ミャンマー地震被害に対する国際緊急援助隊・医療チーム一次隊が帰国しました

2025年4月21日(月)12時46分 PR TIMES

〜現地支援の様子や診療実績などを報告〜

3月28日にミャンマー連邦共和国(以下、ミャンマー)で発生した地震の被害を受け、外務大臣の派遣命令の元、独立行政法人国際協力機構(JICA)は、国際緊急援助隊(JDR)医療チームを現地に派遣しています。4月2日(水)に羽田空港を出発した一次隊は、現地マンダレーでの11日間の活動を終え、4月17日(木)に帰国しました。

羽田空港にて執り行われた解団式において、矢間秀行(やざま ひでゆき)団長(外務省 大臣官房総務課公文書監理室)は、「4月3日にマンダレーに入り、4月14日までに約1,200人の診療を行いました。連日40度を超す猛暑の中での活動でしたが、きめ細かく、質の高い医療と、私たち日本人の心を届けるミッションは達成できました」と、現地での活動について報告しました。中森知毅(なかもり ともき)副団長(独立行政法人 労働者健康安全機構 横浜労災病院)は、記者団に対して「現地では災害に起因する外傷患者は減少しつつありますが、これから雨期が始まります。まだ余震が続いているので屋外で過ごす人々も多く、雨が続く中で健康で過ごせるかどうか非常に心配しています」と語りました。

なお、12日(土)に出発した二次隊は、14日(月)にマンダレーに入り、一次隊から引継ぎ、診療活動を行っています。
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■独立行政法人国際協力機構(JICA)について
JICAは、開発途上国が直面する課題を解決するため、技術協力、有償資金協力、無償資金協力など日本の政府開発援助(ODA)を一元的に担う二国間援助の実施機関で、150以上の国と地域で事業を展開しています。 国際社会の課題は日本とも密接に関係しています。国内外のパートナーと協力してそれらの解決に取り組み、世界の平和と繁栄、日本社会の更なる発展に貢献します。 詳しくは https://www.jica.go.jp/index.html をご覧ください

■国際緊急援助隊(JDR)について
国際緊急援助隊(JDR)は、海外で大規模な災害が発生した際、緊急支援を行うため日本政府の決定に基づき派遣されるチームで、JICAはその事務局を担っています。災害時の医療ケアを担う医療チーム、捜索救助を担う救助チーム、感染症の流行に対応する感染症対策チームのほか、災害地のニーズに合わせて組織される専門家チーム、輸送や支援活動を行う自衛隊部隊などの派遣類型があり、頻発・激甚化する災害に迅速に対応しています。救助チームは2010年、国連の国際捜索救助諮問グループ(INSARAG)により、最も高度な救助活動ができる「ヘビー級」の国際認証を、また医療チームは2016年、世界保健機関(WHO)により、専門的・組織的な緊急医療が可能なチームとして「EMTタイプ2」の国際認証を受けています。
公式X(旧Twitter): https://x.com/jdr_secretariat

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