世界経済に550兆円超を注入…G20首脳、コロナ対応で声明

3月27日(金)14時0分 読売新聞

 主要20か国・地域(G20)首脳は26日夜、テレビ会議を開き、新型コロナウイルス感染症への対応を協議した。会議後に発表した首脳声明では、世界的な感染拡大の影響に対処するため、「世界経済に5兆ドル(約550兆円)超を注入している」と明記し、「強大な財政支援の実施を継続する」と表明した。

 世界経済の成長回復に向け、「全ての利用可能な政策手段を用いる」とも強調した。雇用の保護と成長の回復のため、G20財務相・中央銀行総裁に対し、G20行動計画を作成するよう指示した。

 また、パンデミック(世界的な大流行)と闘うため、透明性のある対応の必要性を指摘し、情報の共有や臨床データの交換、研究開発に必要な物資の共有に取り組むとした。マスクなど需要が増えている医療物資の製造能力を拡大し、可能な限り速やかに、購入可能な価格で広く利用できるようにすることも盛り込んだ。

 ワクチンと治療薬の研究開発資金を増加させることや、途上国の支援に取り組むことも確認。国境封鎖や航空便の運航停止が広がる中で、各国の市民を自国に送還するために必要な支援の提供を関係当局に指示するとした。

 東京五輪・パラリンピックの延期については、「大規模なイベントの延期を通じ、人々の健康を守る取り組みを評価する」とした上で、「人類の力強さの証しとして、完全な形で五輪を主催するという日本の決意を称賛する」との文言が盛り込まれた。

ヨミドクター 中学受験サポート 読売新聞購読ボタン 読売新聞

「世界」をもっと詳しく

「世界」のニュース

トピックス

BIGLOBE
トップへ