能登半島地震復興支援の募金プロジェクト始まる。募金した方には、能登の里山里海と伝統産業の魅力を伝える冊子『ノトアリテ』が送られる。

2024年4月11日(木)12時46分 PR TIMES

高校生による「聞き書き」活動を日本各地で展開するNPO法人共存の森ネットワークと、一社くくむが共同で、能登半島地震の復興支援として募金活動のプロジェクトを開始。

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/140362/1/140362-1-61ecbd6c16469b50c8b6571753b2fb6a-2968x2184.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
令和6年能登半島地震により被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げますとともに、被災地の一日も早い復旧復興をお祈り申し上げます。

この度、高校生による「聞き書き」活動を日本各地で展開するNPO法人共存の森ネットワークと、一般社団法人くくむが共同で、令和6年能登半島地震の復興支援として募金プロジェクトを開始しました。NPOを通じて500円以上を石川県へ寄付した方に、冊子『ノトアリテ』を1冊寄贈します。寄附と冊子の申込みは、以下より受け付けています。
https://notoarite.studio.site/
https://drive.google.com/file/d/1wX4ga0RYEGDUjA5uG5fzrjW68BD4F2dn/view?usp=sharing

冊子『ノトアリテ』には、2012年から2022年にかけて能登半島での取材で生まれた、「聞き書き作品」を再編集したものが掲載されています。聞き書き取材をしたのは能登の高校生。話し手は、能登の里山里海とともに生きる「名人」です。

震災で多くの建物が崩れ、人々が喪失感を抱いたなかで、今一度聞き書き作品を読み返すと、自然や地域・文化や祭事と共生して暮らしてきた能登の厳しくも豊かな生き方が見えてきます。そして、名人の語る言葉の数々には震災以後の能登の暮らしを支える、やさしさと力強さがあります。本書を通じて復興への寄附とともに、これからもあり続ける能登の暮らしを想像し、なんらかの形で能登と繋がる方が増えることを願っています。

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/140362/1/140362-1-4751c603617fb7801da3455290b6561c-3560x2672.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]当時の高校生が撮った写真と取材記事[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/140362/1/140362-1-ba7b8bc074780b1166e3f4e97c637f05-3900x2925.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]写真家・仁科勝介さんが撮った能登の風景も随所に
●掲載内容
能登の聞き書き作品:高校生が聞く能登の里山里海に生きる21人の想い(漁師、林業家、輪島塗師、 珠洲焼職人、提灯作り職人ほか)
コラム:阿部健一/総合地球環境学研究所教授ほか
エッセイ:南谷美有/輪島朝市出店者、仁科勝介/写真家、ナカムラクニオ/美術家、瀬尾夏美/作家
(敬称略)

●冊子について
タイトル:ノトアリテ
配布方法:NPOを通じて500円以上を石川県へ寄付した方に、冊子『ノトアリテ』を1冊寄贈します。寄附と冊子の申込みは、https://notoarite.studio.site/より受け付けています。
発行日:2024年3月29日
頁数:80ページ
サイズ:A5ヨコ
発行:NPO法人共存の森ネットワーク
印刷:株式会社栄光プリント/YPP株式会社山田写真製版所
協力:「能登の里山里海」世界農業遺産活用実行委員会/聞き書き甲子園実行委員会
企画・編集デザイン:一般社団法人くくむ
写真:仁科勝介
装丁:塩川いづみ
(敬称略)

●寄附について
本プロジェクトを通じてお預かりした寄附金は、NPOより全額を石川県へ寄附いたします。

●能登との繋がりについて
本書の発行元であるNPO法人共存の森ネットワークは、2012年から2018年度にかけて「能登の里山里海」世界農業遺産活用実行委員会が主催する、https://noto-giahs.jp/kikigaki_top.htmlの運営を受託。世界農業遺産に認定された「能登の里山里海」において、長年にわたり地域を支え、暮らしに根差した生業や祭礼、伝統技術の維持‧継承や地域の景観や生物多様性の保全などに携わってきた方を「能登の里山里海人」とし、その技や知恵、地域に対する思いを地元の高校生が「聞き書き」の手法で取材・記録する活動を行ってきました。また、2002年から継続して実施している全国の高校生を対象としたhttps://www.kikigaki.net/(農林水産省、文部科学省、環境省、国土緑化推進機構と同NPOの5者が主催)においても、能登に暮らす一次産業従事者や伝統工芸士等への高校生による「聞き書き」を実施しています。これらの繋がりから、本プロジェクトが始まりました。

●今後の展開について
募金活動へ協力いただける個人・お店・企業などを募集しています。ご関心のある方は以下のチラシをご確認のうえお問い合わせください。
https://drive.google.com/file/d/1czvemS3ty8kLCDeX13qECqZdlvPyAU-y/view?usp=sharing
また、寄附呼びかけを目的として2024年中に様々なイベントなどを予定しています。詳細は開催が決定次第、以下のSNSでご案内します。
https://www.instagram.com/notoarite/
●一般社団法人くくむについて
人、街、企業などに眠る「文化資本」を掘り起こし、その価値を再編集した「新しい文化づくり」を行なっています。編集/デザイン、リサーチ/コンサルティングの領域で、有形無形の企画を実践します。2024年3月に設立、20代〜30代のメンバー(都内近郊のデザイナーや編集者、地域でのまちづくりの実践者など)で組成されています。

●くくむ代表理事について
本多美優(ほんだみゆう)
一般社団法人くくむ代表理事/NPO法人共存の森ネットワーク理事
大学1年生の頃に「聞き書き甲子園」に興味を持ち、NPO法人共存の森ネットワークに参加。その後、同事業の20周年記念企画「『聞く』と『書く』のあいだ展」のクリエイティブディレクターを担当。その他、UI/UXデザイナーやプロデューサーとしての活動経験を活かして、人と人との間をなめらかにつなぐ手助けを行っています。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/140362/1/140362-1-d6685795b60e713fce0ea77549660c79-2250x1500.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]能登半島について、現地をよく知らない、行ったことがないという方も多いと思います。 私もその一人でした。その場所にどんな人がいるのか、そこで大きな震災が起こるということはどういうことなのか、よく分かっていませんでした。遠くからは何をすることが助けになるのか想像することすら難しいと思います。現代では、アクセスしづらい場所や情報、人、物事に対して、物理的な「遠さ」だけでなく、なんとなく他人事に思えてしまうような、心の「遠さ」も助長されやすいような気がしています。たとえ現地に行くことが難しくても、この冊子を手にとっていただくことによって、より多くの方々に能登半島へのつながりを感じていただき、その文化や営み、思いを繋いでいけたらと思います。(本多)



【メールでのお問い合わせ】
info.notoarite@gmail.com(ノトアリテ募金活動受付窓口)
【電話でのお問い合わせ】
TEL:03-6432-6580(NPO法人共存の森ネットワーク)

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