今の企業が示すべき目標は「数字」ではない

3月27日(金)6時0分 ダイヤモンドオンライン

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三浦崇宏 人脈なんてクソだ。


 一般の広告代理店は課題解決のプロだが、ぼくらが立ち上げたGOは事業成長のパートナーになる。立ち位置が、目指す場所がそもそも違う。


 作るのはCMだけじゃない。その事業を進めるのに最適な組織を作ったり、事業展開のアイデアを出したり、会社の名前や人事制度を考えたりもする。


 なぜそこまでするのか? 彼らは社会の変化を察知して「変わりたい。変わらなければ」という想いを胸に、ぼくらGOの門を叩いてくれるからだ。


 ぼくらは全力でそれに応えたい。「いいから行けよ」といういつもの口癖を、500万倍くらい丁寧に、大声で叫び続けたい。


 GOのクライアントに対するスタンスと、ぼくが『人脈なんてクソだ。変化の時代の生存戦略』を通して皆さんに伝えたいことの根っこは、だいたい同じだ。変化の本質を把握し、凝り固まった旧来の発想にとらわれず、躊躇なく自分を変える。そのための知識と心構えと、ちょっとした工夫を書いた。


 昨日決まったビジネスのルールが、今日はがらっと変わっている。何十年も盤石だった大企業が、ついこのあいだ起業したスタートアップにコテンパンにやられる。そんな激動の(でもクソ面白い)時代に生き残るのは、簡単なことではない。


 だけど、もう一度言っておこう。


 生き残るのは強い者ではなく、変化し続けた者だ。



「数字の経営」ではなく「言葉の経営」を


 昭和や平成の時代は簡単だった。企業が量的・数字的に成長することで、社員は十分幸福になれたからだ。売上10億円の企業が売上30億円になったら、当然社員も3倍幸福になる。そういう企業が日本中にあれば、連動して日本社会全体も豊かになっていった。


 ところが、日本社会はもう豊かになりきっている。高度経済成長期以前の昭和的な意味で“生活に困っている”人は、もうほとんどいない。相当のことじゃない限り餓死したりはしない。もちろん、正確に言えば貧困は依然としてあるのだけど、それが表面化しない社会になっている。


 では国民の大半を占める“生活に困っていない”人たちに対して、何をもって幸福を提供できるのか? それは「行動の意味」でしかない。


 ぼくたちは、「自分たちが働いていることによって、社会をどう幸福にしているのか?」をちゃんと定義・自覚しないと、働いても幸福にはなれない時代を生きている。





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