川西阪急スクエア、5月にグランドオープンへ 「川西阪急」から名称改め
2025年4月11日(金)10時36分 財経新聞
川西阪急スクエアのグランドオープンイメージ(阪急阪神百貨店など発表資料より)
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川西阪急スクエアは、JR川西池田駅と阪急川西能勢口駅の中間にあるショッピングセンター「アステ川西」の核テナントとして、西側百貨店棟の地下1階から地上4階に約1万6,000平方メートルの売り場を持つ。今回のリニューアルでは、大型専門店など約50の新しいブランドを導入し、これまで以上に生活に密着した売り場構成にする。
4階フロアはほぼすべての売り場を専門店で構成し、衣料の「ジーユー」、「オリヒカ」、「イッカ」、「アー・ヴェ・ヴェ」、メガネの「ジンズ」、書籍の「くまざわ書店」などが登場する。3階フロアでは贈答品サロンに「暮らしのサービスステーション」を併設、家事代行サービスの紹介や地域活動情報の発信などをする。
その他の出店テナントは、国内の銘品や銘菓を集めた「日本の味」、和菓子の「清閑院」、東京の老舗とんかつ店「まい泉」、兵庫県芦屋市発のヨガ・フィットネスウエアブランド「アンリ&べべ」、アクセサリーの「チュミア」、生活雑貨の「ロフト」、ファッションセレクトショップの「サニー&グリーン」、ヘアサロンの「メゾン・ブラン・アヴェダ」など。
大都市圏の郊外に店舗を構える百貨店はインバウンド需要が小さく、全国的に苦戦しているところが多い。このため、阪急阪神百貨店は専門店の比重を高めた構成で百貨店と専門店のベストミックスを目指している。