6割以上の会社員が業務の中で生成AIを活用していないと回答「セキュリティ面」「社内体制の構築」がハードルに

2025年4月23日(水)12時47分 PR TIMES

〜株式会社SHIFT AI、業務におけるAI活用実態調査を実施〜

「日本をAI先進国に」を掲げAIのビジネス活用を学べる利用者数No.1※のAI大学「SHIFT AI」を運営する株式会社SHIFT AI(東京都渋谷区、代表取締役 木内翔大、以下 当社 )は、全国の会社員の男女25〜69歳の300名を対象に、業務におけるAI活用実態調査を実施しました。

調査の結果、業務の中で生成AIを活用していると回答した会社員は4割未満となり、6割以上の会社員が業務の中で生成AIを活用していないと回答しました。その理由として、「セキュリティ面に不安」「社内体制の構築が必要」など、ハードルとなる理由も挙げられました。一方、活用していると答えた方の多くは、企業内の課題として「人手不足への対応」を挙げており、有効求人倍率の高まりを背景に、生成AIを活用したい業務は「業務プロセスの自動化」、理想的な生成AIに関する研修内容は「生成AIの基本概念と仕組みの理解」となっています。
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◼️調査結果サマリー
・6割以上の会社員が業務の中で生成AIを活用していないと回答
・ハードルとなるのは「セキュリティ面」「社内体制の構築」に
・生成AI活用に至った企業内の課題は「人手不足に対応したい」が最多
・生成AIを活用したい業務は「業務プロセスの自動化」
・理想的な生成AIに関する研修内容は「生成AIの基本概念と仕組みの理解」

◼️調査概要
・調査期間:2025年3月14日〜24日
・調査手法:インターネット調査
・調査地域:全国
・調査対象:会社員の全国25〜69歳の男女
・サンプル数:300人
・調査会社:アイブリッジ株式会社

◼️調査詳細
Q. 自社業務において、生成AIをどのくらい使用していますか?(単一回答:n=300)
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会社員の全国25〜69歳の男女300人を対象に、現在自社業務において生成AIをどのくらい活用しているかを聞いたところ、「日常的に使用する」と回答した方はわずか7.6%となり、「関心はあるが使用していない(29.3%)」「関心なし(32%)」と回答した方の合計は61.3%となりました。Chat GPTをはじめ多くの生成AIが登場し、多くのメディアで取り立たされている昨今、実際に使用した経験のある方は過半数にも満たず、業務で日常的に生成AIが活用されている割合は1割にも満たない結果となりました。


Q. 生成AI活用に至った、企業内での課題を教えてください。(複数回答可:n=116)
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前問で、業務において生成AIを「日常的に使用する」「時々使用する」「試しに使用したことがある」と回答した方を対象に、生成AI活用に至った企業内での課題について聞いたところ「人手不足に対応したい(38.7%)」と回答した方が最も多い結果となりました。また、「サポート対応を改善したい(36.2%)」「データ分析に時間がかかる(35.3%)」等の回答も多い結果となりました。


Q. 業務へのAI導入に対して、ハードルとなることを教えてください。(複数回答可:n=300)
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業務へのAI導入に対して、ハードルとなることについて聞いたところ、「セキュリティ面で不安が残る(25%)」が最も多い結果となり、背景に企業の機密情報や個人データの流出リスクが懸念されていることが明らかとなりました。そのほか「個々人の生成AIスキルがまちまちである(24.3%)」「導入する社内制度が整っていない(22.3%)」等の回答が上位となり、企業内でのスキルギャップや社内制度の構築に時間を要すると考えられていることが、企業におけるAI導入の足かせになっていることが分かりました。

Q. どういった業務に生成AIを活用したいと考えていますか?(複数回答可:n=300)
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生成AIを業務の中に活用する場合、どのような業務に生成AIを活用したいかを聞いたところ、「業務プロセスの自動化(39.3%)」が最も多い回答となりました。レポート作成の補助やカスタマーサポートの自動化、データ分析の高速化など、AIの強みであるデータ処理や業務効率化が期待されていることがわかりました。また「データ分析とインサイト抽出(31%)」も多い回答となり、膨大なデータから有益な情報を素早く抽出し、意思決定の精度を向上させたいというニーズが高いことを示しています。合わせて、文書作成やタスク管理、カスタマーサポートの自動化など、業務効率化を期待する声が多いことから「生産性向上のためのサポート(23.3%)」も上位の回答となりました。

Q. 生成AIに関する研修を受けるとしたら、どのような内容が理想的ですか?(複数回答可:n=300)
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生成AIに関する研修を受ける場合、どのような内容が理想的かを聞いたところ、「生成AIの基本概念と仕組みの理解(37.6%)」が最も多い回答となり、まずはAIの動作原理や基本的な概念を知ることが重要視されていることが分かりました。合わせて「生成AI活用方法とプロセス(36%)」「実際の業務への応用例と事例紹介(32%)」も上位の回答となり、実際の業務でどのようにAIを導入し活用するのか、具体的な手順の理解や成功事例を学び、業務にどのように適用できるかを把握したいというニーズが高まっていることがわかりました。


◼️調査結果のまとめ【業務におけるAI活用実態調査】
今回の結果から、多くのメディア等を通して生成AIの認知度は高まっており期待を寄せている企業は多い一方で、多くの企業では生成AIの導入が進んでいない現状が明らかとなりました。その背景にはAIの精度や信頼性に関する懸念もあり、特にセキュリティやデータ保護の観点から導入を躊躇する企業も多いことがわかりました。生成AIに関するスキル格差が社内で発生する場合、一部の従業員だけが活用できる状況では組織全体の生産性向上にはつながりにくいという課題もあります。


業務においてAIの活用を進めるためには、個人のスキル向上だけでなく、組織全体での知識共有や戦略的な活用計画の策定が不可欠です。そのため、「データ分析の活用強化」「生産性向上のための支援」「基礎知識と応用力」などを養う必要があり、AIに関する教育の充実や、具体的な業務適用例の共有が重要となります。組織全体でのスキル格差を解消し、誰もがAIを活用できる環境を整えることが、企業の競争力強化につながると考えられます。


【会社概要】
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株式会社SHIFT AIは、「日本をAI先進国に」というビジョンのもと、生成AIをはじめとするAI技術のビジネス活用を学べる、利用者数No.1※のコミュニティ「SHIFT AI」を運営しています。会員数は1万4,000人を超え、法人向けのリスキリング支援サービス「SHIFT AI for Biz」や、教育機関向けの「SHIFT AI for School」など、幅広い分野でAI人材の育成を推進。さらに、独自メディア「SHIFT AI Times」の運営をはじめ、情報発信・研修・イベントを通じて、個人と組織の成長を支援し、日本全体のAI活用を加速させています。

社 名  株式会社SHIFT AI
所在地  東京都渋谷区渋谷2丁目24-12 渋谷スクランブルスクエア
代表者  代表取締役 木内 翔大
設立年月 2022年3月18日
資本金  8,300万円(資本準備金含む)
事業内容 コンサルティング / コミュニティ運営 / Youtubeチャンネル運営 / スクール運営
URL:https://shift-ai.co.jp/ (https://shift-ai.co.jp/)

※利用者数No.1
GMOリサーチ&AI株式会社調べ
■調査項目/調査時点(2025年2月)における累計登録者数
■調査対象/企業が運営するAI活用事例や実践ノウハウなど、ビジネス目的でのAI活用に関する講義を提供するコミュニティサービスを対象とし、講義を行わないネットコミュニティや個人運営のコミュニティ、ビジネス目的以外のコミュニティサービスは対象外とする

【代表取締役 木内 翔大について】
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木内 翔大(きうち しょうた)
株式会社SHIFT AI 代表取締役 / 一般社団法人生成AI活用普及協会 協議員 / GMO AI&Web3株式会社 AI活用顧問 / GMO AI&ロボティクス商事 AI活用アドバイザー


フォロワー数 11.2万人 (2025年4月現在)
「日本をAI先進国に」をテーマに生成AIについて発信。
URL:https://x.com/shota7180

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