中国の「純電気自動車」スタートアップ企業が直面する厳しい現実

4月20日(月)6時0分 ダイヤモンドオンライン

バイトンのMーByte(全長4875mm/航続距離は430~550km) Photo:picture alliance/gettyimages

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BEV専業の新興メーカー

バイトンがM—Byte発表


 中国のスタートアップ(新興)企業はIT(情報通信)やシェアリングサービスなどの分野で新しいビジネスを展開している。新興経済大国中国では現在でも“早い者勝ち”である。その好例は百度(バイドゥー)や阿里巴巴(アリババ)集団。一気にグローバル企業に成長した。自動車分野ではBEV(バッテリー電気自動車)専業の新興メーカーが育った。


 その1社、バイトン(拜騰)は1月、米国ネバダ州ラスベガスで開催されたCES(コンシューマーズ・エレクトリック・ショー)で米市場用BEV、M —Byteを発表した。販売価格は4万5000ドルからで、2021年に米国に輸出を開始する予定だという。


 バイトンは17年に元BMWと日産の中堅幹部が香港で立ち上げた会社である。コンセプトカーのM—Byteは2018年のCESで初公開された。それから2年を経て量産車の披露になった。量産が可能になった背景は、中国の最大手国営自動車メーカー、FAW(第一汽車集団)の資金援助がある。バイトンは当初、独自に資金を集めて設計の煮詰めや試作などを行っていたが、工場建設までには至らなかった。18年にFAWの援助を得て、工場は南京市に建設された。


 中国政府がNEV(新エネルギー車)普及構想を打ち出したのは10年ごろだった。BEVとPHEV(プラグイン・ハイブリッド車)を普及させ、中国が車両電動化の世界中心になることを狙った政策で、いち早くこの両方を市販したのは電池メーカーのBYDが興したBYDオートだった。15年以降、中国ではBEVスタートアップ企業が数多く生まれた。





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