人流データ分析と生成AIをシームレスに統合
2025年3月19日（水）16時46分 PR TIMES
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/37476/134/37476-134-4c75d58503bb063afc6e1a404d06d87a-1280x720.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]図. LAPのダッシュボード画面。プロンプトボックスは「AI Assistant（アシスタント）」より利用可能
クロスロケーションズ株式会社（本社：東京都渋谷区、代表取締役：小尾 一介、以下「クロスロケーションズ」）は、自社開発の人流データ分析プラットフォーム「Location AI Platform(R)（以下、LAP）」および「人流アナリティクス(R)」に、新たに生成AI技術を統合し、その第一段階として、新機能「AI サマリー」の提供を本日より開始します。（注）「人流アナリティクス(R)」のフリーアカウントでも利用可能。
「AIサマリー」は、前日までの人流データを可視化する基本メニュー（ウィジェット）「人流速報」の分析結果（全6種類）をAIが即座に要約する機能です。これにより、ユーザーは迅速に分析地点の人流に関するインサイト情報を得ることが可能になります。さらに、次の段階として「AI アシスタント」の提供を開始します。「AI アシスタント」では、LAPの全ウィジェットの分析結果データが生成AIに自動的にインプットされ、ユーザーはLAPのユーザーインターフェース上で自由にプロンプトを入力することで、目的に応じた多様な人流データ分析を生成AIに実行させることができます。
AIと人流データの融合が生む新たな価値
これまでの人流データ分析では、分析結果を理解するために、ツールの操作習得や結果の考察に時間を要していました。しかし、今回の生成AIの統合により、ユーザーがLAPと人流アナリティクスの各ウィジェットで行ったピンポイントの分析対象地点（POI）のデータがバックエンドの「Location Engine」から生成AIに自動的に送られて要約が生成され、「AIサマリー」としてダッシュボードに表示されます。これによりユーザーは分析結果を直感的に理解できデータ活用のハードルは劇的に下がることになります。
「AI Summary（AI サマリー）」とは
「AIサマリー」は、即時に人流分析結果の要点を抽出し、専門知識がなくてもデータを活用できるようサポートする機能です。提供開始段階では、前日までの人流データを可視化する6つの「人流速報」ウィジェットをAIが解説し、重要なポイントを抽出します。これにより、LAPや人流アナリティクスのユーザーは、データの解釈に時間を割かず、最適な施策の立案に集中することが可能になります。
さらに、「AIサマリー」が生成する要約文章はワンクリックでコピーでき、レポートやプレゼン資料へそのまま転載可能です。これにより、データの活用がよりスムーズになり、意思決定のスピードを加速させます。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/37476/134/37476-134-2936b9570c3b7a3b4c094f250fc7fa39-1280x720.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
AI機能搭載：「人流速報」6種類のウィジェット
「AIサマリー」は、第1弾として、以下の6つの人流速報ウィジェットに対応します。人流分析で得られた膨大なデータを、生成AIが瞬時に解析し、重要なポイントをわかりやすくまとめます。これにより、ユーザーはデータ分析にかかる時間を大幅に削減し、より迅速な意思決定が可能になります。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/37476/134/37476-134-cb6a1b18c312a6eff572711b51159d1c-1280x720.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
- [人流速報] デイリー来訪 - 日ごとの推計来訪数の推移をグラフで可視化。
- [人流速報] アワリー来訪 - 時間帯ごとの推計来訪数の推移をグラフで可視化。
- [人流速報] アワリー滞在 - 時間帯ごとの推計滞在人口の推移をグラフで可視化。
- [人流速報] 来訪数比較 - POIごとに期間中の来訪数を比較。
- [人流速報] デモグラ割合 - 来訪者の性別・年代別割合を把握。
- [人流速報] 来訪者距離圏別割合 - 来訪者の居住地からの移動距離を分類し可視化。
利用対象と提供開始日
本機能は、LAPおよび人流アナリティクスのすべてのユーザーが利用可能です。
・提供開始日：2025年3月19日
・利用対象：LAPおよび人流アナリティクスの全ユーザー（無料版含む）
■対象製品
・人流分析プラットフォーム「Location AI Platform(R)（LAP）」
https://www.x-locations.com/service/lap/
・人流分析サービス「人流アナリティクス(R)」、「人流アナリティクス(R)ツーリズム」
https://www.x-locations.com/service/jinryu-analytics/
https://www.x-locations.com/service/jinryu-analytics-tourism/
人流データ活用市場の拡大に対応
本生成AI機能の導入により、データを活用した意思決定のスピードが格段に向上します。これまで専門知識を要したデータ解析のプロセスが簡素化され、誰でも直感的にインサイトを得ることが可能になります。特に、流動的な人流データの活用が求められるマーケティング担当者や店舗運営者、観光振興団体などにとって、日々の業務に即座に活かせるツールとなることが期待されます。
今後の展開
AIアシスタントを提供
「AI Summary」は、「AI Assistant」機能の第一段階として位置付けられており、クロスロケーションズは、「AIサマリー」の次のステップとして、「AIアシスタント」を開発中です。「AIアシスタント」では、人流分析プラットフォーム「LAP」の全ウィジェット（地図上に分析結果を表示するものも含めて20種類以上）の分析結果データが生成AIに自動的にインプットされ、ユーザーが自由にプロンプト（AIへの指示や質問）を入力することで、目的に応じた高度な人流データ分析をリアルタイムに実行できる機能を提供します。
スマホ広告サービスへの展開
クロスロケーションズが提供する「Locaiton Marketing Service」、「Inboud Marketing Service」においても生成AIを導入します。ジオターゲティング広告の「Targeting Engine」や広告効果分析の最適化に生成AIを導入して、より広告主のニーズにあった効率的なスマホ広告配信サービスを実現します。
クロスロケーションズ株式会社について
「多種多様な位置情報や空間情報を意味のある形で結合・解析・視覚化し、誰でも活用できるようにすること」をミッションとしています。位置情報ビッグデータをAIが解析・視覚化する独自技術である「Location Engine(TM)」の開発とビジネス活用クラウド型プラットフォーム「Location AI Platform(R)」、クラウドサービス「人流アナリティクス(R)」、訪日外国人の人流データ分析システム「インバウンドアナリティクス+」などの開発および、人流データの活用による企業のビジネス拡大を支援する「Location Marketing Service」、インバウンドデータを活用した広告配信、分析サービスの「Inbound Marketing Service」の提供により‟ロケーションテック”を推進しています。
社名：クロスロケーションズ株式会社
URL：https://www.x-locations.com/
代表者：代表取締役 小尾 一介
所在地：〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南1-2-9 小林ビル6F
事業内容：
・位置情報ビッグデータ解析エンジン「Location Engine(TM)」の開発とビジネス活用のクラウド型プラットフォーム「Location AI Platform(R)」、クラウドサービス「人流アナリティクス(R)」、訪日外国人の人流データ分析システム「インバウンドアナリティクス+」の開発・提供。
・次世代の位置情報マーケティングサービス「Location Marketing Service」並びにグローバル人流データを活用した「Inbound Marketing Service」の提供。
■当社の提供する位置情報分析データについて
当社の提供するデータは、ユーザーの許諾を得たスマートフォンアプリからの位置情報データで、ユーザーから個人情報を紐づけない形で完全匿名化の上、分析利用を目的に第三者利用について許諾を得たデータのみを利用しています。(https://www.x-locations.com/privacy-policy/)
分析結果の適格性を担保するため、「元データの偏り（特定キャリアの特定アプリ）」を排除して、全携帯キャリアユーザーの多数のアプリからのデータを完全匿名化して利用しています。当社独自開発の分析エンジンである「Location Engine(TM)」は端末ID、緯度経度情報、タイムスタンプを直接に地図・施設情報と連携して分析することで「メッシュ型位置情報データでの分析」では困難なピンポイントでの分析データも提供することが可能となっています。
