【BS-TBS】「報道1930」が第62回ギャラクシー賞テレビ部門奨励賞を受賞
2025年4月30日(水)16時46分 PR TIMES
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平日よる7時30分〜生放送の報道番組「報道1930」が第62回ギャラクシー賞選考にて、テレビ部門奨励賞を受賞しました。
受賞対象となったのは、2025年3月10日(月)放送回の『戦後80年 東條英機に最高額“命の値段”に格差 国民には「受忍」』。
放送内容は「1945年3月10日、東京の下町が火の海と化した。10万人が犠牲となった東京大空襲から今年で80年が経とうとしている。これまで、軍人には60兆円の恩給が支給されてきたにも関わらず、犠牲になった民間人には補償がされてこなかった・・。また、軍人の恩給には階級によって補償額に差があり“命の値段”に格差がうまれている。一方で、同大戦の敗戦国のイタリア・ドイツでは民間人への補償が分け隔てなく行えている。この差はどこからうまれるのか?戦後80年が経とうとする中で、解決されていない大きな問題の一つ、“補償の格差”について、犠牲者遺族への取材を通して考えていく。」というもの。
賞授賞式は6月上旬開催予定。
【ギャラクシー賞とは】
ギャラクシー賞は、放送批評懇談会が日本の放送文化の質的な向上を願い、優秀番組・個人・団体を顕彰するために、1963年に創設。審査は放送批評懇談会会員から選ばれた選奨事業委員会が担当する。賞の決定を第三者に委託する顕彰制度が多いなか、ギャラクシー賞は、放送批評懇談会の会員が一貫して審査にあたり、賞の独立性を維持しつづけている。
現在、ギャラクシー賞はテレビ、ラジオ、CM、報道活動の四部門制をとっており、毎年4月1日から翌年3月31日を審査対象期間と定め、年間の賞を選び出す。
【番組情報】
番組名:「報道1930」
放送日時:毎週月曜日〜金曜日よる7時30分〜8時54分
【メインキャスター】松原耕二
【サブキャスター】月:斉藤初音(CBCアナウンサー)、火:近藤夏子(TBSアナウンサー)、水:上村彩子(TBSアナウンサー)、木:篠原梨菜(TBSアナウンサー)、金:森田絹子(HBCアナウンサー)
【コメンテーター】堤伸輔(フォーサイト元編集長)
★★★受賞した放送内容の企画主旨★★★
2025年3月10日(月)放送
『戦後80年 東條英機に最高額“命の値段”に格差 国民には「受忍」』
戦後80年。東京大空襲があったこの日に私たち“報道1930”が伝えたかったのはいまだに国から受忍を強いられている人々がいることでした。被害を受けたことへの補償はゼロ。しかしその一方で日本を戦争に導いたA級戦犯とその家族・遺族には最も高額の恩給が行われているのはなぜなのか…国内取材だけでなく海外のケースと照らし合わせることで日本がいかに80年前の戦争を検証して来なかったのか、そしてそれをあえて怠ってきたのでないかという疑念が生まれました。1000ページに及ぶ資料を読み込み、苦しみを国民に受忍させる日本の本質に迫ります。「国の命令を聞いた真面目な人間がみな死んで行った戦争だった」という昭和史を研究する保阪正康さんの言葉は胸に迫ります。