「一緒に頑張ろうニャ~」すかいらーく猫型配膳ロボ、従業員とも会話にXほっこり 「親近感」持てるセリフを実装
2025年4月22日(火)16時10分 J-CASTニュース
すかいらーくグループの飲食店で導入している猫型配膳ロボット。「ご注文ありがとうニャン」と料理を運ぶ愛らしい姿が好評を博しているが、SNSでは猫型配膳ロボットと従業員との会話にも注目が集まっている。
「猫ロボの為だけにガストでバイトしたいかも」
プレスリリースによると、猫型配膳ロボットは2021年8月からすかいらーくグループで運営する飲食店「ガスト」「バーミヤン」「しゃぶ葉」などで順次導入。22年12月には全国約2100店舗に3000台を導入したと発表した。
猫型配膳ロボットは、スムーズに料理を運べる機能性とその愛らしい姿から好評を博したほか、頭をなでると喜んだり怒ったりと反応する仕様も「かわいい」と話題になった。
そんな猫型配膳ロボットだが、実は利用客だけでなく従業員とも「行ってくるにゃん!」などの会話をしているとして、SNSで注目を集めた。「ほっこり」「癒される」「猫ロボの為だけにガストでバイトしたいかも」といった反響が寄せられた。
従業員とはほかにはどのようなやり取りをしているのだろうか。
21日にJ-CASTニュースの取材に応じた、すかいらーくホールディングス広報室の担当者は、「オープン時起動する際の『ハロー!今日も元気に、一緒に頑張ろうニャ〜』や配膳開始時の『お料理ありがとう!』」といった会話パターンがあると明かし、
「ともに働く仲間として従業員が親近感を持てるようなセリフが多くラインナップされております」
と説明した。
バーミヤンでは中国語、ジョナサンではイタリア語も実装
猫型配膳ロボットは、ブランドによっても話す言葉に違いがあるようだ。
17日には中華レストラン「バーミヤン」の公式Xが、「うちのネコロボは中国語を喋ります」と明かし、「聞いたことない......。 聞きたいな!!!」「你好謝謝再見言ってますね 他にもあるのかな?」といった反響が寄せられた。
これについて前出の担当者は、「台湾フェアなど親和性の高いフェア実施時の期間限定で実装しております」と説明。「猫ロボの衣装も台湾風にラッピングするなど、より臨場感のあるフェアをお楽しみいただく目的」だったと明かした。
ほかにも、ファミリーレストラン「ジョナサン」では、期間限定のイタリアンフェアで「チャオ」などのイタリア語を話す仕様を実装し、衣装ラッピングも実施したという。