お父さん、お母さん、 絶対に誰かと比べないでください

3月27日(金)6時0分 ダイヤモンドオンライン

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世界1200都市を訪れ、1万冊超を読破した“現代の知の巨人”、稀代の読書家として知られる出口治明APU(立命館アジア太平洋大学)学長。歴史への造詣が深いことから、京都大学の「国際人のグローバル・リテラシー」特別講義では世界史の講義を受け持った。

その出口学長が、3年をかけて書き上げた大著が、大手書店のベストセラーとなり、話題となっている。BC1000年前後に生まれた世界最古の宗教家・ゾロアスター、BC624年頃に生まれた世界最古の哲学者・タレスから現代のレヴィ=ストロースまで、哲学者・宗教家の肖像100点以上を用いて、世界史を背骨に、日本人が最も苦手とする「哲学と宗教」の全史を初めて体系的に解説した本だ。なぜ、今、哲学だけではなく、宗教を同時に学ぶ必要があるのか?

直木賞作家・作詞家のなかにし礼さんが激賞、脳研究者で東京大学教授の池谷裕二氏が絶賛、小説家の宮部みゆき氏が推薦、某有名書店員が「100年残る王道の1冊」「2019年で一番の本」と断言した『哲学と宗教全史』が、2400円+税という高額本にもかかわらず8万部を突破。「読者が選ぶビジネス書グランプリ2020」では総合グランプリ第6位、リベラルアーツ部門第2位となった。

「日経新聞」「日経MJ」「朝日新聞」「読売新聞」「北海道新聞」「中国新聞」「京都新聞」「神戸新聞」「中日新聞」で大きく掲載。“HONZ”『致知』『週刊朝日』『サンデー毎日』「読売新聞」でも書評が掲載され、話題となっている。

今回から先日、立命館小学校で行われた出口氏の講演ダイジェストをお送りしよう。



今回どうしても話したかったこと



 まとめると、今回、僕がお話ししたかったことは3つです。


1.製造業に有用な人材の5要素に基づく教育をやめる

2.探求力を身につける

3.脳の構造や人間心理に根ざした教育をする


 第一に、今後の日本の教育を考えたら、

製造業に有用な人材の5要素……

1.偏差値がそこそこいい

2.素直である

3.我慢強い

4.協調性が高い

5.先生や上司のいうことをよく聞く

では絶対に

未来のスティーブ・ジョブズは生まれません。


 ジョブズのような個性派の子どもたちを育てていかないと、日本の明日はないということが第一。


 第二は、AIやIT化が進むほど、探究力が大切になってくること。


 第三は、脳の構造や人間心理に根ざした教育をやっていかないと、いつまでも成果が挙がらないということです。


 僕は、民間の生命保険会社から大学教育の世界に入りました。

 大学は学生が主人公ですから、学生の声を聞かなければ大学経営はできないと思っています。

 ですから、学長室のドアはいつでも開いていて、学生には、


「いつでも遊びにきていいよ」


 といっています。





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