早稲田大学、学生・職員へのサポートに生成AI連携「SELFBOT」導入。WEBサイトの他、Slackとの連携も
2025年4月14日(月)12時46分 PR TIMES
まずは在学生向け情報サイト「Support Anywhere(サポエニ)」および大学が提供するITサービスに関する総合情報サイト「IT Service Portal」に「SELFBOT」を設置し、利用者の利便性ならびに自己解決率の向上を目指します。また、学内で利用されるコミュニケーションツール「Waseda Slack」との連携も予定しています。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/18339/177/18339-177-23ad52b2276fc3b843543cf10d7bc574-1050x700.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
■本件のポイント
- 学生生活のサポートを目的とした在学生向け情報サイト「Support Anywhere(サポエニ)」へのAIチャットボット「SELFBOT」導入
- 大学が提供するITサービスに関する総合情報サイト「IT Service Portal」にも「SELFBOT」を活用し、自己解決率を向上
- 学内で利用されているコミュニケーションツールである「Waseda Slack」と「SELFBOT」を連携し、利用者の利便性を向上
- 役割を分けた複数のBotでPoCを実施し、「SELFBOT」を選定
- ファインチューニング型の既存チャットボットから「SELFBOT」へのリプレイスにより、回答精度、運用効率を改善
■導入の経緯
早稲田大学では、これまで在学生向け情報サイト「Support Anywhere(サポエニ)」にチャットボットを導入し、利用者からの問い合わせ対応を行っていました。しかし、従来のチャットボットは単語検索に依存しており、回答できる情報に限りがあるうえ、シナリオ(QA)のメンテナンスに手間がかかるという課題がありました。
こうした背景から、生成AIとRAG(検索拡張生成)を活用し、幅広い質問に高精度で回答できる「SELFBOT」を導入しました。これにより、サイトの利便性向上と運用負荷軽減が期待されます。
さらに、学内で利用されているコミュニケーションツール「Waseda Slack」と「SELFBOT」の連携により、利用者の利便性向上や学内の情報共有体制強化にも取り組む予定です。
■早稲田大学について
早稲田大学は、1882年に大隈重信によって創立された日本を代表する総合私立大学です。
建学の精神である「学問の独立」「学問の活用」「模範国民の造就」、および創設者・大隈重信が説いた「一身一家一国のためのみならず、進んで世界に貢献する抱負が無ければならぬ。」の理念のもと、2032年に迎える150周年およびその先を見据え、世界人類に貢献し続ける大学への更なる進化に向け、歩みを進めています。
■早稲田大学担当者のコメント
早稲田大学
情報企画部情報企画課 広川由樹氏(SELFBOT運用担当)
早稲田ポータルオフィス 外奈緒美氏(Support Anywhere運用担当)
早稲田大学では、学生の疑問や不安をいつでも(Anytime)、どこでも(Anywhere)解決できるよう、在学生向け情報サイト「Support Anywhere(サポエニ)」を開設しています。
かねてより利用していたチャットボットでは、想定される質問(単語・キーワード)と回答を事前に登録する必要がありましたが、大学から学生に発信される情報量は非常に多く、学生が知りたい情報も多種多様です。利用者の意図に沿った回答が難しく、メンテナンスの負担も課題となっていました。
SELFBOTはサイトの各ページを事前に読み込ませるだけで、あらゆる質問に対してAIが回答を準備し、参考リンクもつけて回答してくれます。従来のチャットボットのような一律の回答ではなく、学生の質問に寄り添った回答が得られると感じています。
SELFBOT導入により、問い合わせ対応がより柔軟かつ精度の高いものとなり、学生の疑問解消が迅速に行える環境が実現できることを期待しています。
また、同時期に全学利用開始したSlack上でのSELFBOT活用を進めています。教職員や学生がWebマニュアルに情報を探しにいく手間をかけることなく、日常的に利用するコミュニケーションツールのなかで必要な情報に迅速にアクセスできる仕組みを整えます。
今後もSELFBOTを活用し、学内における業務効率化と学生をはじめとした利用者の満足度向上を目指してまいります。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/18339/177/18339-177-f230622645f51233c7ba9168ca754340-1050x902.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
■生成AI連携「SELFBOT」とは
ドキュメントやURLを自動学習させ、即座に回答に導ける次世代の高精度チャットボットです。社内対応はもちろん、顧客対応にも利用が可能です。
SELFBOT顧客対応:https://self.systems/selfbot/(https://self.systems/selfbot/)
SELFBOT社内利用:https://self.systems/selfbot-inside/(https://self.systems/selfbot-inside/)
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/18339/177/18339-177-99c895a435f5199e747817589ca9eebf-1450x800.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
■「SELFBOT」の主な特徴
1. 独自のRAG技術によって、高精度の回答を提供
生成AIの精度を高めるRAG技術によって、ハルシネーションを徹底的に抑制。
さらに独自のデータ処理技術などによって、カスタマーサポート業務の自動化などの用途に活用し得る回答精度を実現しました。
2.使いやすい管理画面で、誰でも手軽に運用可能
トレーニング用のデータセット構築、シナリオ作成は不要です。専用の管理画面から、既存のドキュメントファイル(Word、Excel、PDFなど)やWebページのURLをアップロードするだけで、社内データと連携したAIチャットボットを構築できます。
3.情報漏洩対策など、セキュリティも万全
SELFBOTは、Azure OpenAI Serviceと連携しており、会話内容がAIに学習される心配もありません。また、Googleアカウント、MicrosoftアカウントによるSSO認証、IPアドレスによるアクセス制御等の機能を備えており、高度なセキュリティを実現します。
4.目的に応じて選べる、多彩なUI
SELFBOTは、Webサイトへの設置のほか、認証されたアカウントのみログイン可能な専用画面での利用も可能です。また、Webサイトに埋め込む際には表示形式を「バナー型」「アイコン型」「AIフォーム」から選択可能。さらに、チャット画面の表示形式も「チャット型」「検索型」から選択可能です。導入目的に応じてUIを選ぶことができるので、利用率が向上し、導入効果が高まります。
5.多様な環境で利用可能
SELFBOTはMicrosoft TeamsやSlackといったビジネスツールをはじめ、様々な外部サービス、ツールと連携しています。GoogleサイトやSharePointで構築した社内ポータルサイトにも搭載でき、LINE公式アカウントとも連携しています。
※ AIアバター利用時は外部ツールとの連携ができない場合があります。
■生成AI×RAG活用セミナー実施中
SELF株式会社では生成AI×RAG活用セミナーを定期的に開催しています。このセミナーでは生成AIやRAG(検索拡張生成)についての最新情報や、RAGを活用したツールの導入・運用についての情報を発信しています。是非お気軽にお問い合わせください。
セミナーの詳細はこちら :
https://self.systems/selfbot/handson_seminar/
■学校法人早稲田大学 法人概要
所在地:東京都新宿区戸塚町1-104
設立:1882年
理事長:田中 愛治
URL:https://www.waseda.jp
■SELF株式会社 会社概要
所在地:東京都新宿区西新宿8-15-17 住友不動産西新宿ビル2号館 6F
設立:2014年11月
代表者:生見 臣司
URL :https://self.systems
アプリ:https://self.software
■本件に対するお問合せ
企業名:SELF株式会社
担当者:広報_佐藤
メール:info@self.systems
電話 :03-6908-8434