【Z世代のホンネ調査】エントリーシートにChatGPTは当たり前?約6割の大学生がAIを就職活動で使用したことがあると回答。文章力では差がつかない時代へ
2025年4月11日(金)11時47分 PR TIMES
株式会社RECCOO(本社:東京都渋谷区、代表取締役:出谷 昌裕、以下、当社)が運営する
Z世代に特化したクイックリサーチサービス『サークルアップ』は、
最新のZ世代調査として「就活生のAI使用」に関する調査レポートを発表します。
今回の調査ではエントリーシートでのAI利用をはじめとした主に就職活動でのAI利用に対する現役大学生の意識を調査しました。
なお、サークルアップを活用してZ世代の調査を行いたい場合、
または調査結果を自社メディアの記事などに転載される場合は、こちらにお問い合わせください。
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■ 大学生のうち、約6割が就職活動でAI活用経験があると回答
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/33607/189/33607-189-c1a5b70e67b4b8389d9b77d702557303-934x518.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「就活で生成AIを使ったことがありますか?」という質問に対し、「はい」と答えた学生は56%。就活サービスに備え付けられた機能を除いても、半数以上が自発的に生成AIを取り入れていることがわかりました。この記事を執筆する学生メンバーも5人中4人が就職活動に使用していました。
この結果を、学生メンバーに伝えたところ、以下のような意見が挙がりました。
- 就活仲間でChat-GPTの課金プランを共有し、使用している。
- 日本語に変な箇所がないか、チェックするのによく使う。
- ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)を羅列するだけでまとめてくれるので、よく利用する。
使用したことがない学生メンバーの意見としては、
- AIっぽい文章が生成されて、その修正をするくらいなら自分でやった方が早く、自信にもつながるから使用しない。
という意見をいただきました。
■ ES添削がダントツ人気!AI活用のスタイルも多種多様
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/33607/189/33607-189-249b0edd524a12770c50234ab1055b89-859x478.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
生成AIの使用目的として最も多かったのは「ESの添削」(42%)。次いで「ES作成」(21%)、「自己分析」(14%)、「面接練習」(10%)と、就活のさまざまな場面でAIが活躍していることがわかります。
特に文章に苦手意識のある学生からは「AIにチェックしてもらうと安心できる」「書いた内容を客観視できるから助かる」といった声があり、AIは“第二の就活サポーター”として頼られている印象です。
■ ES作成時に「ほぼ毎回使う」15%、「全く使わない」46%。二極化するAI活用意識
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/33607/189/33607-189-1d2f09d59a65fe62b533598578a29b9e-776x437.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
ES作成という最重要フェーズでの生成AI使用頻度を見ると、「ほぼ毎回使う」学生は15%、「複数回ある」が23%、「一度はある」が16%という結果になりました。
一方で「全くない」は46%と、実は使用経験のない学生が最も多いという意外な傾向が浮かび上がりました。
この数字からは、「AIを活用している学生は一部のリテラシー層にとどまっている」ことが見て取れます。特にESは“自分の言葉”が求められる場面だけに、「自力で書きたい」「AIを使った内容は伝わらない気がする」と考える学生も多く、AIと“本音の自己表現”とのバランスに悩むZ世代の姿が見えてきます。
■ AIでやるのは「添削」が37%、「丸投げ」は9%。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/33607/189/33607-189-feee3991c125e1905957c1cdefcecaf1-781x436.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
ES作成における具体的なAIの使い方を聞いたところ(複数回答可)、「ESの添削」が37%で最多。次いで「ガクチカをまとめる」が16%、「ES課題をそのまま読み込ませて使用する」はわずか9%にとどまりました。
このことからも、Z世代はAIを“全自動で仕上げる道具”とは捉えておらず、あくまで“自分の考えを整理する補助ツール”として使っている様子がうかがえます。
AIによって文章をチェックし、構成や表現を客観的に見直す——そんな使い方をしている学生が多く、「答えを出してもらう」ではなく「一緒に答えを探す」スタンスが主流となってきています。
全体を通して、Z世代の学生たちはAIを「頼る」のではなく「活用する」というスタンスで向き合っていることがわかりました。
学生メンバーで今回の調査結果全体を通じて、
「ES作成において文章力などで差別化ができなくなることで、人間性そのものが判断材料となっていくのではないか」
という結論に至りました。
■サークルアップとは?問い合わせでローデータを提供。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/33607/189/33607-189-f3e6833d77832b7a4d4f0c44305ca3c7-966x531.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
いかがでしたでしょうか?実際に大学生のデータで確認すると、リアリティのある感覚が掴めます。
現在、注目を浴びているZ世代ですが、「Z世代は○○」など表面的な捉えられ方をされてしまうケースも多く見受けられます。そこで当社は、サークルアップを活用して、現役大学生のプロジェクトチームと共に、リアルな本音を発信する【Z世代のリアルなホンネ調査記事】を配信しています。
今回の調査結果の一部も、お問い合わせいただいた企業にローデータの提供をしています。
【調査概要】
・調査日:2025年4月4日
・調査機関(調査主体):サークルアップ運営(株式会社RECCOO)
・調査対象:大学1年〜4年の大学生
・有効回答数(サンプル数):170人
・調査方法:サークルアップのアンケートオファー
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お問い合わせ先(サークルアップのご活用/記事使用許可についてはこちらにご連絡ください。)
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