キンドリル、生成AIによってお客様のメインフレームモダナイゼーションを加速するため、Google Cloudとのパートナーシップを拡大

2025年4月15日(火)12時47分 PR TIMES

キンドリル、GeminiモデルのGoogle Cloudスペシャライゼーションパートナーに認定される

ニューヨークおよびサニーベール - 2025年3月27日 - 世界最大級のITインフラストラクチャーサービスプロバイダーであるKyndryl(https://www.kyndryl.com/jp/ja)(以下 キンドリル)は本日、Google Cloud(https://www.kyndryl.com/jp/ja/about-us/alliances/google-cloud)とのパートナーシップを拡大し、生成AIを活用してメインフレームアプリケーションとデータのモダナイゼーションを効率化し、加速させることを発表しました。また、パートナーシップの一環として、キンドリルはGoogle CloudのAIおよびGeminiモデル(https://ai.google/get-started/our-models/)のスペシャライゼーションパートナーとして認定されました。


キンドリルの豊富なメインフレームに関する専門知識(https://www.kyndryl.com/jp/ja/services/mainframe)やスキルと、Google Cloudの生成AI機能を組み合わせることで、メインフレームアプリケーションのモダナイゼーションを実現し、俊敏性を高め、クラウドネイティブのイノベーションを確実に推進するための方法をお客様に提供します。


Google Cloudのクラウドインフラストラクチャソリューション担当シニアディレクター、ニラヴ・メータ(Nirav Mehta)氏は次のように述べています。「GoogleのGeminiモデルと関連ツールは、メインフレームのモダナイゼーションの取り組みに新たなレベルの効率化をもたらします。また、メインフレームについて長年の経験を持つキンドリルと協業することで、私たちの共通のお客様は、より迅速かつ持続可能なコードでメインフレームアプリケーションのモダナイゼーションを成功させるための、専門知識と最先端のテクノロジーを手に入れられます」


キンドリルはGoogle Cloudと協業し、Gen AI Accelerator Programによる新しいメインフレームモダナイゼーションプログラムを提供します。このプログラムは、要件を満たしたお客様がサービス利用前のコミットメントなしでモダナイゼーションの取り組みを開始し、より迅速かつ具体的なROIを実現するために、アプリケーションとデータの統合またはモダナイゼーションの方法を明確に理解できるようにします。アセスメントの後には、お客様にモダナイゼーションの全体像と計画が提供されます。Kyndryl Consult(https://www.kyndryl.com/jp/ja/consulting)の専門家が段階的なモダナイゼーションのアプローチでお客様をガイドし、少しずつ増えていく価値を示しながら、メインフレームのワークロードについて十分な情報を得た上で意思決定を行えるようにします。


キンドリルのCore Enterprise & zCloud担当のグローバルプラクティスリーダーであるペトラ・グーダ(Petra Goude)は、次のように述べています。「Google Cloudは、現代のビジネスを強化し、変革するために必要なスケーラビリティと最先端のAIを活用した機能を提供します。私たちの協業によって、お客様はメインフレームデータの可能性を最大限に引き出し、AIによるイノベーションを生み出せるようになります。また、リスクを低減し、価値実現までの時間を短縮しながら、メインフレームアプリケーションを最新のクラウドアプリケーションに変革することができます」


キンドリルのデータ民主化の機能とGoogle CloudのMainframe Connectorソリューション(https://cloud.google.com/mainframe-connector/docs/overview?hl=ja)を組み合わせることで、メインフレームデータをGoogle CloudのBigQuery分析プラットフォーム(https://cloud.google.com/bigquery?hl=ja)に統合および拡張できるようになります。これにより、お客様は次のような新しい方法でデータを自由に活用できるようになります。
メインフレームデータをGoogle Cloud BigQuery、Cloud Run(https://cloud.google.com/run?hl=ja)、Cloud SQL(https://cloud.google.com/sql?hl=ja)などに取り込み、データの可能性を最大限に引き出します。 動的なレポートやダッシュボードを構築することで、インサイトを向上させて、意思決定を強化します。 AIモデルのトレーニングを行って予測および生成AIソリューションを作成し、イノベーションと業務効率を促進します。
キンドリルのメインフレームモダナイゼーション機能と、Mainframe Assessment Tool (MAT)(https://cloud.google.com/mainframe-assessment-tool/docs/overview)、Dual Run(https://cloud.google.com/mainframe-dual-run/docs/dual-run-overview)、Mainframe Rewrite(https://cloud.google.com/solutions/mainframe-modernization?hl=ja#rewrite-and-modernize-your-mainframe-applications)、GeminiモデルなどのGoogle Cloudのモダナイゼーション製品スイートによって、メインフレームのワークロードをクラウドに効率よく移行できます。この包括的なアプローチには、次の内容が含まれます。
メインフレームアプリケーションの生成AIによるコード分析と文書化 メインフレームアプリケーションを、クラウドコンピューティング時代に合わせて構築されたGoogle Cloudの最新アプリケーションにリライト Google Cloudに最適化された、将来を見据えたテクノロジースタックの構築 モダナイゼーションプロジェクトのテスト、認証、リスク軽減


キンドリルとGoogle Cloudはすでに、さまざまな業界のお客様に対して、共同でメインフレームのモダナイゼーションプロジェクトを行っています。例えば、両社は大手保険会社におけるメインフレームのモダナイゼーションを実現するために協業しました。その際には、COBOLをJavaに変換し、メインフレームアプリケーションをGoogle Distributed Cloudに移行しました。これにより、お客様はデジタルトランスフォーメーションの目標を達成すると同時に、メインフレームのスキル不足とデータレジデンシーに関する規制要件に対応することができました。


キンドリルの2024年メインフレームモダナイゼーション状況調査(https://www.kyndryl.com/jp/ja/about-us/news/2024/09/ai-adoption-for-mainframe-modernization)によると、96%の企業がメインフレームのワークロードの一部(平均で36%)をクラウドに移行しています。さらに、86%の企業がメインフレームのモダナイゼーションを加速するためにAIの導入を推進しています。回答者のほぼ半数が、生成AIを使用して重要なメインフレームのデータを活用し、実用的なインサイトに変換することを目指しています。キンドリルとGoogle Cloudは、お客様のデジタルトランスフォーメーションとAI導入を支援し、IT環境の将来的な使用を確保する取り組みを行うための協力を進めています(https://www.kyndryl.com/us/en/about-us/news/2024/02/google-cloud-enterprise-generative-ai-solutions)。


キンドリルとGoogle Cloudのパートナーシップと、メインフレームのモダナイゼーションの取り組みの詳細については、こちら(https://www.kyndryl.com/us/en/about-us/alliances/google-cloud)をご覧ください。


当プレスリリースは、2025年3月27日(米国現地時間)にKyndrylが発表したプレスリリースの抄訳です。原文は下記URLを参照してください。
https://www.kyndryl.com/us/en/about-us/news/2025/03/google-cloud-generative-ai-mainframe-modernization


キンドリル(Kyndryl Holdings, Inc.)について
キンドリル(NYSE: KD)は、60カ国以上で数千にのぼる企業のお客様にサービスを提供する世界最大級のITインフラストラクチャーサービスプロバイダーであり、世界中の企業が日々の業務で利用する複雑かつミッションクリティカルな情報システムを設計、構築、管理、モダナイズしています。詳細については、www.kyndryl.com (http://www.kyndryl.com/) またはwww.kyndryl.com/jp/ja(http://www.kyndryl.com/jp/ja) をご覧ください。

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