日本の就業者、アジアで最も転職意向が高いことが判明

2025年3月19日(水)12時46分 PR TIMES

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日本・2025年3月19日- ヘイズが発表した2025年ヘイズ アジア給与ガイドによると、日本の就業者の66%が今年転職を検討しており、これは日本、中国、香港特別行政区、マレーシア、シンガポール、タイの6つの地域の中で最も高い割合となっています。

本調査は、ヘイズが2024年末の6週間にわたり実施し、8,790名の就業者が2025年のキャリア計画などについて回答しました。調査では、過去の転職経験、現在の勤務先を離れる理由、新しい職を選ぶ際の優先事項などについても尋ねています。

【アジア全体】転職を検討する就業者が増加
アジア全体では、58%の就業者が今年転職を検討しており、2024年に転職した割合(25%)の2倍以上となっています。そのうち55%は新たな企業への転職を希望し、3%はフリーランス転向や独立を検討しています。

退職理由として最も多く挙げられたのは「キャリアアップの機会不足」であり、2024年の35%から43%へと増加しました。また、雇用の安定性に関する懸念も高まり、2024年の18%から22%へと上昇しています。

一方で、ワークライフバランスを重視する割合はやや減少し、2024年の17%から今年は15%となりました。また、「よりチャレンジングな業務を求める」との回答は、前年の18%から15%に減少しました。

【日本】キャリア成長への関心が顕著に
2024年に転職した就業者の割合は、日本では29%となり、タイ(32%)に次ぐ高さで、香港(27%)や中国(26%)を上回る結果となっています。しかし、今年はさらに転職意向が強まる傾向が見られます。

「日本の就業者の66%が今年転職を計画しています」と、ヘイズ・ジャパンのマネージング・ディレクターであるグラント・トレンズは述べています。「この割合はアジアの他地域を上回り、日本の企業が優秀な人材を維持し、市場競争力を保つために対策を講じる必要があることを示しています。」

一方で、中国では転職を検討する割合が44%と最も低く、マレーシア(62%)、タイ(61%)、香港(57%)、シンガポール(57%)が続きます。

また、現在の勤務先でキャリアアップの可能性があると感じていない日本の就業者は65%にのぼりました。転職を予定している理由としては、「キャリアアップの機会不足」が32%、「仕事にやりがいを感じられない」が22%となっています。

「給与以外の要素では、日本の就業者の50%が、新しい雇用先を選ぶ際に『影響力のある業務やプロジェクト』を重視しています。今年、日本企業の人事投資戦略では従業員の定着が重要視されています。こうした要素を従業員価値提案(EVP)に取り入れることで、優秀な人材の維持につながるでしょう」と、トレンズは述べています。

【リモートワークの柔軟性を求める傾向】
日本の就業者は、柔軟な働き方を提供する職場を求める傾向も顕著です。27%の就業者が「リモートワークの可否」を転職時の重要な条件としており、これはアジアで最も高い割合です。また、新しい勤務先を評価する際、35%の従業員がワークライフバランスの取り組みを重視しています。

「日本の企業の61%が現在リモートワーク制度を導入しています。世界的に見ると、オフィス回帰の動きがあるにも関わらず、日本ではワークライフバランス施策が重視され続けていることがわかります。こうしたニーズに対応することで、企業は従業員の満足度を向上させ、魅力的な雇用主としての地位を確立できるでしょう」と、トレンズは語っています。

2025年ヘイズ アジア給与ガイドの詳細は、下記よりご覧いただけます。
2025年ヘイズ アジア給与ガイド :
https://www.hays.co.jp/salary-guide?utm_source=Press&utm_medium=PRTimes&utm_campaign=2025HASG-JPJP&utm_content=Working_professionals_in_Japan_most_likely_to_switch_jobs_among_countries_surveyed_in_Hays_Asia_Salary_Guide

ヘイズアジア給与ガイド
雇用の実態調査部分調査概要
[表: https://prtimes.jp/data/corp/8738/table/346_1_73467622a9e43a5deaf60c928f618297.jpg ]

ヘイズについて
ヘイズ(本社:英国)は、グローバルな人材サービスを提供するスペシャリストの人材紹介会社です。2024年6月30日現在、33か国・地域236の拠点(総従業員11,100人)において、20の専門分野に特化したハイスキル人材サービスを提供しています。


ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社(ヘイズ・ジャパン)について
ヘイズの日本法人として2001年に東京で設立されたヘイズ・ジャパンは、3つの国内拠点(東京本社、大阪支店、横浜支店)を有する人材コンサルティング会社です。13の専門分野(経理・財務、金融、マーケティング・デジタル、人事、IT、保険、法務、ライフサイエンス、事務、不動産、営業、サプライチェーン、製造業)に精通した経験豊富なコンサルタントが、「正社員紹介」「契約・派遣社員」「採用アウトソーシング(RPO)」「ITソリューションズ(業務委託)」の4つのサービスを提供し、企業の人材採用と個人のキャリアアップを支援しています。

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