世界の働く旅人 デジタルノマドが行き交う場 「S-TOKYO」。世界と東京、そして地方の垣根を越え「共創」を生む拠点作りの裏側

2024年3月22日(金)16時49分 PR TIMES STORY

株式会社Linnas Design(本社:石川県金沢市、代表取締役:松下秋裕、以下Linnas Design)は、東京日本橋小伝馬町にある小規模文化施設S-TOKYO(読み:エストーキョー)の運営を行っています。

同施設を立ち上げた岡野バルブ製造株式会社(本社:福岡県北九州市、代表取締役:岡野武治、以下岡野バルブ製造)が目指す「越境と共創の場」を実現するため、Linnas Designと連携し、デジタルノマド向けに特化したコワーキング&コミュニティスペースとして2024年4月にリニューアルオープンします。

日本橋のローカルコミュニティに、海外のデジタルノマドを巻き込むことで、ローカルとグローバルが混ざり合う場を作りたい。Linnas Designが新しい事業にかける想いを、代表の松下そして現地メンバーの声と共にご紹介します。

「アンドプレイス」の概念で築いた、居場所づくり3年の実績

株式会社Linnas Design(読み:リンナスデザイン)は、石川県金沢市に本社を置くホテル・コミュニティのプロデュース・運営を行う会社です。これまで、ホテル・コミュニティに加えてメディア・クリエイティブ・プロダクトといった様々な切り口から「アンドプレイス」をデザインし、​世の中に価値を提供してきました。



アンドプレイスとは、「様々な目的で利用できる、訪れる人にとって居心地の良い場/どんな場所でも居心地よく過ごすための、考え方のヒントやアイデアが得られる場」であると私たちは定義しています。


私たちはコロナ禍の2021年、観光業界が大きな打撃を受けるなか、コミュニティホテル「LINNAS Kanazawa(リンナスカナザワ)」を立ち上げました。世界中が混乱していた当時、私たちは観光業であるホテルという業態でアンドプレイスをデザインし、「豊かな生き方」を提案してきました。LINNAS Kanazawaは、2024年4月で開業から3年を迎えます。

また、2024年2月からは同じく石川県金沢市にてサービスアパートメント型ホテル「Inova Kanazawa(イノーヴァカナザワ)」の委託を受け、運営を開始いたします。

現在はコロナ禍が明け、グローバルに人が行き来できるようになり、より広域な生き方や暮らし方を選べるようになりました。今回のコワーキングスペース運営は、今の社会においてまた新たなアンドプレイスを創り出す挑戦となります。

異質な者同士の交流から新たな創発を生む「越境と共創」の場。岡野バルブ製造と開設した新拠点

ホテル・コミュニティを切り口に場の運営をする中で、東京日本橋にある小規模文化施設「S-TOKYO」運営の話が舞い込んできました。同施設を立ち上げた岡野バルブ製造は、「越境と共創の場」の実現を目指していました。

岡野バルブ製造株式会社代表 岡野武治氏のコメント

ローカルの企業やその従業員が企業変革や事業変革を実現するためには、主体的に異質と触れ合い新たなマインドやスキルを取り込んでいく必要がある、当社はそれを「越境と共創」と呼び、それが実現できる「場」づくり、拠点開発を進めています。

現在4箇所(東京日本橋、沖縄コザ、京都五条、北九州門司)の開発が進んでいますが、東京日本橋小伝馬町「S-TOKYO」においては、金沢に拠点をもつ株式会社Linnas Design様と連携し、国内外のデジタルノマドが集う場所、デジタルノマドのマインドやスキルに「越境」し彼らと「共創」できる場所へと展開していくこととなりました。

岡野バルブ製造の目指す「越境と共創の場」。私たちが連携することによって、金沢でホテル運営をする中で培った「場づくり」という強みを生かせるのではないか。Linnas Design代表 松下は「ローカルコミュニティと世界から訪れる人たちとが心地よく繋がる場づくりを、ここS-TOKYOでも実現しよう」と考えました。

場所にとらわれずIT技術で自由に働く旅人「デジタルノマド」。彼らの孤独感を和らげ、新たな刺激を提供する居心地のよいコミュニティ空間、「S-TOKYO」の設備

デジタルノマドとは、IT技術を活用し、場所に縛られず(国内外を問わず)「ノマド(遊牧民)」のように旅をしながら仕事をする人達のこと。旅行情報サイトA Brother Abroad社が2021年に実施した調査によると、世界のデジタルノマド人口は3500万人ほどいるとされ、増加傾向にあります。

その一方で、実はデジタルノマドを辞める理由として「孤独感」を挙げる人も少なくありません。それを知って、私たちはコミュニティの重要性を強く感じました。

心のどこかでつながりを求めながら奮闘する同志たちが心地よく交流し、まだ見ぬ「共創」を生むような場所。S-TOKYOをそんな場所にしたくて、私たちは以下のようなリニューアルを行いました。

1階 PERTICA COFFEE

カフェ / コミュニティバー(2024年4月リニューアルオープン予定)

一杯のコーヒーからはじまる会話の可能性は計り知れません。地域の人々との交流窓口となるカフェでありながら、コミュニティメンバーにとっては止まり木のような場所。

コーヒー豆は、私たちのホームタウンである金沢のロースター「Nonstop Coffee Stand&Roastery」から仕入れます。S-TOKYOに訪れる人々の、楽しむ場と働く場が、美味しいスペシャリティコーヒーをきっかけに交わります。

また、ローカルコミュニティをテーマにしたイベントや日替わり店長バーイベントを定期的に開催します。

https://www.instagram.com/perticacoffee

2階 ラウンジ / イベントスペース

休憩時間にリラックスしたり、ふわっと浮かんだアイデアを共有したり。小さなアートギャラリーとしても活用でき、使い方は自由です。入居メンバーは、自ら企画の立案や共催が可能です。なにか面白いことを思いついたら、コミュニティキュレーターに相談してみてください。

3階 コワーキングオフィス / 貸会議室

3階はフリーアドレスのコワーキングフロア、4階はシェア会議室フロアです。

利用プランは大きく分けて2種類。デジタルノマドや、地方と東京との行き来が多い方向けのノマドプラン(回数券プラン)と、S-TOKYOを拠点とする方向けの月額制プランがあります。

受付時間:平日9:00-18:00

利用時間:24時間

利用料金:16,500円 / 10Daysノマドパスプランの場合(有効期限30日以内で10日間利用可能)

​ご予約:不要。コミュニティキュレーターに直接お尋ねください。

※プレオープン期間中は短縮営業となります。

6階 スカイガーデン

人工芝の屋上。業務の合間にリフレッシュができます。コミュニティメンバーが育てている植物や、屋上で開催されるヨガクラスなどで、新しい交流と発見が生まれるきっかけを作っていきます。

大都会東京にありながら、日本橋の毎日に溶け込む場所「S-TOKYO」

すべての垣根を超え、新たな刺激との出会いにあふれた日常を超える景色がここにはあります。

デジタルノマドへの4つのメリット。24時間使えるコワーキング、国内複数施設利用可の特典

S-TOKYOは”デジタルノマド向け”のコワーキングスペースです。日本人に限らず、世界中を旅をしながら働く人達にとってのメリットがあります。

①日本語と英語の2ヶ国語で対応可能

コミュニティキュレーターもカフェスタッフも、Engllish Friendlyです。

②沖縄と金沢の拠点が利用可能

S-TOKYOのメンバーは、追加料金なしで日本各地にあるローカル提携拠点を利用することが可能です。

働く場でありながら、地域に根ざし、コミュニティが生き生きとしている場をS-TOKYOのコミュニティキュレーターがセレクトし、提携拠点としています。今後も拠点は少しずつ増えていく予定です。(2024年3月現在はLINNAS Kanazawa シェアラウンジ、X BORDER KOZA 沖縄コザ)

※ノマドプラン利用者は有効期間中に限り回数券一回分を消費して利用可能

【LINNAS Kanazawa シェアラウンジ】

金沢の街の中心部にあるコミュニティ型ホテル/Coliving拠点に併設のシェアラウンジ。

様々なイベントが開催されている地域のプレイヤーも多く集まるHUB拠点です。

【X BORDER KOZA 沖縄コザ】

沖縄本島の中部、沖縄市コザにあるオフィス拠点。リゾートのイメージがある沖縄ですが、コザはディープローカルエリア。スタートアップを含む多くの挑戦者が集まるコザスタートアップ商店街のコミュニティ内にあるスペースです。

③24時間利用できるコワーキングスペース

世界と繋がりながら仕事をするデジタルノマドたちが、時差があっても働きやすい環境を作るため、S-TOKYOではコワーキングの利用時間を24時間にしました。

スタッフアワーの平日9:00-18:00の間に受付での手続きが必要ですが、手続き後は早朝も夜も作業ができます。(1dayノマドパスをご利用の場合、ご利用いただけるのは当日の夜までとなります。)

④多彩なコミュニティイベント

時に孤独感を感じやすいデジタルノマドという働き方ですが、S-TOKYOではその心配は要りません。新しい出会いを生むソーシャルバーイベントや、近しい業種の人と繋がれるコワーキングデー、本やアクティビティなどの趣味を通じて楽しめるイベントが、毎日のように行われます。気分や予定に合わせて、気軽に参加できる雰囲気です。

温かみのあるコミュニティライフをサポートするスタッフ「コミュニティーキュレーター」。彼らによる心地よいデジタルノマド環境づくり

S-TOKYOには、コミュニティメンバーだけでなく日本中のコミュニティ同士を繋ぐ役割として、「コミュニティキュレーター」が存在します。彼らがいつでも、ユーザーの皆さんの働く環境をサポートし、日本でのノマド生活をより良いものにするお手伝いをしていきます。

Community Curator / Yuka

「コミュニティキュレーター」として、ここに集まる人々とともに、何か面白いモノやコトを見つけるお手伝いをしていきます。S-TOKYOにきてくれるすべての人が、心地よく働ける場所だと感じてもらえるよう、常に試行錯誤の日々です。イベントが毎日のように開催され、エネルギーが膨らむ場所ともいえるS-TOKYOに対して、1階のカフェは「とまり木」がキーワード。少し歩みを緩めてリラックスできる、再出発のための充電ができるようなカフェを目指します!

Community Curator / Chichi

Linnas Designでの3年間のホテル運営を経験し、人と人との出会いや繋がりがいかに豊かで、価値あるものかを実感しました。S-TOKYOではコミュニティキュレーターとして、ローカルと世界から訪れる人たちとが繋がる場を育んでいけることが楽しみです。

「どこでも仕事ができるけど、S-TOKYOに来て仕事をする」その意味をきちんと生み出すことができるよう、居心地のいい場づくりとコミュニティ醸成に努めたいと思います。

「越境と共創」を通して、世界に影響を。刺激を求めるマインドを持つ人々を集め、相互に作用させ、地方へ持ち帰ってもらう。

株式会社 Linnas Design 代表 松下秋裕のコメント

「越境と共創」という言葉からは、「新規事業への取り組み」や「今まで交わらなかったプレイヤーと協業する」などの、事業の枠組みで語られるものが連想されます。

しかし、僕たちは「越境と共創をしよう」というマインドセットそのものが大切だと考えています。僕たちはS-TOKYOを、その思想や素養を持った人がたくさん集まっている場所にしていきたいです。

僕は、まさにデジタルノマドは「越境と共創」のマインドを備え持った人たちが多いと感じています。30代が多い、富裕層である、などといったデジタルノマドのプロファイルではなく、「越境と共創」という共通点に惹かれています。だから、デジタルノマドたちが集まりたくなるような仕掛けのあるコワーキングスペースを企画しました。

この場所を通して「何か自分もチャレンジしてみようかな」「面白く生きてみようかな」といった個人レベルのシナジー創出や、そこで感じた刺激を日本のローカルプレイヤーたちが各地方に持ち帰ることも起こりうるでしょう。時には事業としての「越境と共創」が生まれることもあるはずです。

それぞれの生き方に刺激を与える場所「S-TOKYO」を介し、人々が日本や世界を行き交うことで、東京日本橋を超えた世界にも間接的に影響を与えていく。「越境と共創」に満ちた場が、それを実現させることができると考えています。

■施設概要

●施設名:S-TOKYO エストーキョー

●住所:〒103-0001 東京都中央区日本橋小伝馬町16−5

●ウェブサイト: https://www.valvehub.jp/s-tokyo

●インスタグラム:https://www.instagram.com/s_tokyo_nihonbashi/

●開業時期:2024年4月予定(2023年11月22日プレオープン )

■本リリースに関するお問い合わせ

s-tokyo@linnas-design.com


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