障害者アートを通じた、自己表現プラットフォーム構築をしたい。

2024年4月1日(月)11時16分 PR TIMES

〜当事者と関わる全ての人々へ、新しい社会参画の“きっかけ”を提供する。〜

「新しい社会参画のきっかけを提供する」を理念とするNPO法人ソーシャルアート市場(本社:神奈川県横浜市 理事長:島田皇)は、「障害者アート」を通じた自己表現プラットフォーム構築を目指しています。

*当社は、4月1日を夢を発信する日にしようとするApril Dreamに賛同しています。このプレスリリースは「NPO法人ソーシャルアート市場」の夢です。
[画像1: https://prtimes.jp/i/128717/5/resize/d128717-5-05875a9efd0be193b352-0.jpg ]

*メイン画像の写真は、当団体のアーティスト作品です。

 国内の障害児(者)は、約964万人(※¹)とも言われており、一般的な基準や仕組みなどと自身の障害特性がマッチせず、本来秘めている可能性や得意なことを表現しづらい、または選択肢が少ない環境に多くの方がいます。そこには、複雑な要因が絡み合っており、課題解決は簡単ではありません。

 日本は、世界的に見ても社会保障が優れた国だと思っております。しかし法律制度は黒か白の判断基準があり、グレーの層がこぼれていき、またそこに新しい制度ができるの繰り返しです。現在の仕組みは残したままで、どうやったらみなが社会参画できるのだろうと出た結論は「アート」×「NPO」でした。

「アート」は、「人類が創るものすべてのモノ」と広義的な意があるそうです。ようするに、全てを受け入れる土壌がアートにはあります。そして、障害福祉の課題は、企業がどれだけ興味関心を持ちアクションを取ってもらえるかもとても大きなカギとなります。どの団体形態で障害者アートを進めるかは、NPOであれば利害を気にせずに、企業が参加しやすいと考えました。


Mission:新しい社会参画のきっかけを提供する。
Vision:自己表現プラットフォームを構築する。

本リリースでは、「当団体の叶える夢の第1歩」として、全盲アート「Art In The DARK」の取組をご案内します。

●背景:視覚障害者/全盲者の現状
 世界では約2.8億人、日本国内では約160万人が視覚に何らかの障害があり、全盲者は世界で約4,000万人、国内では約10万人と言われています。国内における視覚障害者の就労率は、5%前後、職業別では「あん摩マッサージ指圧師」32.4%が最も高い割合です。一方で、当事者の「あん摩マッサージ指圧師」の給与は一般平均の1/2以下であり、当職業のマーケットも年々縮小していると言われてます。


●解決:チャリティ(啓蒙活動)とロイヤリティー(経済)を
 障害者向けのサービスは、啓蒙活動要素が多く存在しています。自他理解なき所に、障害分野の課題解決はないと考えておりますが、一方で経済性が伴わないことから、志や情熱はあるものの長続きせず道半ばで断念する事業も多数あるようです。
 当団体では、啓蒙活動(チャリティ)と経済・収益(ロイヤリティー)の双方をバランスよく取り入れ、かつ継続性を持たせるためにビジネス視点を持って活動しております。
[画像2: https://prtimes.jp/i/128717/5/resize/d128717-5-85a2f8dece2f00377678-1.jpg ]

解決1:チャリティ(啓蒙活動)
 全盲アーティストが創造(クリエイティブ)する側に立ち、晴眼者がアイマスクをつけて想像(イメージ)する側で制作と対話を繰り返した後に、アイマスクを開放した晴眼者が目の当たりにするアート作品で、何を感じ、何を考えるか。そこには様々な感情が入り混じり、双方の自他理解促進が生まれてきます。
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=mrWv21A90o0 ]



●解決2:ロイヤリティー(経済)
 全盲アーティストが制作した作品を、思想に共感するスポンサー企業のライセンスビジネスとして展開し発生した収益を、アーティストへの還元と当団体の運営費に活用し、継続的な経済性を持つNPOの新しい仕組みを社会に提案していきます。
[画像3: https://prtimes.jp/i/128717/5/resize/d128717-5-8c72861daf8f0c93681e-2.jpg ]



 景色や色彩が見えない当事者が、どういうストーリーやテーマを持って自己表現としてアート作品を描いていくのか、一方で、晴眼者が日々見ている(見えるのが当たり前の)光景や物事は、本当に見えているのか。そのような、日常では創造と想像をしていなかった双方の興味関心が交わることで、視覚障害に対しての啓蒙、自他理解の促進、そしてその結果「新しい社会参画のきっかけ」を提供していくことを目指しています。


●募集全盲アーティスト
1.当団体の理念に共感できるか。
2.アート制作に興味があるか。(アートスキルは一切不要)
3.基本的なスマホ操作ができるか。
4.顔写真、自分のストーリーなど公開が可能か。
※その他、支援施設からもお気軽にご連絡ご相談ください。

コンテンツとしては大きく4つを設計しています。
1. 対話型アートイベントの開催
2. アート作品の原画販売
3. ライセンス販売
4. 全盲アーティストが書く名刺制作

※「April Dream」は、4月1日企業がやがて叶えたい夢を発信する、PR TIMESによるプロジェクトです。私たちはこの夢の実現を本気で目指しています。


[画像4: https://prtimes.jp/i/128717/5/resize/d128717-5-896e3c609ee18efb4953-3.png ]


●団体概要
NPO法人ソーシャルアート市場(いちば)
所在地:神奈川県横浜市南区
理事長:島田皇
事業内容:・自己表現のプラットフォーム構築 ・全盲アート「Art In The DARK」 
・ソーシャルOne
設立:2023年8月
HP:https://socialart.my.canva.site/

●報道関係の方からのお問い合わせ先
NPO法人ソーシャルアート市場(いちば)
担当:島田
TEL:090-1871-8379 MAIL:social.art.ichiba@gmail.com

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