業界標準MCPを活用したセキュアな企業独自AI環境を実現する「DAIJIN」の提供を開始
2025年4月18日(金)14時40分 PR TIMES
AI研修・コンサルティング・開発支援を行うアローサル・テクノロジー株式会社(本社:東京都、代表取締役社長:佐藤拓哉、以下、アローサル・テクノロジー)は、企業内に安全かつ拡張性の高いAI活用基盤を構築できる新サービス「DAIJIN(ダイジン)」の提供を2025年4月17日より開始いたします。
本サービスは、Microsoft Azureを基盤とし、Microsoft・OpenAIも対応する業界標準プロトコル「MCP(Model Context Protocol)」に準拠し、企業が自社環境内に“セキュアなAIエージェント”を構築・運用できる環境を短期間かつ実用的に構築することができます。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/75594/19/75594-19-95d16ca32c3d88e9b977111e5569c79d-1200x628.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
【DAIJINの開発背景】
近年、ChatGPTをはじめとした誰でも利用ができる生成AIツールが企業内の現場業務に幅広く活用される一方で、「外部ツールを通じた情報漏洩」「ガバナンスの統制」「機密情報管理」といった懸念が顕在化しています。
■現代企業が抱える生成AIツール導入における課題(一例)
:ナレッジが属人化しており、社員間で情報共有が進んでいない
・業務が多忙で、顧客対応や社内問い合わせへの対応が後手に回っている
・AI導入に関心はあるが、どこから始めればよいかわからず停滞している
・システム導入後の利用定着が進まず、成果が出ていない
・人材不足により業務効率化や生産性向上が急務となっている
さらに日本企業内においてAI活用を活用させていくためには、バックオフィスや営業支援、ナレッジ検索などの自社データを取り使いながらのAI活用が必要不可欠です。
しかし自社データを取り扱うためには「セキュリティ担保」が必要となりますが、この点において情報システム担当者が一から構築を行ったり、膨大なコストを支払うことができる企業は限られています。
このような問題からアローサル・テクノロジーは、自社の重要なデータを保護しつつ、企業がAIの恩恵を最大限に受けるための解決策として「DAIJIN」を開発しました。
【DAIJINとは】
「DAIJIN」は、企業の業務や業種に応じたAI環境(AIエージェント+社内ナレッジ活用)を、インハウスで安全に構築するためのパッケージサービスです。
■主な特長
1. 業界標準「MCP」準拠で拡張性の高い構成
- MicrosoftやOpenAIが採用するModel Context Protocol(MCP)*¹に準拠し、社内の既存ツール・API・データベースと柔軟に連携可能です。
- ベンダーロックインを回避しつつ、将来的にも他AIエージェントとの連携にも対応します。
2. Microsoft Azure AI Foundry基盤での構築
- Microsoftが提供する統合AI開発環境「Azure AI Foundry」を用いることで、開発・運用・セキュリティを一貫して担保します。
- 高度なアクセス制御・ログ管理機能付きで、金融機関水準のセキュリティ要件にも対応可能です。
3. サイバーセキュリティ企業との連携による強固な設計
- MCPサーバーはMicrosoft公式認定済みのもののみを使用しています。
- 外部セキュリティベンダーと連携し、脆弱性チェック・構成診断も実施可能です。
4.他社と比較しても費用・納期は約1/2程度に抑えることが可能に
- 最短2週間からスタートできるスモールプランを用意しており、PoC(概念実証)から本格運用まで段階的に進められます。
- 他社では構築に3カ月以上・1,000万円超が一般的な中、導入コストと期間を半分以下に抑えながら、企業ニーズに最適化されたAI環境を実現します。
- すでにAzure環境を利用している企業は、よりスムーズかつコスト効率よく導入が可能です。
- 導入後もトレーニング・運用サポートが充実しており、システム担当者の負担も軽減されます。
*¹ Model Context Protocol (MCP)とは:AIモデルが様々なデータソースやツール(API、データベースなど)と効率的に対話するためのオープンスタンダードな規約(プロトコル)のことです。AIアプリケーションと外部リソース間の連携を標準化し、開発効率や拡張性を高めることを目的としています。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/75594/19/75594-19-1f63626148634ad8bc8e01a35ed90f4f-1758x850.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]DAIJINの構成例
【活用例と導入メリット】
DAIJINの活用例と導入メリットは以下のとおりです。
[表: https://prtimes.jp/data/corp/75594/table/19_1_600f4e0e71bab16ef4117d812e0f1249.jpg ]
詳細お問い合わせ先はこちら
https://www.arousal-tech.com/inquiry(https://www.arousal-tech.com/inquiry)
【代表取締役 佐藤拓哉のコメント】
「AI技術の進化は目覚ましいものですが、企業が真にその恩恵を受けるためには、セキュリティ整備が不可欠です。『DAIJIN』は業界標準技術と堅牢なプラットフォーム、そして徹底したセキュリティ対策を組み合わせることで、企業が安心して独自のAI戦略を推進できる環境を提供します。このサービスを通じて、日本企業のAI活用を新たなステージへと導きます。」
【アローサル・テクノロジー株式会社について】
アローサル・テクノロジー株式会社(AROUSAL Tech.)は、「AIの力で、世界を"わかりやすく"する」をパーパスに、AI導入/推進におけるリスキリング、コンサルティング、インテグレーション、メディア事業を展開しています。生成AIやLLM技術など最新のテクノロジーを活用して、個人・組織のDX/AXを支援しています。
2013年の創業以来、人工知能(AI)技術を主軸としたスマホアプリ、WEBサービス開発を行うシステムインテグレータとして成長してきました。特に、非エンジニアでもAIを使いこなせる研修サービスに注力し、10,000名を超える方々に研修を提供しています。
【会社概要】
社名 :アローサル・テクノロジー株式会社
代表 :代表取締役社長 佐藤 拓哉
本社所在地 :東京都港区北青山2-7-20 第2猪瀬ビル2F
会社URL :https://www.arousal-tech.com/
自社メディアURL :https://wa2.ai?utm_source=pr
設立年 :2013年9月
資本金 :1億円(準備金含む)
従業員数 :30名 ※業務委託・アルバイト含む(2025年3月時点)
事業内容 :AIを用いたDX推進・研修事業、自社オウンドメディア企画・運営事業
【報道関係者からのお問い合わせ先】
アローサル・テクノロジー株式会社
広報・PR担当 村上
TEL:03-4400-1287
E-mail:pr-marketing@arousal-tech.com