「こどもの日」を前に、“すべての子どもが輝ける場所”を考える ボーネルンドが次世代型フリースクールを開講

2025年4月28日(月)13時0分 Digital PR Platform


「あそび」から生まれる「学び」のかたち

5月5日は子どもの健やかな成長を願う「こどもの日」です。こども家庭庁が公表した「令和6年版 こども白書」によると、「自分自身に満足している」と答えた若者(13〜29歳)は57.4%にとどまり、他の先進国と比較すると自己肯定感が約20ポイント低い水準にあります※1。また文部科学省によると、不登校の児童の増加傾向は止まらず、令和5年度の調査では小学生で約13万人、中学生とあわせて約34.6万人にのぼります※2。こうした背景を受けて、文部科学省は「子どものウェルビーイングの確保」を教育振興基本計画の柱に掲げ、子ども一人ひとりの多様な学びを支える環境づくりを進めています。

※1 令和6年版 こども白書
※2 令和5年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について


【子どものウェルビーイングとは何か 】
ウェルビーイングとは「幸福」「健康」を意味し、肉体的・精神的・社会的にすべてが満たされた状態を指します。OECD(経済協力開発機構)は、教育におけるウェルビーイングを「生徒が幸福で充実した人生を送るために必要な、心理的、認知的、社会的、身体的な働きと潜在能力」と定義しています。

ウェルビーイングが教育において注目されるようになった背景には、経済的な豊かさだけでなく、個人それぞれの「幸せ」を大切にする世界的な傾向があります。日本でも、令和5年度〜9年度の第4期教育振興基本計画において「ウェルビーイングの向上」が計画の柱に据えられ、国を挙げて教育の視点からウェルビーイングの実現を目指しています。


【ウェルビーイング=幸せな人生をミッションとしたフリースクール、PLAY CUBE 】


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このような中、ボーネルンドは、「安心できる居場所」と「多様な学びの場」を提供したいという思いから、大阪・うめきた公園にある「BorneLund PLAY CUBE(ボーネルンド プレイキューブ)」(以下:PLAY CUBE)にて、この4月に「次世代型フリースクール」を開講しました。

PLAY CUBEは、『あそびを原動力にして「成功」より「幸せ」な人生を』をミッションとしています。「心の動く出会い(プロとの出会い/本物体験)」を提供することで子どもたちの好奇心を触発し、数多くの選択肢から自分の心が動くことを自ら選び、楽しく遊ぶことでまた次の意欲が生まれる。あそびから生まれるこのサイクルこそが「自分らしい人生を生きる」ことであり、幸福な人生=ウェルビーイングへと繋がっていきます。PLAY CUBEは子ども自身の「やってみたい」「知りたい」という気持ちを大切に、子どものこころが動く「あそび」を核に据え、新たな学びを提供する「次世代型フリースクール」です。


【あそびを原動力に、自分らしい人生を 】


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好奇心をくすぐるテーマや人との出会いをきっかけに、子どもたちは心が動くことを自ら選び、夢中になって遊びながら、心と体で体感していきます。この「出会い・選択・あそび」のサイクルを通して、子どもたちは喜びや楽しさ、ときには悔しさなど様々な感情を味わい、自分自身や他者との違いを知ります。こうした体験の積み重ねが、意欲・粘り強さ・自己肯定感・コミュニケーション力といった非認知能力の成長につながり、「自分らしさ」に気づき、他者を尊重する力へと広がっていくと考えています。


【個性と主体性を大切に。「あそび」の中にある「学び」のプログラム 】


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PLAY CUBEには教科の時間割はありません。毎朝の「みんなタイム」でその日の過ごし方を子ども自身が考え、仲間との対話を通じて一日の活動を組み立てていきます。

「〇〇探検隊」「なりきり〇〇」「チャレンジ企画」など、さまざまな探求型プログラムから、子どもたちは「やってみたい」あそびを自分で選びます。興味があるテーマを深めたり、新しいことに挑戦したり、仲間と協力したりすることで、多様な学びを実現します。また各界で活躍するプロフェッショナルと出会う「本物体験」もアレンジ。日々のあそびと学びから地続きとなる、社会とのリアルなつながりを体感できる機会をつくります。こうした活動には、国語・算数・理科・社会などの教科横断的な学びが含まれており、試行錯誤して遊びながら体感することで、深い学びとして身についていきます。


あそびの中に学びがある 活動例


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①くらやみ探検隊
 光と影の色あそび

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 ・暗闇で光を照らして生まれる現象を観察する
 ・光を通す・通さないものの光の進み方を試す
 ・自分が光で照らしたい素材や色を選ぶ・作る


②シアターなりきり脚本家体験

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 ・実在する地域の情報を活かして場面を設定
 ・物語の構成要素を知り、お話を創作する
 ・遊びながら創ることで想像力を広げていく



【開講後のいま、PLAY CUBEで起こっていること 】


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2025年4月8日、PLAY CUBEは第一期生として6人の子どもたちを迎えました。入学式は、子どもたちの意見により「PARTY」と題して開催。出席する大人を歓迎する気持ちを込めて子どもたちが作ったのは「お化け屋敷」でした。子どもたちは、思い思いの服に身を包み、お化けになりきって大人をもてなしました。

子どもたちは貪欲に遊びながら、「手形で国旗をつくるクイズ」といった新しいあそびも自ら生み出しています。子ども同士やプレイリーダーとの距離も日を追うごとに近づき、1週間もたたないうちにお互いを思いやる心や未来を楽しみにする気持ちが芽生え始めています。

◆PLAY CUBEに通う1年生の母親の感想
毎日をとても楽しんでいます。幼稚園の後半は発表会や卒園式が続き、とても辛そうでした。いまは行き渋りも見られず、「楽しいしかない」という印象です。1日をどんな風に過ごしたか、お迎え時に先生やプレイリーダーのみなさんが、写真等を使って詳しくレポートしてくださるのですが、そこで見る子どもの姿がとにかく楽しそうで。これからの学びが楽しみです。


【あそびと学びを支える、経験豊かなスタッフ 】


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子どもの発達やあそび、学びに造詣の深いスタッフが、子ども達に日々深く関わっています。企画から施設運営までを担うPLAY CUBEリーダー・池田健二を筆頭に、ボーネルンドのあそび場で活躍してきたプレイリーダー、さらに共育アドバイザーとして元・大阪教育大学附属平野小学校の元副校長・岩﨑千佳と、同校で教員を務めた坂田紘子が参画。それぞれの専門性を生かし、子どもの学びと育ちを支えていきます。



◆ 共育アドバイザー・岩﨑千佳の思い


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いままさに「子どもにとって必要な学びとは何か」を問い直す時期がきていると考えています。資質や能力さえ身につければ良い人生を創っていける、と言われがちですが、心が生きているからこそ人生が豊かになる。それを長年学校現場で痛感してきました。心を育むには、体でも心でも感じる「体感」が大事です。

ここでは何かの力を身につける授業ではなく、いろんな体感を味わうための「あそび」が大きな柱になっています。嬉しい・楽しい・悲しい・悔しいという感情を心でしっかり味わうことで、子どもはアンテナが働いて、自ら選べるようになります。あそびを通じた「体感」の積み重ねが、子どもたちの「自分らしさ」や「未来を生き抜く力」につながると信じています。PLAY CUBEは「自分で人生を創っていく」ための土台を育む場所。そして大人もそうした考えにシフトしていくことが大事です。
そうした場をともに作っていきたいと思います。

岩﨑千佳
PLAY CUBE共育アドバイザー。元・大阪教育大学付属平野小学校副校長。文部科学省研究開発指定校として新教科「未来そうぞう科」を仲間と創設。退職後、子どもがつくる大人を育てるオルタナティブスクールの立ち上げや公立小の校内研究の指導助言、立命館大学や大阪教育大学にて教鞭を取る等、「教育探究家」として活動中。常に子どもを真ん中に据え、一人ひとりが「生まれてきてよかった」と思える世界づくりを追究している。


【「次世代型フリースクール」概要 】
【施 設 名】 BorneLund PLAY CUBE(ボーネルンド プレイキューブ)
【所 在 地】 グラングリーン大阪 うめきた公園ノースパーク内(大阪府大阪市北区大深町)
【対 象 年 齢】 小学生(1年〜6年生)

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【利 用 時 間】 平日09:30〜15:30
【公式サイト】https://playcube.bornelund.co.jp/school/entry/
※認可外の施設のため、公立小学校に籍をおいてご利用いただきます。
※アフタースクールのプログラムもあります。


本件に関するお問合わせ先
TEL:0120-358-518(月〜金 10:00〜17:00)

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