なぜ、天才が「つまらない大人」になってしまうのか

3月27日(金)6時0分 ダイヤモンドオンライン

ひろゆき氏(撮影:榊智朗)

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現在、フランス・パリで余生のような生活を送り、英語圏最大の匿名掲示板「4chan」や新サービス「ペンギン村」の管理人を続ける、ひろゆき氏。

早くも3万部を突破した今回の新刊『1%の努力』(ひろゆき・著)では、いかに彼が今の立ち位置を築き上げてきたのか、その「考え方の考え方」について語った。


「僕の座右の銘は、『明日やれることは今日やるな』だ。明日になったらやりそうもないことだけ、その日中にやるようにしている。浪人時代以降、ダラダラと過ごす生活が今もなお続いている。

そういう時間の使い方ができるかどうかは、その人のタイプによる。自分のタイプを見極めよう。」(本書内容より)


今回は、「自己分析」がテーマだ。


僕は天才タイプじゃなかった


自己分析が苦手な人が多い。

向いていないことを必死に努力しても、報われない。

それなのに、生存者バイアスで物事を語っても仕方がない



たとえば、戦地において、100人が戦場に駆り出されたとする。

1人が生き残り、99人が死んだとしたら、その1人の声は残るが、残りの99人の声なき声は語られることがない。

その1人の語りが、残りの99人の代弁者になりえてしまう。そういう錯覚を乗り越えなくてはならない。

じゃあ、自分に何が向いているか。どう考えればよいのだろう。


世の中には、天才がいる。若干、頭のおかしな狂気の部分を持ったような人だ。スティーブ・ジョブズのように、論理を飛躍させて階段を何歩も飛ばしながら駆け上がるような人である。


誰も思いつかないようなアイデアを実現している人を見ると、「僕には無理だな」と思う。

僕は、他人の考えたものを説明するのが好きだし、伸ばす部分を見つけたり、改善点を指摘するほうが得意だ。


人生を振り返ると、僕なんかより面白い発想をする人がたくさんいた。

けれど、結果的に僕のような人間が企画の仕事をしているわけだ。世の中わからないものである。


ビジネスパーソンの3タイプ


仕事をする人は、次の3タイプに分かれる。


① 0から1を生み出す人

② 1を10にする人

③ 10を維持しながら11、12……にしていく人


先ほど述べた天才タイプの人は、「①」だ。

自分のアイデアを愛し、まわりを巻き込みながら没頭することができる人である。アイデアに対する自信は、ときに武器に、ときに足かせとなる。


そうやって出来上がったものを「②」の人が改善して大きくしていく。コネや経験を持っていたり、人付き合いがものをいう


最後に、成長が止まったあと、それを維持させる人が「③」だ。大企業に就職して忍耐強く働くようなタイプだ。世の中的には、「③」の人が冷遇されてきているが、彼らには絶妙なバランス感覚が要求される。


大きな組織で新しいことをするとなると、周囲を無視したパワープレイよりも、まわりを調整しながら計画的に実行する慎重さが必要になる。一度大きくなった組織は、方向を変えるときに多大なエネルギーを必要とするのだ。


その過程が面倒になって会社を出ていくような人は、「①」「②」タイプである自信があるならばいいだろう。

ただ僕は、「③」として戦っている人を地味に応援している





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