モバイルハウス活用事業の本格展開に向けた新会社を設立
2025年4月17日(木)14時47分 PR TIMES
2025年4月17日
株式会社竹中工務店
竹中工務店(社長:佐々木正人)は、トレーラー開発・製造を行う株式会社クロコアートファクトリー(社長:徳田吉泰)との共同出資により、モバイルハウス活用事業を展開する新会社「株式会社オフグリッドフィールド」(代表者:取締役社長 廣里成隆、所在地:神奈川県小田原市)を設立し、このたび事業を開始しました。
■新会社設立の背景と目的
当社は、建設現場における働き方改革と生産性向上を目指し、2023年11月より工事現場の敷地内を自由に移動しながら、工事事務所としての機能を発揮できる自立電源と自立通信を備えた「牽引式オフグリッド型モバイルハウス」の開発・試験導入を進めてきました。成果として、導入した現場に勤務する担当者の移動時間削減等の生産性向上を確認できています。2024年5月には実証実験として、同型のモバイルハウスを活用した移動式コンビニエンスストアを大阪・関西万博の工事現場内に開店し、建設業界のみならず、様々な分野から高い関心が寄せられました。
これらの成果を踏まえ、建設現場でのさらなる活用促進に加え、移動可能で電気や通信のインフラがない場所でも活用できるモバイルハウスの特性を生かし社会課題解決に向けた事業を本格的に展開すべく新会社を設立することを決定しました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/30225/12/30225-12-d154b7e6868901018a2e353587e112f0-1000x643.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]大阪・関西万博の工事現場における活用状況 [画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/30225/12/30225-12-61d0608d1a6864ce90868f7cee1f3280-746x482.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]牽引中の様子
■新会社の事業内容
新会社では、自立電源(ソーラーパネル+蓄電池)や自立通信(衛星インターネット)を装備した牽引式モバイルハウスや、トレーラーハウスを基盤としたオフグリッド型モビリティーに関する4つの事業を展開します。
(1) オフグリッド型モビリティーのレンタル事業
(2) レンタカー事業者等へのオフグリッド型モビリティーの販売事業
(3) オフグリッド体験パークの運営事業
(4) オフグリッド型モビリティーを活用した屋外空間の企画提案事業
■今後の展開
2025年2月に、レンタカー事業の認可を受け、事業を開始しました。初年度のレンタル稼働率については、年間平均60%を目指します。なお、牽引式モバイルハウス、オフグリッド型モビリティーは株式会社レンタルのニッケンからもレンタル可能です。
建設現場へのレンタル事業以外の活用展開も推進し、「まちづくりモビリティーカンパニー」として、地域活性化などの課題解決に貢献していきます。
■新会社の概要
[表: https://prtimes.jp/data/corp/30225/table/12_1_692ba75a59068c3f6e334b83ff857033.jpg ]