スペースシードホールディングス、メタバース空間「metatell」を展開するUrth社へ出資
2025年4月9日(水)11時17分 PR TIMES
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スペースシードホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:鈴木健吾、以下「スペースシードホールディングス」)は、建築士ネットワークを活用したブラウザ型メタバースサービス「metatell(メタテル)」を展開する株式会社Urth(本社:東京都新宿区、代表取締役:田中大貴、以下「Urth」)が実施したシード2ndcloseにおいて、第三者割当増資の引受先として出資したことをお知らせいたします。
本ラウンドでは、株式会社コロプラネクスト、合同会社NYKY、個人投資家、日本政策金融公庫からの融資を含め、総額3,100万円を調達し、Urthの累計調達額は約1億600万円となりました。
建築家×メタバースで「月面生活圏」の可能性を形に
スペースシードホールディングスは2024年より、月面での酒蔵建設を想定した仮想空間「月面酒蔵メタバースプロジェクト」に着手しており、その開発パートナーとしてUrthと協働しています。Urthが持つ、現実の建築士による空間設計ノウハウと、誰でもアクセス可能なWebベースの3D空間構築技術は、当社が掲げる「人類の生存圏を宇宙にまで広げる」というビジョンと親和性が高く、今回の出資を通じて中長期的な連携を強化することといたしました。
Urthはすでに、企業や自治体向けに理想的なデジタル空間をカスタマイズ提供しており、スペースシードホールディングスが目指す“再生循環型の宇宙生活環境モデル”のオンライン空間への構築により、地球外での生活・文化形成のプロトタイプを共同で創造してまいります。
月面酒蔵 - Lunar Brewery - について
「月面酒蔵 - Lunar Brewery -」は、2040年の月面に実現される未来の酒蔵を、現代のメタバース空間に再現するプロジェクトです。この仮想酒蔵は、世界中の人々が集い、価値を共有・交換できる場をつくることを目的としています。この月面酒蔵は、新潟県津南町に実在する津南醸造をモデルに、Urthが提供するメタバース構築サービス「metatell(メタテル)」を活用して構築しています。
空間内では、月面での建築の可能性や、微生物を活用した生産活動などの先端的なテーマに触れることができます。将来的には、この「月面酒蔵」を舞台に、国際カンファレンスやシンポジウムの開催も予定しています。
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Urth提供サービス「metatell」について
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「metatell」は、建築デザイナーが設計する高品質な3D空間を、どんなデバイスからでもWebブラウザ経由で体験可能なメタバースプラットフォームです。また、管理画面による自由なカスタマイズや、利用状況の定量的分析も可能で、プラットフォームの運営や発展において重要な役割を果たしています。
https://u-rth.com/services/v-air/shop/
株式会社Urth 会社概要
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代表取締役 田中大貴
X(旧Twitter):https://x.com/hiroki_tanakaur
note:https://note.com/hirokitanakaurth/
podcast:https://open.spotify.com/show/3UITe2trFE4pGD4KAE8FMo?si=33b02910780f4d5d
設立 2020年1月20日
所在地 東京都新宿区西早稲田1-22-3 早稲田アントレプレナーシップセンター
事業内容 メタバース事業、ブロックチェーン事業
URL https://u-rth.com/
株式会社Urth 代表取締役 田中大貴氏 コメント
スペースシードホールディングス様からのご出資、そして月面酒蔵メタバースプロジェクトの取り組みに、心より感謝申し上げます。私たちUrthは、「空間を表現の手段にする」をテーマに事業を行ています。その中で、メタバースという自由度の高い仮想空間で建築士の持つ空間表現を発揮する機会を生み出すことで、metatellという新しい“表現のインフラ”を社会に提供していきたいと考えています。
Urthのビジョンである「誰もに空間表現の力を届ける」の”誰も”には、地球だけでなく、宇宙で活躍する人々や企業も含まれている。また火星に人類がたどりついた時、そこでの居住空間を支えるような会社にしたいと考え話してきた中で、宇宙への取り組みを行っているスペースシードホールディングス様と一緒に挑戦できることは、個人としても非常にうれしく思います。建築士が持つ創造力と技術を、地球上の課題解決にとどまらず、人類の未来にまで拡張していく。そのような取り組みを今後もスペースシードホールディングス様と実施できることを楽しみにしております。
私たちはこれからも、空間表現の可能性を追求し続け、あらゆる人が自分らしく輝ける社会の実現に貢献してまいります。
スペースシードホールディングス株式会社 代表取締役 鈴木健吾のコメント
この度、Urthの株式を引き受けさせていただきありがとうございます。スペースシードホールディングスとしては、すでに月面酒蔵のメタバース空間を構築していただくクライアントとしてお世話になっており、その技術力とビジョンに大きな可能性を感じています。
建築とメタバースを融合させたUrthの取り組みは、業界におけるシンギュラリティの到来を予感させます。
これからも、Urthが生み出すプラットフォームを通じて、建築家の皆様がその才能を最大限に発揮し、新たな価値を創造できる世界の実現を期待しております。
スペースシードホールディングスについて
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スペースシードホールディングス株式会社は、「SFをノンフィクションにする」をミッションとして、投資活動、研究活動ならびに事業創出を行う宇宙系ディープテックベンチャービルダーです。発酵とロンジェビティー技術の社会実装を支援する「Fermentation and Longevity Fund」プログラムの運用などを軸に、社会課題を解決する事業の創出に取り組んでいます。2040年までに各種ステークホルダーとともに、人類が宇宙空間で居住するのに必要な技術を揃えることを目指しています。
https://ss-hd.co.jp/