【MGCシリーズ】長野マラソン展望~春の信濃路から始まるマラソン年間王者決定戦~

2025年4月19日(土)13時46分 PR TIMES

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21年に創設されたJMCシリーズを継承したマラソン年間王者決定戦「MGCシリーズ」が、4月20日の「第27回長野マラソン」を皮切りにスタートする。
新シリーズ初年度となるMGCシリーズ2025-26は、25年3月10日〜26年3月のグレード1(G1)大会最終戦が対象期間。男子はG1レースの「第56回防府読売マラソン」「福岡国際マラソン2025」「第74回別府大分毎日マラソン」「大阪マラソン2026」「東京マラソン2026」を含む8大会、女子はG1レースの3大会を含む7大会が加盟(今後も追加予定)しており、今シリーズでチャンピオン(第109回日本選手権者)になると、26年10月に愛知・名古屋で開催されるアジア大会のマラソン日本代表に内定する。

MGCシリーズのパフォーマンスポイントは、これまでと同様にワールドアスレティックス(WA)が定めるスコアリングテーブルをもとに記録をポイント化した「記録ポイント」と、大会のグレードやWAラベルなどによって得点が異なる「順位ポイント」を算出し、その2つを合算して「パフォーマンスポイント」とする。長野マラソンはG3(男子のみ)大会となるので、順位ポイントは日本人1位が20ポイント、2位は10ポイント、3位が5ポイントとなる。

さらに28年のロサンゼルスオリンピックを見据えた日本代表争いもこのシリーズから始まる。ロサンゼルスオリンピックの日本代表選考レース「MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)」は27年秋に開催予定となっているが、この選考レースに出場するためには、MGCシリーズ2025-26およびMGCシリーズ2026-27で所定の条件を満たして出場権を獲得する必要がある。また、ロサンゼルスオリンピックの選考においては、新たに「MGCファストパス」という選考枠を設けており、MGCシリーズ(G1大会のみ)等において男子は2時間03分59秒、女子は2時間16分59秒を突破した記録最上位の選手が日本代表の1枠に内定することとなった。

2時間8分台の西と秋山が国内招待選手としてエントリー

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MGCシリーズ2025-26の男子初戦となるG3「第27回長野マラソン」は、2時間09分00秒以内の記録で日本人1位となれば、27年秋に開催予定のMGC出場権を獲得できる。 したがって今大会にエントリーしている選手は、2時間09分00秒という記録が設定の基準となるだろう。

国内招待選手には、自己ベスト2時間08分11秒の西研人(大阪ガス)と、2時間08分43秒の記録を持つ秋山清仁(愛知製鋼)がエントリーした。西は筑波大時代に同大学26年ぶりとなる箱根駅伝出場を果たし、1区で区間11位と足跡を残した。卒業後に大阪ガスへ入り、実業団5年目。フルマラソンは7回出場し、23年の大阪マラソンで自己ベストの2時間08分11秒をマークした。同年の長野マラソンでは、マイケル・ギザエ(スズキ)を抑えて2時間10分01秒で優勝している。また、今年2月の大阪マラソンでも2時間09分09秒とサブテンを記録しており、今大会は2時間9分以内で2年ぶりの優勝を手にして、MGC出場権を獲得したい。

一方、秋山は日体大時代に3年連続で箱根駅伝を走り、3、4年の時には山下りの6区で2年連続区間新&区間賞を獲得した。愛知製鋼で実業団9年目。昨年12月には10000mで28分38秒52と自己ベストを更新した。6回目のフルマラソンとなる今大会は、22年の福岡国際マラソンでマークした自己ベスト(2時間08分43秒)の更新を目指しながら、MGC出場権の獲得を狙いたい。このほか、今年2月の全日本実業団ハーフマラソンで1時間02分34秒をマークし、フルマラソンは2時間10分33秒の小森稜太(NTN)や、ハーフマラソン1時間01分46秒、フルマラソン2時間11分29秒の自己記録を持つ角出龍哉(愛知製鋼)、元旦のニューイヤー駅伝で5区を担い、フルマラソンは2時間14分53秒の辻村公佑(大阪ガス)らがエントリーしている。まずはサブテンを狙うレースとなるか。また、ニューイヤー駅伝でアンカーを務めた高畑凌太(大阪ガス)、同じくアンカーで区間6位だった永山博基(住友電工)、6区を担った高木登志夫(サンベルクス)らが初マラソンに挑む。ハーフマラソンは高畑が1時間03分09秒、高木は1時間05分04秒という記録を持っている。

大会新記録でMGC出場権の獲得なるか

長野マラソンは98年の長野オリンピック(冬季)翌年から始まった市民マラソン大会で、男子の大会記録は第14回大会にフランシス・キビワット(ケニア)が出した2時間09分05秒となっている。今大会、MGC出場権を懸けて2時間09分以内の記録が出れば、大会新記録の誕生ということになる。日本人選手の2時間8分台に期待が高まる。

コースは最高地点が標高383m、最低地点が340mで、高低差は43mと比較的平たんな設定。長野市の長野運動公園から善光寺方面へ進み、5km過ぎに最高地点383mを迎え、中間点を過ぎてからは平たんで見通しの良い直線が続き、フィニッシュ地点となる長野オリンピックスタジアムへ向かう42.195kmだ。

大会のスペシャルゲストは、シドニーオリンピック女子マラソンの金メダリスト、高橋尚子さん。このほかゲストランナーとしてモデル・タレントの西谷綾子さん、大阪世界選手権で女子マラソン日本代表となった嶋原清子さん、競歩で3大会連続オリンピックに出場し、北京オリンピック50km競歩で日本人初の7位入賞を果たした山崎勇喜さんが招待された。

第27回長野マラソンは、4月20日(日)8時30分スタート。自然に囲まれた信濃路に約1万人のランナーが集う。


【大会概要】

大 会 名 :第27回長野マラソン
開催日程:2025年4月20日(日)
コ ー ス :長野マラソン長距離競走路(日本陸連公認、AIMS公認)
     スタート 長野運動公園(長野市吉田)
     フィニッシュ 長野オリンピックスタジアム(長野市篠ノ井東福寺)
ハッシュタグ:#長野マラソン #MGCシリーズ

■公式HP
https://www.naganomarathon.gr.jp/
■大会要項
https://www.naganomarathon.gr.jp/information
■エントリーリスト
https://www.naganomarathon.gr.jp/invited

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/25141/669/25141-669-a6bd3c954d27449d027dc783e1e312f0-1050x300.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
【MGCシリーズ】概要:https://www.mgc42195.jp/
【MGCシリーズ】シリーズポイント:https://www.mgc42195.jp/news/article/21239/#point
【MGC】MGCファストパス:https://www.mgc42195.jp/news/article/21240/#fastpass


◆【2027年秋開催!MGC】進出条件など
https://www.mgc42195.jp/news/article/21240/
◆2025年3月10日スタート!MGCシリーズ シリーズ概要
https://www.mgc42195.jp/news/article/21239/

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