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・対象
全国の酒類メーカー、酒蔵、蒸留所、ワイナリー、酒販店、飲食店、宿泊業者など、その他個人
・募集期間
2024年3月20日(水)〜2024年4月19日(金)
・熟成期間
2024年6月30日(日)〜2025年6月29日(日) ※天候により微調整の可能性有
・熟成場所
北海道上磯郡漁業協同組合海域沖(北海道知内町または木古内町)
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・募集ロット
1口/12本 ※お酒の種類の組み合わせは自由
・種類
ウイスキー、ジン、ラム、テキーラ、焼酎、日本酒(発泡性は除く)、ワイン、スパークリングワインまたはシャンパン、リキュール等 

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・金額
105,600円(税込)/1口 ※沈める費用、1年間の管理費、蝋封加工費、損害保険料、海底監視システム利用料込
・支払い方法
クレジット払い
・お酒の受け渡し方法
熟成させたいお酒を日付指定・元払いにて指定場所へ発送してください
引き上げ後、お客様指定の場所へ着払いにて発送します
・申し込みフォーム
こちらフォームよりお申し込みください
https://forms.gle/QzDij1XsebkTtHwG8
※申し込み後、5日営業日以内に合同会社海洋販売より契約書と決済フォームをお送りします

●株式会社北海道海洋熟成について 
当社は北海道で唯一、国土交通省から水面占有許可を取得し、また酒類販売業免許を有している合同会社北海道海洋販売(代表社員:本間一慶)を通じ、蔵置所として自社保有の「海底セラー」を持ち海底でのお酒の長期保存サービスを提供しています。(法律を遵守した正規の販売および保管を行っています)
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●代表者プロフィール
代表取締役社長 本間一慶(ほんまいっけい)
1978年、札幌市ススキノで魚屋を営む両親の元に生まれる。
大学中退後、調理師専門学校に進学し、卒業後は調理師とバーテンダーの仕事に従事。
2007年、「BAR一慶」をオープン。2011年、映画「探偵はBARにいる」の撮影協力を行い、シーズン2・3作目ではバーテンダー役として自らも出演。
2016年、海底熟成実験を開始し、2020年、株式会社北海道海洋熟成を立ち上げ、海底セラーサービス事業を開始。実験開始以降、道内10ヶ所(厚岸町、知床、サロマ湖、能取湖、釧路市、増毛町、知内町、木古内町、余市町、積丹町)で合計1万3,000本以上の熟成酒づくりを実施。
コロナ禍、飲食店の営業停止に伴い行き場を失った水産物の破棄問題を改善するため、水産物と熟成酒のペアリングセットを販売するアイディアを考案。この新たな販売戦略はクラウドファンディングで話題となり、現在では、北海道内4町(知内町、木古内町、余市町、積丹町)のふるさと納税企画に採用されている。

[画像10: https://prtimes.jp/i/138622/3/resize/d138622-3-5e4c9e86c0e796e2b69c-8.jpg ]

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