紀伊国屋書店、「啓文堂書店」運営会社の全株式を取得発表 屋号も順次変更にSNS驚き「なんだかさみしい」
2025年4月22日(火)11時38分 J-CASTニュース
紀伊国屋書店(東京都新宿区)と京王電鉄(東京都多摩市)は2025年4月21日、「啓文堂書店」を展開する京王電鉄の子会社・京王書籍販売の全株式を、紀伊国屋書店に譲渡する契約を結んだと発表した。
屋号・商号は順次変更するとしており、SNSでは驚きの声が寄せられている。
「これまで以上に地域の発展に貢献できるよう」
発表によると、契約締結は21日。6月30日から紀伊国屋書店は京王書籍販売を「紀伊國屋書店グループの一員として運営」していくという。「商号および屋号については、今後、順次変更する予定」と発表した。
「紀伊國屋書店の持つ経営資源やサービス基盤を活かすことで京王線沿線の価値を高め、これまで以上に地域の発展に貢献できるよう取り組んでまいります」とした。
京王書籍販売は1975年に創業。京王線沿線を中心に「啓文堂書店」を展開してきた。発表時点での店舗数は20店舗。
一方、紀伊国屋書店は1927年創業の老舗の書店だ。全国70超の店舗のほか、大学などの施設の職員・学生向けのブックセンターや、ニューヨークやサンフランシスコなど海外の店舗も展開している。
Xではこの発表に、「うお啓文堂なくなるのか」「これは衝撃」「啓文堂の名前が無くなってしまうのは非常に残念」「なんだかさみしい...」など、驚きの声が寄せられている。