【Z世代のホンネ調査】アルバイトをしている大学生の95%が「103万の壁を超えないようにバイトをしている」と回答。
2025年4月18日(金)11時47分 PR TIMES
株式会社RECCOO(本社:東京都渋谷区、代表取締役:出谷 昌裕、以下、当社)が運営するZ世代に特化したクイックリサーチサービス『サークルアップ』は、最新のZ世代調査として「103万の壁」に関する調査レポートを発表します。今回の調査では103万の壁に関する意識を調査しました。なお、サークルアップを活用してZ世代の調査を行いたい場合、または調査結果を自社メディアの記事などに転載される場合は、こちらにお問い合わせください。
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■アルバイトをしている大学生、最も多かった平均月収は「8万円台」。
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近年、大学生の多くが学費や生活費の補填、また将来に向けたスキル習得を目的としてアルバイトに従事しています。一方で、収入が年間103万円を超えると、扶養控除から外れ、家族の税負担が増す「103万の壁」が存在し、働く時間と収入の調整に悩む学生も少なくありません。そのような状況の中で、今回の調査では「103万の壁」へのアルバイトをしている現役大学生の意識について調査しました。アルバイトをしている現役大学生は103万の壁についてどのような意見を唱えるのでしょうか。
まず、「月に平均どのくらい収入を得ているか」質問したところ、「5万円台」14%、「6万円台」14%、「7万円台」13%、「8万円台」16%、「10万円台」13%という結果 (10%以上得た選択肢のみ抜粋) を得ることができました。
■全体の26%が週平均「12時間以上18時間未満」バイトをしていると回答。
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次に、「週に平均何時間働いているか」質問したところ、最も多かった回答は「12時間以上18時間未満」(26%) でした。この結果を記事執筆に協力してもらってる学生ライターに伝えたところ、「私も週平均2日で6時間ずつ働いているから納得できた。扶養を気にすると週に12~18時間くらいしか働けないと思う。」と言っていました。
■アルバイトをしている大学生の95%は103万円の壁を超えずに働いている。
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続いて、「年に平均どのくらい収入を得ているか」質問したところ、24%の大学生が「90万円以上103万円未満」と回答しました。「103万円以上」収入を得ているのは全体の5%という結果から、アルバイトをしている大学生の95%は103万円の壁を超えずに働いていることが伺えます。
■アルバイトをしている大学生の57%が昨年時給が上がったと回答。
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さらに、「昨年、働いている職場で時給が上がったか」質問したところ、アルバイトをしている大学生の57%が「上がった」と回答しました。「具体的に何円時給が上がったか」質問したところ、多くの大学生が50~100円上がったと回答しました。
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最後に、「もし103万の壁が改善されたとして、現在の賃金に納得できるか」質問したところ、アルバイトをしている大学生の55%が「納得している」と回答しました。加えて、そのように回答した理由を募ったところ、以下のような賛否両論の意見が挙がりました。
・元々比較的時給が高い職場で働いているから。
・103万の壁に自分がそもそも辿り着けていないため、正直人ごと感がある
・103万の壁がなくなるなら、その分賃金もあげる必要があると思うから。
・時給は徐々に上がっているから、今で十分です。ただ沢山働きたいから上がらないと困る
本調査から、多くの大学生が「103万の壁」を意識しながら働き方を調整している現状が明らかになりました。物価や最低賃金の上昇が続く中で、この制度が若者の働き方やキャリア形成にどのような影響を及ぼしているのか、今一度見直す必要があるのかもしれません。
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実際に大学生のデータで確認すると、リアリティのある感覚が掴めます。
現在、注目を浴びているZ世代ですが、「Z世代は○○」など表面的な捉えられ方をされてしまうケースも多く見受けられます。そこで当社は、サークルアップを活用して、現役大学生のプロジェクトチームと共に、リアルな本音を発信する【Z世代のリアルなホンネ調査記事】を配信しています。
今回の調査結果の一部も、お問い合わせいただいた企業にローデータの提供をしています。
【調査概要】
・調査日:2025年2月11日
・調査機関(調査主体):サークルアップ運営(株式会社RECCOO)
・調査対象:アルバイトをしている大学1年〜4年の大学生
・有効回答数(サンプル数):300人
・調査方法:サークルアップのアンケートオファー
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