ブラジルのエンジニアリング施工企業の株式取得を通じたグローバル事業の推進に関するお知らせ
2025年3月20日(木)10時17分 PR TIMES
品川リフラクトリーズ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:藤原 弘之)は、ブラジルにおける耐火物施工を主たる事業とするエンジニアリング施工会社であるReframax Engenharia Ltda.(以下、「Reframax社」という。)の発行済株式の60%を、当社が新設するブラジル子会社を通じて取得(以下、「本株式取得」という。)することについて、創業家である個人株主3名との間で合意し、本日開催の取締役会において本株式取得に関する契約を締結することを決議しましたので、下記の通りお知らせします。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/154526/6/154526-6-ff84c5c841d3436149274768d670782f-851x315.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
本株式取得の理由
当社グループは、第6次中期経営計画(2024年度〜2026年度)の重点方針のひとつとして、「グローバル展開の加速」を掲げています。本方針に従い、当社グループでは海外の現地パートナーとの連携深化や、M&Aを通じた事業の強化・拡大の機会を継続的に模索しています。この度のReframax社の株式の取得も、第6次中期経営計画「グローバル展開の加速」の方針に従ったものです。
なお、第6次中期経営計画期間では、2024年7月にインドネシアでの新会社設立、2024年10月に欧州耐火物メーカーの買収、2024年12月に中国での新会社設立を既に発表しています。
取得株式の内容
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/154526/table/6_1_2f279aae9848eabcf6c9d5da3b5071ea.jpg ]
(注1) 取得価額については、本株式譲渡の実行(クロージング)時点におけるReframax 社の資産および負債の金額等により調整される予定です。なお、アドバイザリー費用等の6億円(概算)は含まれておりません。
(注2)本株式取得は、SEBH 社(当社連結子会社、当社出資比率100%)が主体となって実行します。上記の異動後の所有株式数には同社の所有株式数を記載しております。
Reframax社の概要
Reframax社は、ブラジルを中心に南米など7ヶ国21拠点で主にエンジニアリング施工を展開しているグローバル企業です。主業であるエンジニアリング施工の他、当社グループが展開していない事業分野である電気・機械工事、土木工事、工業塗装、断熱工事などの関連サービスも有しています。
Reframax社の主要顧客は、ブラジル国内外の鉄鋼業界に加え、当社グループが未開拓である非鉄金属業界、化学・石油化学業界、製紙業界など多岐にわたります。
本株式取得で期待できる効果
安定した市場である米州大陸で、当社グループのプレゼンスを高め、持続的な成長投資と企業価値の更なる向上に繋げます。この本株式取得による効果を最大限発揮するために、当社グループでは以下の3つの方針で事業を運営します。
1.本株式取得後、Reframax社は当社グループの4つの事業セクターの内
「エンジニアリング」セクターに属します。当社とReframax社との技術連携により、
施工能力、施工管理技術を向上し、エンジニアリング事業の強化に繋げます。
2.双方の人材・技術交流により、施工体制強化及サービスラインナップ拡充を図り、
加えてReframax社を含む当社グループ全体の工事対応力を向上することで、
より高品質で迅速な耐火物施工および周辺サービスの提供を実現します。
3.Reframax社と、当社グループの「耐火物」・「断熱材」・「先端機材」各セクターとの
技術交流等を活発に行い、当社グループ全体のシナジー発現に尽力します。
本株式取得後も、Reframax社は現行の経営陣が中心となって事業展開、顧客サービスを提供する予定です。さらに当社グループがReframax社の取り組みを全面的にサポートすることで、両社の強みを最大限に生かした共同事業を実現します。Reframax社とともにグローバル展開を推進することで、当社グループの安定したキャッシュフロー創出を強化し、健全な財務基盤の維持を目指します。
Reframax 社の基本情報
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/154526/table/6_2_c8fbbdbac1347066d76d3e8509f89f4e.jpg ]